29日の香港市場概況:ハンセン0.6%安で反落、保険セクターさえない
[18/01/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
週明け29日の香港市場は値下がり。主要51銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比187.23ポイント(0.56%)安の32966.89ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が64.37ポイント(0.47%)安の13659.59ポイントとそろって反落した。売買代金は1916億3200万香港ドルに拡大している(26日は1799億5000万香港ドル)。
本土系主力株が売りに押されるなか、投資家のセンチメントが悪化する流れ。ハンセン指数構成銘柄の中国平安保険(2318/HK)が2.9%安、中国人寿保険(2628/HK)が2.1%安で引けた。前場は底堅く推移していたものの、中盤から売りが徐々に増えている。
中国の不動産セクターも安い。碧桂園HD(2007/HK)が3.9%、中国恒大集団(3333/HK)が3.8%、広州富力地産(広州R&Fプロパティーズ:2777/HK)が3.6%、雅居楽集団HD(3383/HK)が2.5%ずつ下落した。
ハイテク関連セクターもさえない。光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が4.8%安、小型電子部品メーカーの瑞声科技HD(AACテクノロジーズ:2018/HK)が3.7%安、ICパッケージング・テスティング機器最大手のASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が3.3%安、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.3%安と値を下げた。
半面、「供給サイド改革」関連の素材セクターは高い。鉄鋼の重慶鋼鉄(1053/HK)が11.5%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が4.0%、セメントの中国中材(1893/HK)が3.6%、中国建材(3323/HK)が3.4%、非鉄の中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が2.3%、江西銅業(358/HK)が2.2%ずつ上昇した。重慶鋼鉄に関しては、17年通期業績の黒字転換見通しが刺激材料となっている。同社の純資産はプラスに転じ、債務超過を解消する見通しという。これにより、同社A株の上場廃止は回避されるとみられている。
石炭セクターは急伸。エン州煤業(1171/HK)が7.7%高、中国中煤能源(1898/HK)が5.7%高、内蒙古伊泰煤炭(3948/HK)が5.1%高、中国神華能源(1088/HK)が4.0%高と値を上げた。
一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.99%安の3523.00ポイントで取引を終えた。保険株が下げを主導。銀行株も総じて安い。ITハイテク関連株やバイオ医薬関連株、インフラ関連株、不動産株、自動車株なども売られた。
【亜州IR】
<CS>
本土系主力株が売りに押されるなか、投資家のセンチメントが悪化する流れ。ハンセン指数構成銘柄の中国平安保険(2318/HK)が2.9%安、中国人寿保険(2628/HK)が2.1%安で引けた。前場は底堅く推移していたものの、中盤から売りが徐々に増えている。
中国の不動産セクターも安い。碧桂園HD(2007/HK)が3.9%、中国恒大集団(3333/HK)が3.8%、広州富力地産(広州R&Fプロパティーズ:2777/HK)が3.6%、雅居楽集団HD(3383/HK)が2.5%ずつ下落した。
ハイテク関連セクターもさえない。光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が4.8%安、小型電子部品メーカーの瑞声科技HD(AACテクノロジーズ:2018/HK)が3.7%安、ICパッケージング・テスティング機器最大手のASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が3.3%安、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.3%安と値を下げた。
半面、「供給サイド改革」関連の素材セクターは高い。鉄鋼の重慶鋼鉄(1053/HK)が11.5%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が4.0%、セメントの中国中材(1893/HK)が3.6%、中国建材(3323/HK)が3.4%、非鉄の中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が2.3%、江西銅業(358/HK)が2.2%ずつ上昇した。重慶鋼鉄に関しては、17年通期業績の黒字転換見通しが刺激材料となっている。同社の純資産はプラスに転じ、債務超過を解消する見通しという。これにより、同社A株の上場廃止は回避されるとみられている。
石炭セクターは急伸。エン州煤業(1171/HK)が7.7%高、中国中煤能源(1898/HK)が5.7%高、内蒙古伊泰煤炭(3948/HK)が5.1%高、中国神華能源(1088/HK)が4.0%高と値を上げた。
一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.99%安の3523.00ポイントで取引を終えた。保険株が下げを主導。銀行株も総じて安い。ITハイテク関連株やバイオ医薬関連株、インフラ関連株、不動産株、自動車株なども売られた。
【亜州IR】
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