23日の中国本土市場概況:上海総合1.3%高で6日続伸、銀行セクターが相場けん引
[18/01/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
23日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比45.14ポイント(1.29%)高の3546.50ポイントと6日続伸した。約2年1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。上海A株指数も上昇し、47.49ポイント(1.29%)高の3714.80ポイントで取引を終えた。
企業業績の拡大が好感される展開。中国財政部は22日、国有企業・国有持株会社(金融関連は含まず)の17年利益総額が前年比23.5%増の2兆8985億9000万人民元(約50兆円)に達したと発表した。伸び率は16年の1.7%から大きく加速している。人民元高の進行も追い風。中国人民銀行(中央銀行)は23日、人民元レートの対米ドル基準値を連日で元高方向に設定した。この日の上海外国為替市場では、人民元相場が15年12月以来の元高・ドル安水準で推移している。
大型株が主導し、指数は上げ幅を徐々に広げた。上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は、前日比1.5%高の3176.50ポイントと約2年7カ月ぶりの高値で終了。過去最長となる18連騰を記録した(累計上昇率は11.9%)。
銀行株が相場をけん引。中国銀行(601988/SH)が6.4%高、中国工商銀行(601398/SH)が4.5%高で引けた。不動産株も上げが目立つ。金地集団(600383/SH)が3.2%上昇している。資源・素材株、自動車株、インフラ関連株、消費関連株、ITハイテク関連株なども買われた。
一方、外貨建てB株の相場は値下がり。上海B株指数が2.35ポイント(0.68%)安の344.10ポイント、深センB株指数が2.77ポイント(0.23%)安の1216.93ポイントで終了した。
【亜州IR】
<CS>
企業業績の拡大が好感される展開。中国財政部は22日、国有企業・国有持株会社(金融関連は含まず)の17年利益総額が前年比23.5%増の2兆8985億9000万人民元(約50兆円)に達したと発表した。伸び率は16年の1.7%から大きく加速している。人民元高の進行も追い風。中国人民銀行(中央銀行)は23日、人民元レートの対米ドル基準値を連日で元高方向に設定した。この日の上海外国為替市場では、人民元相場が15年12月以来の元高・ドル安水準で推移している。
大型株が主導し、指数は上げ幅を徐々に広げた。上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は、前日比1.5%高の3176.50ポイントと約2年7カ月ぶりの高値で終了。過去最長となる18連騰を記録した(累計上昇率は11.9%)。
銀行株が相場をけん引。中国銀行(601988/SH)が6.4%高、中国工商銀行(601398/SH)が4.5%高で引けた。不動産株も上げが目立つ。金地集団(600383/SH)が3.2%上昇している。資源・素材株、自動車株、インフラ関連株、消費関連株、ITハイテク関連株なども買われた。
一方、外貨建てB株の相場は値下がり。上海B株指数が2.35ポイント(0.68%)安の344.10ポイント、深センB株指数が2.77ポイント(0.23%)安の1216.93ポイントで終了した。
【亜州IR】
<CS>