ISIDとダイダン、シェアオフィス向けオフィス管理・制御システム「スマートスペースプラットフォーム」を CEATEC2019 に出展
[19/10/11]
TOKYO, Oct 11, 2019 - (JCN Newswire) - 株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下ISID)とダイダン株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:藤澤 一郎、以下ダイダン)は、シェアオフィス事業者向けオフィス管理・制御システム「スマートスペースプラットフォーム」を、2019 年 10 月 15 日(火)から幕張メッセ(千葉県美浜区)で開催される「CEATEC2019」の日本マイクロソフト展示ブース(ブース番号:A-012)に共同出展します。
図1 システム概要図
本システムはダイダンと ISID が開発した、IoT によるクラウド型ビル制御システム「REMOVIS」(リモビス)と、オフィス利用者管理・会議室予約システム等の機能を組み合わせたもので、シェアオフィスにおける柔軟な施設運用を実現します。
■取り組みの背景■
近年、働き方改革などを背景に企業規模や業種・業態を問わずシェアオフィスの利用が拡大しており、新規参入する事業者も増加しています。シェアオフィスは、利用企業のニーズに応じた柔軟なオフィス活用を実現するものですが、一方で、運営事業者にとっては、レイアウト変更に伴う電気工事・空調工事のコストや、入居企業毎に利用時間の異なる空調・照明の制御等の運用負荷が課題となっています。
ダイダンはかねてより ISID と共同でビル制御のクラウド化に取り組み、2019 年 7 月に「REMOVIS」としてサービスを開始しました。また、ISID は RPA の大規模導入や業務改善のためのコンサルティングサービスを提供する等、顧客企業の働き方改革をIT面で支援しており、効率的で柔軟な働き方を実現する会議室予約システム等の開発も手掛けています。両社は、双方のソリューションやノウハウを生かすことで、シェアオフィス運用における課題を解決できると考え、本システムのプロトタイプ開発に至りました。
■本システムの概要と特長■
今回開発した「スマートスペースプラットフォーム」は、シェアオフィスにおける空調や照明等の設備制御と会議室予約を一体化し、利用者の属性に応じて柔軟に管理できるシステムです。
主な特長は以下の通りです。
1. 物理的なスイッチをなくし、柔軟なレイアウト変更を実現
本システムで活用しているビル制御システム「REMOVIS」は、従来は各建物内に設置されていた設備の制御線(機器のオンオフや制御に必要なケーブル類)を無線化し、コントローラー機能をクラウド上に構築した画期的なビル制御システムです。「REMOVIS」の使用により、オフィスのエリア毎の設備の制御をタブレット端末上で簡単に操作できるため、物理的なスイッチが不要となります。これによりオフィスのレイアウトや間仕切りの変更時にも、スイッチや配線の工事が不要となり、クラウド上で制御対象を容易に変更できるなど、オフィスの工事費用やレイアウト変更時の現地作業費の低減に寄与します。
2. 会議室の利用状況をリアルタイムで可視化し、稼働率向上を支援
本システムは、Microsoft の Office365 と連動し、会議室の実際の利用状況がリアルタイムで会議室予約機能に反映されます。これにより、会議室のキャンセル漏れや会議が予定よりも早く終わった際の予約解放を自動で行い、会議室の稼働率向上を実現します。
3. エッジ AI※1による画像解析で会議室利用人数を把握し、プライバシーに配慮した設備制御を実現
エッジデバイス上の AI で画像処理を行い、会議室内にいる人数をカウントします。画像そのものはクラウドへ転送せず、エッジ AI で把握した人数のみをシステムで利用することで、プライバシーに配慮した会議室の利用状況把握が可能となります。今後はその利用人数に応じた照明のオンオフや空調の自動制御を実装する計画です。
図 1 システム概要図
https://www.acnnewswire.com/topimg/Low_ISID191011.jpg
■CEATEC 2019 出展について■
名称 : CEATEC 2019
会期 : 2019 年 10 月 15 日(火) 〜 18 日(金) 10:00 - 17:00
会場 : 幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬 2-1)
主催 : CEATEC 実施協議会
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
展示概要 : CEATEC 2019 の日本マイクロソフト IoT ブース内会議室に今回開発した「スマートスペースプラットフォーム」のプロトタイプを実装し、デモンストレーション展示を行います。
URL : https://www.ceatec.com/ja/
■各社の役割と今後の展望■
今回の出展や「スマートスペースプラットフォーム」の開発において、ISID は、システム全体の構成検討、クラウドを活用したデータ収集・解析システムの構築、会議室予約システムの開発、ユーザ管理や電子錠との連携を担っています。
また、ダイダンではクラウドから設備を制御する「REMOVIS」のコアテクノロジーを提供し、シェアオフィスで求められる利用者の特性に応じた、快適で生産性向上に寄与するスペースの提供を支援しています。今後は、空調や照明などをさらに個別最適化する技術を組み合わせて、多様な人々が利用するシェアオフィスにおけるパーソナライズ型の執務空間構築に向けて取り組んでまいります。
