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デジタルカラーパブリッシングシステムがINGEDEの「優良脱墨性」認証を取得

2011年5月18日

富士ゼロックス株式会社

デジタルカラーパブリッシングシステムが
INGEDEの「優良脱墨性」認証を取得
Color1000 Press/Color 800 Pressなど4機種が高得点を獲得

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂9-7-3、社長:山本 忠人、資本金200億円)とゼロックス・コーポレーション(本社:米国コネチカット州、以下米ゼロックス)は、デジタルカラープロダクションシステムの4機種(Xerox iGen4(R) Press、700 Digital Color Press、Color 1000 Press/Color 800 Press)で使用されているトナーについて、脱インク工業国際協会(INGEDE)の「優良脱墨性」認証を獲得しました。

ヨーロッパの主要メーカーと製紙会社から構成され、世界的に認められた協会であるINGEDEは、脱墨したときにリサイクル性が優れた印刷紙製品のタイプを特定するため、広く認められている標準テストを実施しています。富士ゼロックスと米ゼロックスのカラーパブリッシングシステム4機種は、5つのパラメーター(明度・色合い・清浄度・インク除去・濾過液の黒色化)の評価において高得点を獲得し、「優良脱墨性」を認められました。

脱墨とは、古紙からインク、トナーなど着色剤を除去し白い紙パルプを生成する、紙のリサイクルにおいて不可欠な工程で、高い紙品質が求められるグラフィック用紙の製造においては特に重要です。脱墨が不可能なインク、トナーは、紙パルプの白色度を下げる、あるいは再生紙にインク、トナーのシミが残るため、リサイクル工程に大きな負荷がかかることになります。

富士ゼロックスと米ゼロックスは、今後も印刷業界の課題や傾向に迅速に対応し、ライフサイクル全体を通じて持続可能な商品の提供を目指します。


INGEDEについて:
世界の40の製紙会社と製紙会社の研究部門を含むヨーロッパの主要メーカーから構成され、世界的に認められている協会。紙製品のリサイクル性向上を目指し、優良な費用効率の高い脱墨プロセスの開発に取り組んでいます。
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