仮想通貨のマイニング、大学のキャンパスに集中【フィスコ・ビットコインニュース】
[19/03/07]
提供元:株式会社フィスコ
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ビットコインニュース
通信機器メーカーのシスコシステムズのセキュリティ研究者が、仮想通貨のマイニング(仮想通貨の新規発行や取引承認に必要となる計算作業)が行われている場所やエリアなどを調査した内容を公開。最もトラフィックの多い地域はアメリカとなり、またマイニングが2番目に多く行われる場所が大学のキャンパスという結果を得たとアメリカのPCマガジンが報じた。
同調査では、もっともマイニングが行われているのはエネルギー・公益事業で全ての仮想通貨のマイニングの34%を占めているが、これはこうした事業で使用される古いコンピューターがマイニング・マルウェア(端末をマルウェアに感染させて外部から許可なくマイニングを行うことで利益を得る)に感染している可能性が高いのではないかと指摘している。
大学のキャンパスは2番目に大きく、同調査によれば全体の22%を占めている。これについてシスコは、大学寮で無料の電気代から利益を得ようとしている大学生が多いのではないかと推測している。Ciscoの研究者オースティン・マクブライド氏は、 現在多くの仮想通貨においてマイニング難易度が非常に高いことを指摘し、マイニングで得られる利益よりも電気代やインターネットの方が高くつく場合が多いと分析。「それらの費用を支払う必要がないなら、大学の寮は利益を得るために非常に良い場所になる。」と発言している。
また、マイニングはかなり分散されているため、多くの学生がマイニングに参加していることが示唆される。しかしマイニング・マルウェアの犠牲になっている場合、意図せずにマイニングをさせられている可能性もあるとしている。
<SI>
同調査では、もっともマイニングが行われているのはエネルギー・公益事業で全ての仮想通貨のマイニングの34%を占めているが、これはこうした事業で使用される古いコンピューターがマイニング・マルウェア(端末をマルウェアに感染させて外部から許可なくマイニングを行うことで利益を得る)に感染している可能性が高いのではないかと指摘している。
大学のキャンパスは2番目に大きく、同調査によれば全体の22%を占めている。これについてシスコは、大学寮で無料の電気代から利益を得ようとしている大学生が多いのではないかと推測している。Ciscoの研究者オースティン・マクブライド氏は、 現在多くの仮想通貨においてマイニング難易度が非常に高いことを指摘し、マイニングで得られる利益よりも電気代やインターネットの方が高くつく場合が多いと分析。「それらの費用を支払う必要がないなら、大学の寮は利益を得るために非常に良い場所になる。」と発言している。
また、マイニングはかなり分散されているため、多くの学生がマイニングに参加していることが示唆される。しかしマイニング・マルウェアの犠牲になっている場合、意図せずにマイニングをさせられている可能性もあるとしている。
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