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都民講座「限界突破を実現するテクノロジー」を6月5日(土)に開催します

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104234114-O1-9vDmP25l

 

東京都医学総合研究所 (所在地・東京都世田谷区、理事長・田中啓二(たなかけいじ)) は 一般の方向け講演会として都民講座 「限界突破を実現するテクノロジー」を 2021年6月5日(土曜日) に開催します。 講師にソニーコンピュータサイエンス研究所 リサーチャー・プログラムマネージャー 古屋 晋一 先生をお迎えし、お話していただきます。

なお、今回の講座は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、オンライン形式で開催します。皆様のご参加をお待ちしています。

 

1 日  時  2021年6月5日(土曜日)午後2時30分から午後4時まで

 

2 開催方法  Web会議システム「Zoom」によるオンライン開催

 

3 演  題

「神経科学とロボティクスによる音楽家のスキルの限界突破」

ソニーコンピュータサイエンス研究所

リサーチャー・プログラムマネージャー 古屋 晋一

講師プロフィール:

2002年大阪大学基礎工学部卒業。関西学院大学、ミネソタ大学、ハノーファー音楽演劇メディア大学を経て、2014年に上智大学理工学部准教授。2017年より現職。

講演内容:

音楽家の多くは、幼少期から膨大な練習を経て、卓越したスキルを獲得しています。その背後にある脳神経系や筋骨格系の適応について、これまで数多くの研究が行われてきました。しかし、アスリートとは異なり、何歳になっても演奏活動を続けることが可能である音楽家が、生涯にわたりスキルを伸ばし続けるために必要なトレーニングは未解明です。さらに、その過程で局所性ジストニアをはじめとする疾患を発症し得ることも知られていますが、その機序や完治に至る治療法も確立されていません。本講演は、音楽家が生涯スキルの限界を突破し続ける手段として、脳と身体の動作原理やロボティクスに基づいたトレーニングとその効果について紹介します。

「人工神経接続の技術による脊髄損傷者の随意運動の再獲得」

東京都医学総合研究所 脳機能再建プロジェクト主席研究員 田添 歳樹

講師プロフィール:

2002年熊本大学教育部卒業。千葉大学、ウメオ大学、国立障害者リハビリテーションセンター研究所、ピッツバーグ大学を経て、2015年にマイアミ大学リサーチアソシエイト。2017年より現職。

講演内容:

脳卒中や脊髄損傷に陥ると、身体麻痺を引き起こし長期間のリハビリが必要となります。リハビリでは、動きづらくなった手足で反復運動を行って少しずつ元の運動機能を取り戻していきますが、重度の麻痺ではそもそもリハビリの“きっかけ”となる運動を行うことがとても困難になります。本講演では、この身体運動麻痺の限界を“人工神経接続”という新しい技術を用いて突破することで、脊髄損傷者が自身の意思で麻痺のある両足で運動を行いリハビリを実践していく新たな試みを紹介します。

 

4 参  加  定員500名(事前申込、先着順)  参加費無料

 

5 申  込  2021年5月31日(月曜日)までに、ホームページ(https://www.igakuken.or.jp/public/tomin/2021/tomin02.html)の登録フォームよりお申し込みください。

 

【この件に関するお問い合わせ先】

[会社名](公財)東京都医学総合研究所

[部署名]事務局 研究推進課 普及広報係 都民講座担当

[TEL]03−5316−3109(直通)

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104221/202104234114/_prw_PT1fl_hSHooEE7.png

 

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