「ポケットの中のスイス銀行」秘匿性に強い仮想通貨Zcashがコインベース プロ版に上場
[18/11/30]
提供元:株式会社フィスコ
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アルトコインニュース
米仮想通貨取引所最大手コインベースが、同社が運営するコインベース・プロで仮想通貨ジーキャッシュ(ZcashまたはZEC)の取扱いを開始した。11月29日に公開された同社のブログ記事で明らかになった。
Zcashは「ゼロ知識証明」と呼ばれる内容を明らかにせずに取引の正当性を検証する仕組みを採用。ビットコインに比べ取引の秘匿性を高く保つことから「ポケットの中のスイス銀行口座」と呼ばれる。米国家安全保障局を告発したエドワード・スノーデン氏もZcashは「ビットコインの代替として最も興味深い」と高く評価している。
Zcashの「閲覧キー(view key)」オプションは、一部の人々だけに取引に関する非公開情報の閲覧許可を出すために使われる。閲覧キーは、情報を公開せずにその監査や共有を行うためにも使用できる。
コインベース・プロは間もなくジーキャッシュの入金受付を開始。まずは入金から取引まで段階的にスタートする。対ドル取引は十分な流動性が確立されてから立ち上げとなる予定だ。まずニューヨークを除く米国、英国、EU、カナダ、シンガポール、オーストラリアに在住するコインベース・プロのユーザーが利用できるようになるという。
ちなみに今回ジーキャッシュ取引に対応していくのは経験者向け仮想通貨取引所コインベース・プロのみで、一般向けのCoinbase.comやモバイルアプリは対象となっていない。
今回のアナウンスが発表された後、前日比で20%近く急騰。日本時間で午前10時現在は$87ドル前後で取引されている。
ちなみに米デジタルカレンシーグループ傘下で仮想通貨投資信託の運営を行うグレイスケールインベストメンツは今年2月、Zcash価格は2025年までに6万2000ドル(約680万円)を超える可能性があると予測していた。同通貨がオフショア資産全体の10%の受け皿になると仮定し算出した数字だ。現在は市場環境が異なるが、匿名通貨の中でも期待値の高い仮想通貨といえるだろう。
(記事提供:コインテレグラフ日本版)
コインテレグラフ日本版は世界中で読まれている仮想通貨ニュースメディア大手「Cointelegraph」の日本語版です。新聞社やTV局出身者で構成される編集部が海外チームと連携しながら、仮想通貨相場を動かすニュースを発信し続けています。
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Zcashは「ゼロ知識証明」と呼ばれる内容を明らかにせずに取引の正当性を検証する仕組みを採用。ビットコインに比べ取引の秘匿性を高く保つことから「ポケットの中のスイス銀行口座」と呼ばれる。米国家安全保障局を告発したエドワード・スノーデン氏もZcashは「ビットコインの代替として最も興味深い」と高く評価している。
Zcashの「閲覧キー(view key)」オプションは、一部の人々だけに取引に関する非公開情報の閲覧許可を出すために使われる。閲覧キーは、情報を公開せずにその監査や共有を行うためにも使用できる。
コインベース・プロは間もなくジーキャッシュの入金受付を開始。まずは入金から取引まで段階的にスタートする。対ドル取引は十分な流動性が確立されてから立ち上げとなる予定だ。まずニューヨークを除く米国、英国、EU、カナダ、シンガポール、オーストラリアに在住するコインベース・プロのユーザーが利用できるようになるという。
ちなみに今回ジーキャッシュ取引に対応していくのは経験者向け仮想通貨取引所コインベース・プロのみで、一般向けのCoinbase.comやモバイルアプリは対象となっていない。
今回のアナウンスが発表された後、前日比で20%近く急騰。日本時間で午前10時現在は$87ドル前後で取引されている。
ちなみに米デジタルカレンシーグループ傘下で仮想通貨投資信託の運営を行うグレイスケールインベストメンツは今年2月、Zcash価格は2025年までに6万2000ドル(約680万円)を超える可能性があると予測していた。同通貨がオフショア資産全体の10%の受け皿になると仮定し算出した数字だ。現在は市場環境が異なるが、匿名通貨の中でも期待値の高い仮想通貨といえるだろう。
(記事提供:コインテレグラフ日本版)
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