概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、米金利高が外資の流出懸念を高めた
[23/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
*09:41JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、米金利高が外資の流出懸念を高めた
【ブラジル】ボベスパ指数 115730.76 +1.23%
28日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1403.71ポイント高(+1.23%)の115730.76で引けた。日中の取引レンジは114180.49-115953.65となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米金利高が一服していることが好感されている。また、通貨レアルが対米ドルで上昇したことも買い安心感を与えた。ほかに、最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しは継続した。
【ロシア】MOEX指数 3108.07 +1.32%
28日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比40.46ポイント高(+1.32%)の3108.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3076.64-3108.07となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。欧米市場の上昇が支援材料となり、ロシア市場にも買いが広がった。また、米長期金利や米ドルの上昇が一服していることも買い安心感を与えた。
【インド】SENSEX指数 65508.32 -0.92%
28日のインドSENSEX指数は反落。前日比610.37ポイント安(-0.92%)の65508.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同192.90ポイント安(-0.98%)の19523.55で取引を終えた。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米金利高が外資の流出懸念を高めた。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。ほかに、アジア市場が不安定な値動きを示していたことが足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3110.48 +0.10%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.16ポイント高(+0.10%)の3110.48ポイントと小幅ながら続伸した。
中国の景気支援スタンスが相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)は27日、景気回復を支援するため金融政策を強化すると表明した。一部のアナリストによれば、人民銀は10-12月期に融資を拡大する可能性があるという。もっとも、上値は限定的。指標発表や大型連休を前に積極的な売買も手控えられている。中国では29日に9月の財新中国製造業PMI(民間集計)、財新中国サービス業PMI(同)、30日に9月の製造業PMI(国家統計局などが集計)、非製造業PMI(同)が報告される予定だ。また、中国本土はあす29日から、中秋節・国慶節の大型連休(10月6日まで、香港は10月2日休場)に入る。
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【ブラジル】ボベスパ指数 115730.76 +1.23%
28日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1403.71ポイント高(+1.23%)の115730.76で引けた。日中の取引レンジは114180.49-115953.65となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米金利高が一服していることが好感されている。また、通貨レアルが対米ドルで上昇したことも買い安心感を与えた。ほかに、最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しは継続した。
【ロシア】MOEX指数 3108.07 +1.32%
28日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比40.46ポイント高(+1.32%)の3108.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3076.64-3108.07となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。欧米市場の上昇が支援材料となり、ロシア市場にも買いが広がった。また、米長期金利や米ドルの上昇が一服していることも買い安心感を与えた。
【インド】SENSEX指数 65508.32 -0.92%
28日のインドSENSEX指数は反落。前日比610.37ポイント安(-0.92%)の65508.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同192.90ポイント安(-0.98%)の19523.55で取引を終えた。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米金利高が外資の流出懸念を高めた。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。ほかに、アジア市場が不安定な値動きを示していたことが足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3110.48 +0.10%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.16ポイント高(+0.10%)の3110.48ポイントと小幅ながら続伸した。
中国の景気支援スタンスが相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)は27日、景気回復を支援するため金融政策を強化すると表明した。一部のアナリストによれば、人民銀は10-12月期に融資を拡大する可能性があるという。もっとも、上値は限定的。指標発表や大型連休を前に積極的な売買も手控えられている。中国では29日に9月の財新中国製造業PMI(民間集計)、財新中国サービス業PMI(同)、30日に9月の製造業PMI(国家統計局などが集計)、非製造業PMI(同)が報告される予定だ。また、中国本土はあす29日から、中秋節・国慶節の大型連休(10月6日まで、香港は10月2日休場)に入る。
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