概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、高値警戒感で伸び悩む展開
[20/11/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 110227.09 +0.086%
26日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比94.56ポイント高(+0.086%)の110227.09で取引を終了した。109418.3から110244.5まで上昇した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させ、終盤にプラス圏を回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、前半は利益確定売りが優勢。また、この日の米株式市場が感謝祭で休場となり、ブラジル市場も積極的な買いは手控えられた。一方、内需関連の上昇が指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 3138.62 +0.13%
26日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比4.10ポイント高(+0.13%)の3138.62で取引を終了した。3119.46から3149.90まで上昇した。
買いが先行した後は売りに押され、引け間際にプラス圏を回復した。ブレント原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、経済指標の改善などが引き続き指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 44259.74 +0.98%
26日のインドSENSEX指数は反発。前日比431.64ポイント高(+0.98%)の44259.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同128.60ポイント高(+1.00%)の12987.00で取引を終えた。
軟調な展開が続いた後は終盤にプラス圏を回復した。7-9月期の成長率が前期から大幅に改善するとの予想が好感された。バンクオブアメリカ・メリルリンチ(BOA/ML)は最新リポートで、7-9月期のインドの成長率について、前期のマイナス24%からマイナス7.8%に回復すると予測した。また、ディーワーリ期間の乗用車需要が前年比で14.2%増加したとの報告が同セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3369.73 +0.22%
26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.41ポイント高(+0.22%)の3369.73ポイントと3日ぶりに反発した。
中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が支え。人民銀は26日、リバースレポを通じ期日到来分との差し引きで100億人民元の資金を市中に供給した。資金供給は、小幅ながら4日連続となっている。もっとも、上値は限定的。中国の大手企業で、社債の債務不履行(デフォルト)が相次いでいることが投資家心理の重しとなった。また、欧米では新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、中国でも新規感染者数の再拡大もマイナス材料視している。中国国家衛生健康委員会は26日、25日に中国本土で新規感染21人が確認されたと報告した。指数は安く推移する場面もみられている。
<NH>
26日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比94.56ポイント高(+0.086%)の110227.09で取引を終了した。109418.3から110244.5まで上昇した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させ、終盤にプラス圏を回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、前半は利益確定売りが優勢。また、この日の米株式市場が感謝祭で休場となり、ブラジル市場も積極的な買いは手控えられた。一方、内需関連の上昇が指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 3138.62 +0.13%
26日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比4.10ポイント高(+0.13%)の3138.62で取引を終了した。3119.46から3149.90まで上昇した。
買いが先行した後は売りに押され、引け間際にプラス圏を回復した。ブレント原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、経済指標の改善などが引き続き指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 44259.74 +0.98%
26日のインドSENSEX指数は反発。前日比431.64ポイント高(+0.98%)の44259.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同128.60ポイント高(+1.00%)の12987.00で取引を終えた。
軟調な展開が続いた後は終盤にプラス圏を回復した。7-9月期の成長率が前期から大幅に改善するとの予想が好感された。バンクオブアメリカ・メリルリンチ(BOA/ML)は最新リポートで、7-9月期のインドの成長率について、前期のマイナス24%からマイナス7.8%に回復すると予測した。また、ディーワーリ期間の乗用車需要が前年比で14.2%増加したとの報告が同セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3369.73 +0.22%
26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.41ポイント高(+0.22%)の3369.73ポイントと3日ぶりに反発した。
中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が支え。人民銀は26日、リバースレポを通じ期日到来分との差し引きで100億人民元の資金を市中に供給した。資金供給は、小幅ながら4日連続となっている。もっとも、上値は限定的。中国の大手企業で、社債の債務不履行(デフォルト)が相次いでいることが投資家心理の重しとなった。また、欧米では新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、中国でも新規感染者数の再拡大もマイナス材料視している。中国国家衛生健康委員会は26日、25日に中国本土で新規感染21人が確認されたと報告した。指数は安く推移する場面もみられている。
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