NSGグループとドコモが5GやAI、XR技術などの活用による新たなICT教育の促進に向けた協業に合意
[21/06/02]
提供元:共同通信PRワイヤー
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5G環境での実習、ARを活用した農業技術実証、自由視点映像技術を活用したデジタル教材の作成を専門学校で開始
2021年6月2日
株式会社NSGホールディングス
株式会社NTTドコモ
株式会社NSGホールディングス(代表取締役社長:池田 祥護)と株式会社NTTドコモ(代表取締役社長:井伊 基之、以下ドコモ)は、5GやAI、XR技術などの活用によるICT教育の促進に向けた協業に合意し、2021年6月2日(水)に基本合意書を締結しました。
教育におけるICT化の推進は、文部科学省による「GIGAスクール構想」をはじめ、各教育機関での必要性が増しており、先端情報技術を用いた臨場感のある学習コンテンツの活用や個々の習熟度に応じた教育など、より効果的な教育の実現に向け、ICTソリューション導入への期待が高まっています。
本協業において、NSGグループ(以下NSG)とドコモは、NSGの教育コンテンツとドコモの5Gネットワークや各教育フィールドに適したソリューションを掛け合わせ、テキストなど従来の学習教材だけでは習得することが難しい熟練者の技術やノウハウなどの実践的な学習を可能とする、リッチ化されたデジタル教材の開発を行います。さらに、さまざまなソリューションを活用して配信したデジタル教材の学習履歴データを蓄積し、ドコモのAIを活用して分析することで、学生に対して効果的な学習方法をレコメンドする機能を構築するとともに、蓄積した情報の分析結果による教材の改善や配信方法の最適化など、教育効果の向上を見据えた仕組みを実現します。
本協業の具体的な取組みとして、両社はまずNSGが展開する新潟コンピュータ専門学校や新潟農業・バイオ専門学校、国際ビューティモード専門学校、JAPANサッカーカレッジにおいて、AIやXR技術、自由視点映像などの技術を活用した実証を行います。
新潟コンピュータ専門学校では、2021年4月に新設された「5Gコース※1」向けに、学校内に5Gのネットワーク環境を整備し、5Gを活用した次世代のICT教育カリキュラムの構築を検証します。5Gコースでは、5G環境下でのIoT技術開発やネットワークセキュリティ、ロボット制作などの実習に加え、校内に設置されているeスポーツスタジアムにおいても5G環境を活用したeスポーツコンテンツの制作学習を実施します。
なお、校内に5G環境を整備し、IoT技術開発など、各種技術の実証を行う授業展開は全国初※2となります。
また、新潟農業・バイオ専門学校では、「AR等の技術を利用した人材育成の効率化のための実証研究事業※3」の中で、ARグラスを活用した遠隔作業ソリューション「AceReal®」と3D動画を活用し、トマトの栽培技術の見える化をめざします。ARなどを活用した農業の技術実証の授業展開により、農作業に関する遠隔指導や栽培ノウハウの早期習得を検証します。
さらに、国際ビューティモード専門学校、JAPANサッカーカレッジでは、自由視点映像を視聴可能なソリューション「SwipeVideo」を活用し、ヘアカット技術やスタイリング技術、テーピング技術など多視点で学習可能なデジタル教材の作成を行います。校内におけるデジタル教材の利活用に留まらず、作成した教材の全国展開をめざします。
今後も両社は、ドコモの5GやIoT、AI、XR技術などとNSGの教育事業をはじめとする各事業を連携し、教育分野における学習環境整備の促進、および地域活性化を見据えた取組みの推進をめざします。また、教育現場の課題解決に向け、優れたソリューションを有する企業と連携し、教育業界全体への働きかけを進めるとともに、IT技術を活用できる人材、DXの推進をリードする人材の育成と、人材の活躍の場としての事業を生み出すエコシステムをともに構築し、国内のみならず、海外への展開を見据え、地域社会、国際社会の発展に貢献できるよう取り組んでまいります。
※1 NSGが2021年4月に新設した、5Gを活用したAI、IoTなどの技術を学ぶコースです。
※2 2021年6月2日現在、ドコモ調べ。
※3 文部科学省による令和2年度「専修学校における先端技術利活用実証研究」(先端技術利活用検証プロジェクト)の委託事業として採択。実施期間は2021年6月〜2023年3月を予定しています。
* 「AceReal」はサン電子株式会社の登録商標です。
* 「SwipeVideo」はAMATELUS株式会社の登録商標です。
別紙1
連携予定の教育分野および対象となる教育機関
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104717/202106025748/_prw_PT1fl_aGZTQ735.png】
別紙2
新潟コンピュータ専門学校における5G環境での学習内容
1.目的
AIシステム科の中に2021年4月に新設された「5Gコース」において、実際の5G環境を活用した授業を実施することで5GやIT技術を活用できる人材の育成をめざします。また、校内に設置されているeスポーツスタジアム※にも5G環境を整備し、新潟県外や海外の方との大人数での同時プレイ、実況配信などを学生が体験できる高水準のeスポーツ実技環境を実現します。
2.学習内容詳細
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104717/202106025748/_prw_PT2fl_k4PVWpd5.png】
