概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国経済の回復鈍化が警戒
[21/10/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 106363.10 -0.05%
27日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比56.43ポイント安(-0.05%)の106363.10で取引を終了した。108224.5から106044.7まで下落した。
プラス圏で推移した後は終盤売りに押された。大幅な利上げ懸念が引き続き圧迫材料となり、終盤はマイナス圏に転落。また、原油価格の下落も資源セクターの売り材料となった。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、前半は幅広い銘柄に買い戻しが広がった。
【ロシア】MOEX指数 4229.53 -0.15%
27日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比6.34ポイント安(-0.15%)の4229.53で取引を終了した。4,234.99から4190.68まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。原油価格の下落が足かせとなり、資源の一角に売りが広がった。一方、銀行や通信企業の好業績報告が指数を下支えした。VTB銀行(VTBR)はこのほど、7-9月期は330%増益だと発表した。また、ネット検索大手ヤンデックス(YNDX)も7-9月期に予想以上の増収を報告した。
【インド】SENSEX指数 61143.33 -0.34%
27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比206.93ポイント安(-0.34%)の61143.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.45ポイント安(-0.31%)の18210.95で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日までに7日連続の売り越しとなった。また、ガソリンなど石油製品や食料品価格の上昇を受け、祭り期間の消費意欲が低下する恐れがあるとの見方も嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3562.31 -0.98%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比35.33ポイント安(-0.98%)の3562.31ポイントと続落している。
中国経済の回復鈍化が警戒される流れ。国内では新型コロナウイルス感染が再び拡大しつつあり、行動規制も一部で強化された。中でも内モンゴルでは、都市封鎖により観光客約9700人が足止めされたと伝わっている。米中関係の悪化懸念も再燃。中国共産党系メディアの環球時報は27日、「台湾問題を巡り、米国が新たな攻撃を始めた」と非難している。また、米連邦捜査局(FBI)が現地時間26日、サイバー攻撃に関連した捜査で、電子決済端末メーカー、百富環球科技(PAXグローバル・テクノロジー:327/HK)のフロリダオフィスに立ち入ったことも分かった。
<CS>
27日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比56.43ポイント安(-0.05%)の106363.10で取引を終了した。108224.5から106044.7まで下落した。
プラス圏で推移した後は終盤売りに押された。大幅な利上げ懸念が引き続き圧迫材料となり、終盤はマイナス圏に転落。また、原油価格の下落も資源セクターの売り材料となった。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、前半は幅広い銘柄に買い戻しが広がった。
【ロシア】MOEX指数 4229.53 -0.15%
27日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比6.34ポイント安(-0.15%)の4229.53で取引を終了した。4,234.99から4190.68まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。原油価格の下落が足かせとなり、資源の一角に売りが広がった。一方、銀行や通信企業の好業績報告が指数を下支えした。VTB銀行(VTBR)はこのほど、7-9月期は330%増益だと発表した。また、ネット検索大手ヤンデックス(YNDX)も7-9月期に予想以上の増収を報告した。
【インド】SENSEX指数 61143.33 -0.34%
27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比206.93ポイント安(-0.34%)の61143.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.45ポイント安(-0.31%)の18210.95で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日までに7日連続の売り越しとなった。また、ガソリンなど石油製品や食料品価格の上昇を受け、祭り期間の消費意欲が低下する恐れがあるとの見方も嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3562.31 -0.98%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比35.33ポイント安(-0.98%)の3562.31ポイントと続落している。
中国経済の回復鈍化が警戒される流れ。国内では新型コロナウイルス感染が再び拡大しつつあり、行動規制も一部で強化された。中でも内モンゴルでは、都市封鎖により観光客約9700人が足止めされたと伝わっている。米中関係の悪化懸念も再燃。中国共産党系メディアの環球時報は27日、「台湾問題を巡り、米国が新たな攻撃を始めた」と非難している。また、米連邦捜査局(FBI)が現地時間26日、サイバー攻撃に関連した捜査で、電子決済端末メーカー、百富環球科技(PAXグローバル・テクノロジー:327/HK)のフロリダオフィスに立ち入ったことも分かった。
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