概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は5日続落、米中貿易摩擦が激化するとの観測が警戒
[18/07/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 77486.88 +0.16%
20日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1084.45ポイント高(+1.40%)の78571.29で取引を終えた。77499.69から79488.74まで下落した。
小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。資源銘柄の上昇が指数をサポート。中国の鉄鉱石在庫が減少しているとの報告が支援材料となったもようだ。一方、米中貿易摩擦の激化懸念や元安進行などが指数の足かせになった。
【ロシア】MICEX指数 2247.82 -0.95%
20日のロシア株式市場は5日続落。主要指標のMICEX指数は前日比21.63ポイント安(-0.95%)の2247.82で取引を終了した。2297.15から2262.99まで下落した。
前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。米中貿易摩擦が激化するとの観測が警戒され、リスク回避の売りがやや優勢となった。また、ブレント原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 36496.37 +0.40%
20日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比145.14ポイント高(+0.40%)の36496.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同53.10ポイント高(+0.48%)の11010.20で取引を終えた。
小動きで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジで推移した。政府が国有5行への資金注入を決定したことや、不動産セクターを支援するため、同セクターへの貸し出しを拡大させるとの報道が改めて好感されたもようだ。関連銘柄への買いが広がり、指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 2963.15 +2.05%
20日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比56.73ポイント高(+2.05%)の2829.27ポイントと6日ぶりに反発した。
人民元安の警戒感がやや薄らぐ。上海外国為替市場では朝方、人民元相場は約1年1カ月ぶりの元安水準に下落したものの、後場に入り、前日終値の水準まで戻している。「過度の元安を望まない」として、当局が為替介入(元買い=米ドル売り)に動いたとの観測も流れた。それに呼応する形で、指数も後場途中からプラスに転じている。また、中国は金融政策の舵を緩和方向に切った??との見方も市場で広がった。中国人民銀行や中国銀行保険監督管理委員会の関係者はこのところ、緩和的な政策への移行を示唆している。新規貸出と債券投資を拡大するよう、人民銀が商業銀行に“窓口指導”したとも報じられた。
<CS>
20日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1084.45ポイント高(+1.40%)の78571.29で取引を終えた。77499.69から79488.74まで下落した。
小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。資源銘柄の上昇が指数をサポート。中国の鉄鉱石在庫が減少しているとの報告が支援材料となったもようだ。一方、米中貿易摩擦の激化懸念や元安進行などが指数の足かせになった。
【ロシア】MICEX指数 2247.82 -0.95%
20日のロシア株式市場は5日続落。主要指標のMICEX指数は前日比21.63ポイント安(-0.95%)の2247.82で取引を終了した。2297.15から2262.99まで下落した。
前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。米中貿易摩擦が激化するとの観測が警戒され、リスク回避の売りがやや優勢となった。また、ブレント原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 36496.37 +0.40%
20日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比145.14ポイント高(+0.40%)の36496.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同53.10ポイント高(+0.48%)の11010.20で取引を終えた。
小動きで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジで推移した。政府が国有5行への資金注入を決定したことや、不動産セクターを支援するため、同セクターへの貸し出しを拡大させるとの報道が改めて好感されたもようだ。関連銘柄への買いが広がり、指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 2963.15 +2.05%
20日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比56.73ポイント高(+2.05%)の2829.27ポイントと6日ぶりに反発した。
人民元安の警戒感がやや薄らぐ。上海外国為替市場では朝方、人民元相場は約1年1カ月ぶりの元安水準に下落したものの、後場に入り、前日終値の水準まで戻している。「過度の元安を望まない」として、当局が為替介入(元買い=米ドル売り)に動いたとの観測も流れた。それに呼応する形で、指数も後場途中からプラスに転じている。また、中国は金融政策の舵を緩和方向に切った??との見方も市場で広がった。中国人民銀行や中国銀行保険監督管理委員会の関係者はこのところ、緩和的な政策への移行を示唆している。新規貸出と債券投資を拡大するよう、人民銀が商業銀行に“窓口指導”したとも報じられた。
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