概況からBRICsを知ろう〜ブラジル市場は続伸、米中通商協議の進展期待が好感
[19/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 97885.63 +0.98%
22日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比953.36ポイント高(+0.98%)の97885.63で取引を終えた。96928.80から97886.63まで上昇した。
買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、その後は上げ幅を拡大させた。米中通商協議の進展期待が好感され、対中輸出の拡大期待から資源の一角は物色された。また、原油価格の上昇なども支援材料。一方、年金改革に対する反対勢力が強まっていることなどが足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2488.63 +0.74%
22日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比18.40ポイント高(+0.74%)の2488.63で取引を終了した。2468.14から2490.67まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。米中通商協議の進展期待が好感され、買い戻しが広がった。米中通商協議が山場を迎えており、複数の覚書作成や午後にトランプ大統領と劉副首相の会談が実現した。また、原油価格の上昇や堅調な企業業績報告なども支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 35871.48 -0.07%
22日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比26.87ポイント安(-0.07%)の35871.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.80ポイント高(+0.02%)の10791.65で取引を終えた。
SENSEX指数は小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。米経済の減速懸念がやや高まっていることが警戒された。国内では、景気の減速懸念が圧迫材料。昨年10-12月期の成長率は6.7%となり、前期の7.1%を下回ると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 2804.23 +1.91%
22日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比52.43ポイント高(+1.91%)の2804.23ポイントと反発した。約5カ月ぶりの高値水準を回復する。上海A株指数も上昇し、54.97ポイント(1.91%)高の2936.77ポイントで取引を終えた。
中国の政策、米中協議の進展に対する期待感が広がる。3月5日開幕の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では、減税の拡大計画などが議論される見通しと伝わった。米中通商交渉を巡っては、閣僚級の協議が21日(米時間)にスタートし、22日にも具体的な話し合いが行われる予定。「技術移転や知的財産権、為替など主要な6つの構造問題」の対処方法などを「覚書」にまとめると報じられている。
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22日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比953.36ポイント高(+0.98%)の97885.63で取引を終えた。96928.80から97886.63まで上昇した。
買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、その後は上げ幅を拡大させた。米中通商協議の進展期待が好感され、対中輸出の拡大期待から資源の一角は物色された。また、原油価格の上昇なども支援材料。一方、年金改革に対する反対勢力が強まっていることなどが足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2488.63 +0.74%
22日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比18.40ポイント高(+0.74%)の2488.63で取引を終了した。2468.14から2490.67まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。米中通商協議の進展期待が好感され、買い戻しが広がった。米中通商協議が山場を迎えており、複数の覚書作成や午後にトランプ大統領と劉副首相の会談が実現した。また、原油価格の上昇や堅調な企業業績報告なども支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 35871.48 -0.07%
22日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比26.87ポイント安(-0.07%)の35871.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.80ポイント高(+0.02%)の10791.65で取引を終えた。
SENSEX指数は小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。米経済の減速懸念がやや高まっていることが警戒された。国内では、景気の減速懸念が圧迫材料。昨年10-12月期の成長率は6.7%となり、前期の7.1%を下回ると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 2804.23 +1.91%
22日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比52.43ポイント高(+1.91%)の2804.23ポイントと反発した。約5カ月ぶりの高値水準を回復する。上海A株指数も上昇し、54.97ポイント(1.91%)高の2936.77ポイントで取引を終えた。
中国の政策、米中協議の進展に対する期待感が広がる。3月5日開幕の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では、減税の拡大計画などが議論される見通しと伝わった。米中通商交渉を巡っては、閣僚級の協議が21日(米時間)にスタートし、22日にも具体的な話し合いが行われる予定。「技術移転や知的財産権、為替など主要な6つの構造問題」の対処方法などを「覚書」にまとめると報じられている。
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