概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、インフレ加速が引き続き警戒材料
[21/07/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 126003.86 +0.76%
26日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比951.08ポイント高(+0.76%)の126003.86で取引を終了した。125006.5から126214.00まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。経済指標の改善が好感された。7月のFGV消費者信頼感指数は82.2となり、前月の80.9を上回った。また、米株高や米企業の好決算なども支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 3750.10 +0.42%
26日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比15.56ポイント高(+0.42%)の3750.10で取引を終了した。3710.14から3755.52まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。金属セクターの上昇が指数をサポート。また、海外株高も好感された。一方、利上げの実施が引き続き指数の上値を抑えた。また、感染力の強い新型コロナウイルス変異株の流行も引き続き嫌気された。
【インド】SENSEX指数 52852.27 -0.23%
26日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比123.53ポイント安(-0.23%)の52852.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.60ポイント安(-0.20%)の15824.45で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後、終盤は売りに押された。インフレ加速が引き続き警戒材料となった。エコノミストらは、インド経済の回復について、インフレ加速が主要なリスク要因だと指摘。なお、6月の卸物価指数(WPI)は約30年ぶりの高水準まで上昇した。また、感染力の強い新型コロナウイルス変異株の流行なども引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3467.44 -2.34%
週明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比82.96ポイント安(-2.34%)の3467.44ポイントと大幅に続落した。
投資家心理の悪化が進行する流れ。中国当局がネット大手や教育産業の締め付け、不動産抑制策の強化など、相次ぐ規制の動きが売り材料視された。米中対立の警戒感もくすぶる。本日午前、中国外交部の謝鋒副部長と米国のシャーマン国務副長官が天津市で会談した。謝鋒副部長は会見で、「米中関係のこう着は、米国の一部の人々が中国を『仮想敵』と見なしているためだ」と指摘。高官会談で強気の姿勢を崩さない意向を示した。主要指数は後場に入り一段安となっている。
<CS>
26日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比951.08ポイント高(+0.76%)の126003.86で取引を終了した。125006.5から126214.00まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。経済指標の改善が好感された。7月のFGV消費者信頼感指数は82.2となり、前月の80.9を上回った。また、米株高や米企業の好決算なども支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 3750.10 +0.42%
26日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比15.56ポイント高(+0.42%)の3750.10で取引を終了した。3710.14から3755.52まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。金属セクターの上昇が指数をサポート。また、海外株高も好感された。一方、利上げの実施が引き続き指数の上値を抑えた。また、感染力の強い新型コロナウイルス変異株の流行も引き続き嫌気された。
【インド】SENSEX指数 52852.27 -0.23%
26日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比123.53ポイント安(-0.23%)の52852.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.60ポイント安(-0.20%)の15824.45で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後、終盤は売りに押された。インフレ加速が引き続き警戒材料となった。エコノミストらは、インド経済の回復について、インフレ加速が主要なリスク要因だと指摘。なお、6月の卸物価指数(WPI)は約30年ぶりの高水準まで上昇した。また、感染力の強い新型コロナウイルス変異株の流行なども引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3467.44 -2.34%
週明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比82.96ポイント安(-2.34%)の3467.44ポイントと大幅に続落した。
投資家心理の悪化が進行する流れ。中国当局がネット大手や教育産業の締め付け、不動産抑制策の強化など、相次ぐ規制の動きが売り材料視された。米中対立の警戒感もくすぶる。本日午前、中国外交部の謝鋒副部長と米国のシャーマン国務副長官が天津市で会談した。謝鋒副部長は会見で、「米中関係のこう着は、米国の一部の人々が中国を『仮想敵』と見なしているためだ」と指摘。高官会談で強気の姿勢を崩さない意向を示した。主要指数は後場に入り一段安となっている。
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