両社は今回の出展を通じて、「スマートスペースプラットフォーム」の機能拡充や新たな適用領域の検討を行い、製品化に向けた研究開発を加速してまいります。
※1 エッジ AI:通常はクラウド側で実行される AI の処理をセンサーなどのデバイスが存在するエッジ側で実行する仕組み。
<電通国際情報サービス(ISID) 会社概要>
社名 : 株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
代表者 : 代表取締役社長 名和 亮一
本社 : 東京都港区港南 2-17-1
U R L : https://www.isid.co.jp/
設立 : 1975 年
資本金 : 81 億 8,050 万円
連結従業員 : 2,716 名(2017 年 12 月末現在)
連結売上高 : 83,423 百万円(2017 年 12 月期)
事業内容 : ISID は、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支えるテクノロジー企業です。金融業務や製品開発の領域で創業以来培ってきた知見に加え、人事・会計など企業活動の根幹を支えるシステム構築の実績、電通グループのマーケティングノウハウ、そして IoT やロボティクス、AI など先端技術の社会実装に向けたオープンイノベーションへの取り組みにより、社会と企業の課題解決に貢献する、価値あるソリューションを生み出し続けています。
<ダイダン株式会社 会社概要>
社名 : ダイダン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 藤澤 一郎
本店 : 大阪府大阪市西区江戸堀 1-9-25
U R L https://www.daidan.co.jp
設立 : 1903 年
資本金 : 44 億 7,972 万円
連結従業員 : 1,600 名(2019 年 3 月末現在)
連結売上高 : 155,565 百万円(2019 年 3 月期)
事業内容 : ダイダンは、光(電気設備)・空気(空調設備)・水(給排水衛生設備)の設計・施工を行う総合設備工事会社です。1903 年の創業以来、115 年以上の歴史で培った技術で、建物を利用する人々の「快適さ」を追求しています。
さらに、ビルの省資源・省エネルギー化につながる ZEB に関する技術開発や、再生医療に必要な環境構築など、次世代建築設備の研究・開発にも挑戦しています。
* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
【出展に関するお問い合わせ先】
株式会社 電通国際情報サービス
X イノベーション本部 戸田、コミュニケーション IT 事業部 坂本 g-ss-info@group.isid.co.jp
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション部 野瀬、李
TEL:03-6713-6100
E-Mail: g-pr@isid.co.jp
図1 システム概要図
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図1 システム概要図
本システムはダイダンと ISID が開発した、IoT によるクラウド型ビル制御システム「REMOVIS」(リモビス)と、オフィス利用者管理・会議室予約システム等の機能を組み合わせたもので、シェアオフィスにおける柔軟な施設運用を実現します。
■取り組みの背景■
近年、働き方改革などを背景に企業規模や業種・業態を問わずシェアオフィスの利用が拡大しており、新規参入する事業者も増加しています。シェアオフィスは、利用企業のニーズに応じた柔軟なオフィス活用を実現するものですが、一方で、運営事業者にとっては、レイアウト変更に伴う電気工事・空調工事のコストや、入居企業毎に利用時間の異なる空調・照明の制御等の運用負荷が課題となっています。
ダイダンはかねてより ISID と共同でビル制御のクラウド化に取り組み、2019 年 7 月に「REMOVIS」としてサービスを開始しました。また、ISID は RPA の大規模導入や業務改善のためのコンサルティングサービスを提供する等、顧客企業の働き方改革をIT面で支援しており、効率的で柔軟な働き方を実現する会議室予約システム等の開発も手掛けています。両社は、双方のソリューションやノウハウを生かすことで、シェアオフィス運用における課題を解決できると考え、本システムのプロトタイプ開発に至りました。
■本システムの概要と特長■
今回開発した「スマートスペースプラットフォーム」は、シェアオフィスにおける空調や照明等の設備制御と会議室予約を一体化し、利用者の属性に応じて柔軟に管理できるシステムです。
主な特長は以下の通りです。
1. 物理的なスイッチをなくし、柔軟なレイアウト変更を実現
本システムで活用しているビル制御システム「REMOVIS」は、従来は各建物内に設置されていた設備の制御線(機器のオンオフや制御に必要なケーブル類)を無線化し、コントローラー機能をクラウド上に構築した画期的なビル制御システムです。「REMOVIS」の使用により、オフィスのエリア毎の設備の制御をタブレット端末上で簡単に操作できるため、物理的なスイッチが不要となります。これによりオフィスのレイアウトや間仕切りの変更時にも、スイッチや配線の工事が不要となり、クラウド上で制御対象を容易に変更できるなど、オフィスの工事費用やレイアウト変更時の現地作業費の低減に寄与します。
2. 会議室の利用状況をリアルタイムで可視化し、稼働率向上を支援
