18日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高で反発、ハイテク関連に買い
[20/12/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
週明け21日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比25.67ポイント(0.76%)高の3420.57ポイントと反発した(上海A株指数は0.76%高の3585.40ポイント)。
産業支援策の導入が改めて意識される流れ。先週閉幕した翌年の経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」では、事前の予想通り科学技術力の強化や内需の拡大などが重要課題として挙げられたもようだ。米国の対中制裁や、新型コロナウイルス感染再拡大などを警戒し、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げて引けている。中国人民銀行(中央銀行)が朝方公表した事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り8カ月連続で据え置かれた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)と太陽光発電素材メーカーの隆基緑能科技(601012/SH)がそろってストップ高した(隆基緑能科技は上場来高値を更新)。上海市場のハイテク企業向け市場「科創板」では、上海科創50(Star50)が2.0%高と反発している。
自動車株も高い。長城汽車(601633/SH)が7.7%上昇した。最高値を切り上げている。食品飲料株や小売株、非鉄株、医薬品株、証券株、海運株、防衛関連株なども買われた。
半面、銀行株はさえない。興業銀行(601166/SH)が1.6%安で引けた。エネルギー株、不動産株、空運株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が2.95ポイント(1.24%)高の241.39ポイント、深センB株指数が20.90ポイント(1.96%)高の1088.16ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
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産業支援策の導入が改めて意識される流れ。先週閉幕した翌年の経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」では、事前の予想通り科学技術力の強化や内需の拡大などが重要課題として挙げられたもようだ。米国の対中制裁や、新型コロナウイルス感染再拡大などを警戒し、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げて引けている。中国人民銀行(中央銀行)が朝方公表した事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り8カ月連続で据え置かれた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)と太陽光発電素材メーカーの隆基緑能科技(601012/SH)がそろってストップ高した(隆基緑能科技は上場来高値を更新)。上海市場のハイテク企業向け市場「科創板」では、上海科創50(Star50)が2.0%高と反発している。
自動車株も高い。長城汽車(601633/SH)が7.7%上昇した。最高値を切り上げている。食品飲料株や小売株、非鉄株、医薬品株、証券株、海運株、防衛関連株なども買われた。
半面、銀行株はさえない。興業銀行(601166/SH)が1.6%安で引けた。エネルギー株、不動産株、空運株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が2.95ポイント(1.24%)高の241.39ポイント、深センB株指数が20.90ポイント(1.96%)高の1088.16ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
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