NECファシリティーズ、環境試験装置トップメーカーであるエスペック株式会社 豊田試験所のグローバル規格対応リニューアル工事を完工
[20/02/25]
TOKYO, Feb 25, 2020 - (JCN Newswire) - NECファシリティーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松下 裕、以下「NECファシリティーズ」)はエスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田 雅昭、以下「エスペック」)よりグローバル試験規格へ対応するリニューアル工事を受注。NECファシリティーズが保有する特殊環境空間の構築技術に基づく知見、ノウハウを生かした工事を実施し、このたび竣工しました。
近年、自動車の電動化、自動運転技術の実用化に向けた開発競争が激化しており、日本の車載機器メーカーは欧州自動車メーカーとの取り引きが増加しています。このようなグローバル化を背景に、各種部品の国際規格への対応が必須となる中、メーカー各社では人材不足が顕在化しており、高度かつ複雑、多種にわたるグローバルな試験規格に準拠した受託試験の需要が高まっています。
このような需要に対応するため、環境試験装置の世界トップメーカーであるエスペックは、車載部品品質のグローバル規格にワンストップ・ワンロケーションで対応する国内初の環境試験の受託試験所として、豊田試験所に新たな試験設備を導入し、試験所の稼働を継続しながらリニューアルしました。
本リニューアルにおいてNECファシリティーズは、仕様設定、予算計画、工事コスト削減、施工計画など、総合マネジメント力でエスペックを支援し、工事を完了しました。NECファシリティーズはNECのインハウス部門を原点としており、製造業の生産現場や特殊環境施設の構築に強みを持つことから、今回の特殊試験設備の設置における課題解決や試験作業環境の改善、安全性・作業効率の向上にも貢献しました。
本リニューアル工事における課題と対応、施工のポイントは以下の通りです。
- 特殊環境試験に適応した仕様の設定と施工実施
特殊な環境構築の技術とノウハウを生かし、100dB以上の騒音が発生する複合振動試験に対し、導入前と同等の騒音値を達成。近隣第一種住居地域規制値をクリア。
- 既存受託試験を継続しながらリニューアル工事を実施
受託試験オペレーションとの緊密な連携をはかりつつ、施工エリアの複数ブロック段階化施工とすることで、既存設備での受託試験を進めながらリニューアルを実現。
- 試験作業環境改善につながる諸施策を提案し施工
試験作業、物品運搬動線上の構造改善による可用性、安全性、作業効率の向上など。
- 納期遵守
試験エリアの改修、空調や分電盤の整備、壁面の美装化まで試験所の全面リニューアルを6か月と短期間で完了。
本工事では、NECファシリティーズのチーム力と総合マネジメント力を駆使したことで、エスペックから的確かつ迅速な対応力と提案力で期待を超える内容であると評価されました。また、エスペックの顧客である車載機器メーカーや実際に作業を行うエスペックの試験所員の皆さまからも好評を得ています。
NECファシリティーズは今後、強みを持つクリーンルームをはじめとした特殊環境空間などの構築技術を駆使し、電気電子・車載部品・医薬・食品などの製造業、データセンター、物流倉庫などの産業を支える人やモノに最適な空間を実現する事業、および建物構築事業を拡大していきます。
NECファシリティーズは、建設・施設管理・環境・不動産・保険の5つを事業ソリューションとして保有しており、これらを総合的、有機的に運用するTotal IFM (Integrated Facility Management)のシナジーにより、顧客事業の"場"の「探す」「建てる」「使う」「守る」を提供しています。今後も製造業を中心にデータセンター、物流倉庫向けに工場等のライフサイクルマネジメント(Life Cycle Management)を実践するサービスを提供し、顧客価値の最大化に邁進してまいります。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.necf.jp/information/20200225.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
Copyright 2020 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
近年、自動車の電動化、自動運転技術の実用化に向けた開発競争が激化しており、日本の車載機器メーカーは欧州自動車メーカーとの取り引きが増加しています。このようなグローバル化を背景に、各種部品の国際規格への対応が必須となる中、メーカー各社では人材不足が顕在化しており、高度かつ複雑、多種にわたるグローバルな試験規格に準拠した受託試験の需要が高まっています。
このような需要に対応するため、環境試験装置の世界トップメーカーであるエスペックは、車載部品品質のグローバル規格にワンストップ・ワンロケーションで対応する国内初の環境試験の受託試験所として、豊田試験所に新たな試験設備を導入し、試験所の稼働を継続しながらリニューアルしました。
本リニューアルにおいてNECファシリティーズは、仕様設定、予算計画、工事コスト削減、施工計画など、総合マネジメント力でエスペックを支援し、工事を完了しました。NECファシリティーズはNECのインハウス部門を原点としており、製造業の生産現場や特殊環境施設の構築に強みを持つことから、今回の特殊試験設備の設置における課題解決や試験作業環境の改善、安全性・作業効率の向上にも貢献しました。
本リニューアル工事における課題と対応、施工のポイントは以下の通りです。
- 特殊環境試験に適応した仕様の設定と施工実施
特殊な環境構築の技術とノウハウを生かし、100dB以上の騒音が発生する複合振動試験に対し、導入前と同等の騒音値を達成。近隣第一種住居地域規制値をクリア。
- 既存受託試験を継続しながらリニューアル工事を実施
受託試験オペレーションとの緊密な連携をはかりつつ、施工エリアの複数ブロック段階化施工とすることで、既存設備での受託試験を進めながらリニューアルを実現。
- 試験作業環境改善につながる諸施策を提案し施工
試験作業、物品運搬動線上の構造改善による可用性、安全性、作業効率の向上など。
- 納期遵守
試験エリアの改修、空調や分電盤の整備、壁面の美装化まで試験所の全面リニューアルを6か月と短期間で完了。
本工事では、NECファシリティーズのチーム力と総合マネジメント力を駆使したことで、エスペックから的確かつ迅速な対応力と提案力で期待を超える内容であると評価されました。また、エスペックの顧客である車載機器メーカーや実際に作業を行うエスペックの試験所員の皆さまからも好評を得ています。
NECファシリティーズは今後、強みを持つクリーンルームをはじめとした特殊環境空間などの構築技術を駆使し、電気電子・車載部品・医薬・食品などの製造業、データセンター、物流倉庫などの産業を支える人やモノに最適な空間を実現する事業、および建物構築事業を拡大していきます。
NECファシリティーズは、建設・施設管理・環境・不動産・保険の5つを事業ソリューションとして保有しており、これらを総合的、有機的に運用するTotal IFM (Integrated Facility Management)のシナジーにより、顧客事業の"場"の「探す」「建てる」「使う」「守る」を提供しています。今後も製造業を中心にデータセンター、物流倉庫向けに工場等のライフサイクルマネジメント(Life Cycle Management)を実践するサービスを提供し、顧客価値の最大化に邁進してまいります。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.necf.jp/information/20200225.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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