本システムは、Microsoft の Office365 と連動し、会議室の実際の利用状況がリアルタイムで会議室予約機能に反映されます。これにより、会議室のキャンセル漏れや会議が予定よりも早く終わった際の予約解放を自動で行い、会議室の稼働率向上を実現します。
3. エッジ AI※1による画像解析で会議室利用人数を把握し、プライバシーに配慮した設備制御を実現
エッジデバイス上の AI で画像処理を行い、会議室内にいる人数をカウントします。画像そのものはクラウドへ転送せず、エッジ AI で把握した人数のみをシステムで利用することで、プライバシーに配慮した会議室の利用状況把握が可能となります。今後はその利用人数に応じた照明のオンオフや空調の自動制御を実装する計画です。
図 1 システム概要図
https://www.acnnewswire.com/topimg/Low_ISID191011.jpg
■CEATEC 2019 出展について■
名称 : CEATEC 2019
会期 : 2019 年 10 月 15 日(火) 〜 18 日(金) 10:00 - 17:00
会場 : 幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬 2-1)
主催 : CEATEC 実施協議会
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
展示概要 : CEATEC 2019 の日本マイクロソフト IoT ブース内会議室に今回開発した「スマートスペースプラットフォーム」のプロトタイプを実装し、デモンストレーション展示を行います。
URL : https://www.ceatec.com/ja/
■各社の役割と今後の展望■
今回の出展や「スマートスペースプラットフォーム」の開発において、ISID は、システム全体の構成検討、クラウドを活用したデータ収集・解析システムの構築、会議室予約システムの開発、ユーザ管理や電子錠との連携を担っています。
また、ダイダンではクラウドから設備を制御する「REMOVIS」のコアテクノロジーを提供し、シェアオフィスで求められる利用者の特性に応じた、快適で生産性向上に寄与するスペースの提供を支援しています。今後は、空調や照明などをさらに個別最適化する技術を組み合わせて、多様な人々が利用するシェアオフィスにおけるパーソナライズ型の執務空間構築に向けて取り組んでまいります。
両社は今回の出展を通じて、「スマートスペースプラットフォーム」の機能拡充や新たな適用領域の検討を行い、製品化に向けた研究開発を加速してまいります。
※1 エッジ AI:通常はクラウド側で実行される AI の処理をセンサーなどのデバイスが存在するエッジ側で実行する仕組み。
<電通国際情報サービス(ISID) 会社概要>
社名 : 株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
代表者 : 代表取締役社長 名和 亮一
本社 : 東京都港区港南 2-17-1
U R L : https://www.isid.co.jp/
設立 : 1975 年
資本金 : 81 億 8,050 万円
連結従業員 : 2,716 名(2017 年 12 月末現在)
連結売上高 : 83,423 百万円(2017 年 12 月期)
事業内容 : ISID は、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支えるテクノロジー企業です。金融業務や製品開発の領域で創業以来培ってきた知見に加え、人事・会計など企業活動の根幹を支えるシステム構築の実績、電通グループのマーケティングノウハウ、そして IoT やロボティクス、AI など先端技術の社会実装に向けたオープンイノベーションへの取り組みにより、社会と企業の課題解決に貢献する、価値あるソリューションを生み出し続けています。
<ダイダン株式会社 会社概要>
社名 : ダイダン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 藤澤 一郎
本店 : 大阪府大阪市西区江戸堀 1-9-25
U R L https://www.daidan.co.jp
設立 : 1903 年
資本金 : 44 億 7,972 万円
連結従業員 : 1,600 名(2019 年 3 月末現在)
連結売上高 : 155,565 百万円(2019 年 3 月期)
事業内容 : ダイダンは、光(電気設備)・空気(空調設備)・水(給排水衛生設備)の設計・施工を行う総合設備工事会社です。1903 年の創業以来、115 年以上の歴史で培った技術で、建物を利用する人々の「快適さ」を追求しています。
さらに、ビルの省資源・省エネルギー化につながる ZEB に関する技術開発や、再生医療に必要な環境構築など、次世代建築設備の研究・開発にも挑戦しています。
* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
【出展に関するお問い合わせ先】
株式会社 電通国際情報サービス
X イノベーション本部 戸田、コミュニケーション IT 事業部 坂本 g-ss-info@group.isid.co.jp
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション部 野瀬、李
TEL:03-6713-6100
E-Mail: g-pr@isid.co.jp
図1 システム概要図
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