仮想通貨ネム『カタパルトアップデート:ドラゴン』注目の機能を公式発表【フィスコ・アルトコインニュース】
[19/06/07]
提供元:株式会社フィスコ
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アルトコインニュース
■仮想通貨NEM『カタパルトアップデート:ドラゴン』
仮想通貨NEM(XEM)の最新カタパルトアップデート、開発マイルストーンの機能が公開された。
仮想通貨情報サイト「coinmarketcap」のデータでは、時価総額20位(6/6時点)の仮想通貨NEM(XEM)。「New Economy Movement(新しい経済運動)」の略称を持つ仮想通貨のプロジェクトで、「カタパルト」とは、2019度第3四半期発表予定の、次世代NEMフル機能コアエンジンのことだ。
NEMのサーバーリリースマイルストーンは、コードネームBison(バイソン)、Cow(カウ)、Dragon(ドラゴン)の3段階で構成されており、先日のCowネットワークの発表に続き、カタパルトサーバー第4マイルストーン『Dragon』がリリースされる。本アップデートで、コアな新機能と企業向け機能の改良が発表された。
なお、NEM Dragonアートワークには、ねむぐま(@NEMBear)氏のアカウントが記載されており、マホムンチャ(@mahomuncha)氏がイラストを手掛けている。
■ハーベスト報酬の受益者について
取引承認を行うことで対価を得ることが出来るネムのハーベスティング(収穫)は、ビットコインのマイニング(採掘)のようなものだが、ハーベストでは富の再分配を目的としたPOI(Proof-of-importance)によって行われ、NEMのブロック作成とリワード獲得のプロセスとなる。
マイニングなどで起こる資金力による採掘量の偏りが出ることがないように設計されており、通貨保有量に限らず、取引量等の貢献度も参照して報酬が計算されるのが特徴だ。
Dragonから、ノードが受益者用のパブリックキーを設定することにより、リワードの分配が可能になり、分配される割合はノードオーナーが設定し、各ネットワークでその数値の設定を調整する事が可能。ノードが受益者の設定をされていない場合は、ブロックサイナーが全リワードを受け取ることになるという。
この機能を通して、設立されたネットワークには、フルノードを運営するサポーターになるインセンティブが生まれる。報奨を受けられるポテンシャルから、より巨大で安定なネットワークが設立される。
■インフレについて
また、従来のNEM1では、ネットワークの基軸通貨の総供給を設定してからでないと、モザイク発行は出来なかったが、カタパルトのDragonから、通貨の供給を時間の経過と共に増やす事が可能になる。
インフレ機能を紹介することにより、NEMの暗号資産で新しい経済モデルを試みる事が可能になる。本機能とハーベスティング受益者の設定を併せて使う事により発生するインフレモザイクは、プライベートネットワークやコンソーシアムの様なさまざまな経済モデルのニーズに応える構築が可能になるという。
■クロスネットワーク・リプレイプロテクションについて
ドラゴンでは、カタパルトのセキュリティ対策をクロスネットワーク・リプレイプロテクションの追加により強化された。
■カタパルト(NEM2)ロードマップ
NEM.io財団は3月29日、次世代バージョンである「カタパルト(NEM2)」に関する「ロードマップ」を公開しており、今後の展開について仮想通貨市場の期待と関心が集まっている。
2019年Q3(7〜9月):カタパルトのテストネット公開
2019年Q3後半〜Q4初期:カタパルトのメインネットでの公開
2019年Q4(10〜12月):STOトークンのコンプライアンスやクロスチェーン・アプリケーションのサポート、投票センター、カタパルト・アカデミー教育プログラム等
2020年以降:IoTを実現する機能、ライトニングネットワークへの対応、ステーブルコインの発行等
(記事提供:コインポスト)
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仮想通貨NEM(XEM)の最新カタパルトアップデート、開発マイルストーンの機能が公開された。
仮想通貨情報サイト「coinmarketcap」のデータでは、時価総額20位(6/6時点)の仮想通貨NEM(XEM)。「New Economy Movement(新しい経済運動)」の略称を持つ仮想通貨のプロジェクトで、「カタパルト」とは、2019度第3四半期発表予定の、次世代NEMフル機能コアエンジンのことだ。
NEMのサーバーリリースマイルストーンは、コードネームBison(バイソン)、Cow(カウ)、Dragon(ドラゴン)の3段階で構成されており、先日のCowネットワークの発表に続き、カタパルトサーバー第4マイルストーン『Dragon』がリリースされる。本アップデートで、コアな新機能と企業向け機能の改良が発表された。
なお、NEM Dragonアートワークには、ねむぐま(@NEMBear)氏のアカウントが記載されており、マホムンチャ(@mahomuncha)氏がイラストを手掛けている。
■ハーベスト報酬の受益者について
取引承認を行うことで対価を得ることが出来るネムのハーベスティング(収穫)は、ビットコインのマイニング(採掘)のようなものだが、ハーベストでは富の再分配を目的としたPOI(Proof-of-importance)によって行われ、NEMのブロック作成とリワード獲得のプロセスとなる。
マイニングなどで起こる資金力による採掘量の偏りが出ることがないように設計されており、通貨保有量に限らず、取引量等の貢献度も参照して報酬が計算されるのが特徴だ。
Dragonから、ノードが受益者用のパブリックキーを設定することにより、リワードの分配が可能になり、分配される割合はノードオーナーが設定し、各ネットワークでその数値の設定を調整する事が可能。ノードが受益者の設定をされていない場合は、ブロックサイナーが全リワードを受け取ることになるという。
この機能を通して、設立されたネットワークには、フルノードを運営するサポーターになるインセンティブが生まれる。報奨を受けられるポテンシャルから、より巨大で安定なネットワークが設立される。
■インフレについて
また、従来のNEM1では、ネットワークの基軸通貨の総供給を設定してからでないと、モザイク発行は出来なかったが、カタパルトのDragonから、通貨の供給を時間の経過と共に増やす事が可能になる。
インフレ機能を紹介することにより、NEMの暗号資産で新しい経済モデルを試みる事が可能になる。本機能とハーベスティング受益者の設定を併せて使う事により発生するインフレモザイクは、プライベートネットワークやコンソーシアムの様なさまざまな経済モデルのニーズに応える構築が可能になるという。
■クロスネットワーク・リプレイプロテクションについて
ドラゴンでは、カタパルトのセキュリティ対策をクロスネットワーク・リプレイプロテクションの追加により強化された。
■カタパルト(NEM2)ロードマップ
NEM.io財団は3月29日、次世代バージョンである「カタパルト(NEM2)」に関する「ロードマップ」を公開しており、今後の展開について仮想通貨市場の期待と関心が集まっている。
2019年Q3(7〜9月):カタパルトのテストネット公開
2019年Q3後半〜Q4初期:カタパルトのメインネットでの公開
2019年Q4(10〜12月):STOトークンのコンプライアンスやクロスチェーン・アプリケーションのサポート、投票センター、カタパルト・アカデミー教育プログラム等
2020年以降:IoTを実現する機能、ライトニングネットワークへの対応、ステーブルコインの発行等
(記事提供:コインポスト)
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