23日の中国本土市場概況:上海総合3.4%安で3日続落、資源・素材セクターに売り
[18/03/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
23日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比110.72ポイント(3.39%)安の3152.76ポイントと3日続落した。上海A株指数も下落し、116.03ポイント(3.39%)安の3301.95ポイントで取引を終えている。
米中の貿易戦争を警戒。中国が知的財産権を侵害しているとして、トランプ大統領は22日、中国製品に対する追加関税を課すことなどを盛り込んだ大統領令に署名した。対象となる製品の規模(合計の金額ベース)は、少なくとも500億米ドル(約5兆2400億円)に上る見通し。中国企業による対米投資の一部も制限するなど、鉄鋼・アルミの輸入制限措置に続く厳しい内容だ。中国が報復措置に出るとの懸念も強まっている。
投資家心理が悪化するなか、ほぼ全面安の展開(上海総合指数の構成銘柄、9割超が下げた)。なかでも、景気動向に敏感な資源・素材株の下げが目立っている。エン州煤業(600188/SH)が9.1%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が9.8%安、宝山鋼鉄(600019/SH)が4.1%安で引けた。ITハイテク関連株、不動産株、インフラ関連株、空運株、証券株なども安い。
外貨建てB株の相場も値下がり。上海B株指数が8.79ポイント(2.67%)安の320.37ポイント、深センB株指数が32.33ポイント(2.77%)安の1133.13ポイントで終了した。
【亜州IR】
<WA>
米中の貿易戦争を警戒。中国が知的財産権を侵害しているとして、トランプ大統領は22日、中国製品に対する追加関税を課すことなどを盛り込んだ大統領令に署名した。対象となる製品の規模(合計の金額ベース)は、少なくとも500億米ドル(約5兆2400億円)に上る見通し。中国企業による対米投資の一部も制限するなど、鉄鋼・アルミの輸入制限措置に続く厳しい内容だ。中国が報復措置に出るとの懸念も強まっている。
投資家心理が悪化するなか、ほぼ全面安の展開(上海総合指数の構成銘柄、9割超が下げた)。なかでも、景気動向に敏感な資源・素材株の下げが目立っている。エン州煤業(600188/SH)が9.1%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が9.8%安、宝山鋼鉄(600019/SH)が4.1%安で引けた。ITハイテク関連株、不動産株、インフラ関連株、空運株、証券株なども安い。
外貨建てB株の相場も値下がり。上海B株指数が8.79ポイント(2.67%)安の320.37ポイント、深センB株指数が32.33ポイント(2.77%)安の1133.13ポイントで終了した。
【亜州IR】
<WA>