汎用チューブのまま、スマホ連携で1台で複数項目が測定できるパーソナル吸光度計を発売
[15/06/23]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2015/6/23
ウシオ電機株式会社
コンパクトで低価格なパーソナル吸光度計「ピコスコープ」の受注を開始
−スマートフォンなどと連携し、1台で複数項目の測定が可能−
■商品紹介ページ http://www.ushio.co.jp/jp/picoscope
ウシオ電機株式会社は、スマートフォンやタブレット端末と連携し、たんぱく質や重金属、環境ホルモン、DNAなどの濃度測定や検出ができるコンパクトでかつ低価格なパーソナル吸光度計「Picoscope(以下、ピコスコープ)」の受注を、2015年7月1日より開始いたします(出荷開始は2015年9月下旬予定)。
現在、大学や研究機関などで常用されている吸光度計は、専用のデータ処理用パソコンも含めて移動ができない据え置き型かつ高額なものが多く、共用設備となっているため、測定者は測定のたびに数百本単位の試薬やサンプルを移動させる手間がかかる上、データ処理作業も煩雑で測定の順番待ちが恒常化するなど、測定作業の非効率さが指摘されています。
これに対しウシオは、九州大学と共に、独自の技術でシリコーン樹脂に特殊な加工を施すことで迷光や散乱光を抑制し、振動や衝撃にも強い光源一体型の小型光学センサ※を開発。これを搭載することで、ng/mLレベルの高精度な測定能力を有しつつ、持ち運びが可能でコンパクトかつ低価格な吸光度計の製品化に成功しました。
今回受注を開始するピコスコープは、汎用チューブ(PCRチューブ)のままで測定ができるため、ピペットなどを用いる作業が不要となります。また、通信機能搭載によりスマートフォンやタブレット端末で操作・表示ができる上、検量線などのプログラムはネットワークサーバ経由で入手、または自己作成が可能なため、1台で複数項目の測定が可能です。
ウシオはピコスコープの販売を通して、測定時間の大幅な短縮と測定者の負担軽減、ひいては測定環境の改善に貢献します。
* * *
※シリコーン・オプティカル・テクノロジ(Silicone Optical Technology: SOT )。シリコーン樹脂を用いたモノリシックな光学系。樹脂への機能材料分散により迷光や散乱光の抑制、耐振動性・衝撃性にも優れており、ガラスなどを用いた従来の光学系に比べ小型高性能化を実現できる。九州大学大学院システム情報科学研究院I&Eビジョナリー特別部門 興雄司教授研究室との共同開発成果。
ウシオ電機株式会社
コンパクトで低価格なパーソナル吸光度計「ピコスコープ」の受注を開始
−スマートフォンなどと連携し、1台で複数項目の測定が可能−
■商品紹介ページ http://www.ushio.co.jp/jp/picoscope
ウシオ電機株式会社は、スマートフォンやタブレット端末と連携し、たんぱく質や重金属、環境ホルモン、DNAなどの濃度測定や検出ができるコンパクトでかつ低価格なパーソナル吸光度計「Picoscope(以下、ピコスコープ)」の受注を、2015年7月1日より開始いたします(出荷開始は2015年9月下旬予定)。
現在、大学や研究機関などで常用されている吸光度計は、専用のデータ処理用パソコンも含めて移動ができない据え置き型かつ高額なものが多く、共用設備となっているため、測定者は測定のたびに数百本単位の試薬やサンプルを移動させる手間がかかる上、データ処理作業も煩雑で測定の順番待ちが恒常化するなど、測定作業の非効率さが指摘されています。
これに対しウシオは、九州大学と共に、独自の技術でシリコーン樹脂に特殊な加工を施すことで迷光や散乱光を抑制し、振動や衝撃にも強い光源一体型の小型光学センサ※を開発。これを搭載することで、ng/mLレベルの高精度な測定能力を有しつつ、持ち運びが可能でコンパクトかつ低価格な吸光度計の製品化に成功しました。
今回受注を開始するピコスコープは、汎用チューブ(PCRチューブ)のままで測定ができるため、ピペットなどを用いる作業が不要となります。また、通信機能搭載によりスマートフォンやタブレット端末で操作・表示ができる上、検量線などのプログラムはネットワークサーバ経由で入手、または自己作成が可能なため、1台で複数項目の測定が可能です。
ウシオはピコスコープの販売を通して、測定時間の大幅な短縮と測定者の負担軽減、ひいては測定環境の改善に貢献します。
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※シリコーン・オプティカル・テクノロジ(Silicone Optical Technology: SOT )。シリコーン樹脂を用いたモノリシックな光学系。樹脂への機能材料分散により迷光や散乱光の抑制、耐振動性・衝撃性にも優れており、ガラスなどを用いた従来の光学系に比べ小型高性能化を実現できる。九州大学大学院システム情報科学研究院I&Eビジョナリー特別部門 興雄司教授研究室との共同開発成果。