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津山中央病院が富士ゼロックスのDenshi-Penを用いてリハビリテーション課の業務を改革

2014年1月15日

富士ゼロックス株式会社

津山中央病院が富士ゼロックスのDenshi-Penを用いてリハビリテーション課の業務を改革
−帳票の記入からデータ集計までにかかる時間を67%削減−

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:山本 忠人)は手書き情報入力システム「Denshi-Pen」を用いて、財団法人津山慈風会 津山中央病院(所在地:岡山県津山市、総院長: 藤木 茂篤、以下、津山中央病院)リハビリテーション課における帳票の記入からデータ集計までの業務の生産性を向上させるシステムを構築しました。

津山中央病院は、地域の基幹病院として救命救急センターを始め最先端の医療で地域を支えており、指定医療機関、学会認定施設としての役割も担っています。1999年12月の新築移転開院時には、ファイル管理型電子カルテを開発・導入し、診療記録はもちろんのこと、院内での他業務もすでにそのほとんどが電子化されていますが、それでも手書きの書類は増加傾向にありました。

リハビリテーション課では、患者の摂食・嚥下(せっしょく・えんげ)障害評価表、手関節障害の機能評価表等の定型帳票に手書きした書類を、定時後、スキャンして電子カルテに取り込むとともに、医療情報として二次利用するためにデータ入力・集計するという付帯業務が、医療従事者の負担になっていました。

当社の「Denshi-Pen」を用いると「ペンで紙に書く」という誰もが慣れ親しんでいるやり方を変えることなく、手書きした情報を簡単かつ迅速にデータ化することができます。そこで津山中央病院は、「Denshi-Pen」を用いて定型帳票に記入し、パソコンにUSB接続するだけで、電子カルテに取り込むためのPDF、ならびに医療情報として二次利用するためのCSV*を簡単に生成できるシステムを実現しました。

今回のシステム構築により、定型帳票のスキャンや手書きされたデータのパソコン入力が不要となり、帳票の記入からデータ集計までにかかる時間を67%削減することができ、残業時間を半減させることができました。また、スキャンやデータ入力・集計という付帯業務から解放されることで、医療従事者のモラールが改善し、診療の質の向上にさらに注力できるようになりました。

システム構築*1にあたっては、患者名、ID等の患者情報は電子カルテから取得し、あらかじめ定型帳票の所定の位置に差込印刷しています。また、出力されるPDFはDenshi-Penから取得した、医療従事者が定型帳票に記入した時刻とセットで電子カルテに登録され、CSVは医療情報として二次利用するために使われます。

富士ゼロックスはこれからも、お客様の業務課題解決のために最適なソリューション・サービスを提供してまいります。

■本ソリューションの内容は、富士ゼロックス公式ホームページでご覧いただけます。
http://www.fujixerox.co.jp/solution/jirei/tsuyama01.html
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