※ ゲーミングPCが常設されているほか、大型モニターや音響・照明も完備されており、本格的なeスポーツ大会が開催可能です。
別紙3
新潟農業・バイオ専門学校での実証研究の概要
1.目的
ARグラスや3D動画などを活用し、農業技術の見える化と人材育成の効率化をめざします。
2.実証研究の内容
トマトの施設栽培および露地栽培において、ARグラスを活用した遠隔作業ソリューション「AceReal」や3D動画を活用し、農業技術の見える化と技術の早期習得をめざした実証研究を行います。NSGグループ企業である株式会社ベジ・アビオ※による圃場提供や技術指導などの協力のもと、ARグラスや3D動画を活用した場合の作業時間や質問回数、ミスの量などを比較し、作業スピードや作業量がどの程度効率化されるかなどの効果を検証します。
※ 株式会社ベジ・アビオは、NSGグループ企業で、環境制御型施設園芸による機能性トマトの生産を展開しています。
(1)ARグラスを活用した遠隔作業ソリューション「AceReal」を活用した遠隔指導の実証
ARグラスを活用した以下の実証を行い、新たな学習ツールやカリキュラムの確立をめざします。
・遠隔地にいる熟練の指導者から実証圃場にいる学生への作業指示
・模範となる作物の画像や作業の映像を閲覧しながらの作業
・チェックリスト機能※を活用した生育記録や管理記録の集積
※ 「チェックリスト機能」は、AceRealの機能の一つで、ARグラス上に作業項目を表示・確認することが可能です。
(2)3D動画を活用した実証
栽培作業の3D動画を撮影し、圃場での研修や作業に入る前の指示説明時に使用することで、栽培技術の習熟の早期化をめざします。
3.実証研究の期間
2021年6月〜2023年3月(予定)
4.各社の役割
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104717/202106025748/_prw_PT3fl_oo2KkILn.png】
別紙4
国際ビューティモード専門学校、JAPANサッカーカレッジでの 自由視点映像を用いたデジタル教材作成の概要
1.目的
自由視点映像を視聴可能なソリューション「SwipeVideo」を活用し、多視点で学習可能なデジタル教材の作成を行うことで、通常授業や特定方向の映像教材では視認しづらい、ヘアカット技術やスタイリング技術、テーピング技術などの早期習得をめざします。また、校内におけるデジタル教材の利活用にとどまらず、作成した教材を全国展開することで、即戦力人材の育成に寄与し、日本の教育の発展をめざします。
2.デジタル教材詳細
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104717/202106025748/_prw_PT4fl_gd483B85.png】
2021年6月2日
株式会社NSGホールディングス
株式会社NTTドコモ
株式会社NSGホールディングス(代表取締役社長:池田 祥護)と株式会社NTTドコモ(代表取締役社長:井伊 基之、以下ドコモ)は、5GやAI、XR技術などの活用によるICT教育の促進に向けた協業に合意し、2021年6月2日(水)に基本合意書を締結しました。
教育におけるICT化の推進は、文部科学省による「GIGAスクール構想」をはじめ、各教育機関での必要性が増しており、先端情報技術を用いた臨場感のある学習コンテンツの活用や個々の習熟度に応じた教育など、より効果的な教育の実現に向け、ICTソリューション導入への期待が高まっています。
本協業において、NSGグループ(以下NSG)とドコモは、NSGの教育コンテンツとドコモの5Gネットワークや各教育フィールドに適したソリューションを掛け合わせ、テキストなど従来の学習教材だけでは習得することが難しい熟練者の技術やノウハウなどの実践的な学習を可能とする、リッチ化されたデジタル教材の開発を行います。さらに、さまざまなソリューションを活用して配信したデジタル教材の学習履歴データを蓄積し、ドコモのAIを活用して分析することで、学生に対して効果的な学習方法をレコメンドする機能を構築するとともに、蓄積した情報の分析結果による教材の改善や配信方法の最適化など、教育効果の向上を見据えた仕組みを実現します。
本協業の具体的な取組みとして、両社はまずNSGが展開する新潟コンピュータ専門学校や新潟農業・バイオ専門学校、国際ビューティモード専門学校、JAPANサッカーカレッジにおいて、AIやXR技術、自由視点映像などの技術を活用した実証を行います。
新潟コンピュータ専門学校では、2021年4月に新設された「5Gコース※1」向けに、学校内に5Gのネットワーク環境を整備し、5Gを活用した次世代のICT教育カリキュラムの構築を検証します。5Gコースでは、5G環境下でのIoT技術開発やネットワークセキュリティ、ロボット制作などの実習に加え、校内に設置されているeスポーツスタジアムにおいても5G環境を活用したeスポーツコンテンツの制作学習を実施します。
なお、校内に5G環境を整備し、IoT技術開発など、各種技術の実証を行う授業展開は全国初※2となります。
また、新潟農業・バイオ専門学校では、「AR等の技術を利用した人材育成の効率化のための実証研究事業※3」の中で、ARグラスを活用した遠隔作業ソリューション「AceReal®」と3D動画を活用し、トマトの栽培技術の見える化をめざします。ARなどを活用した農業の技術実証の授業展開により、農作業に関する遠隔指導や栽培ノウハウの早期習得を検証します。
さらに、国際ビューティモード専門学校、JAPANサッカーカレッジでは、自由視点映像を視聴可能なソリューション「SwipeVideo」を活用し、ヘアカット技術やスタイリング技術、テーピング技術など多視点で学習可能なデジタル教材の作成を行います。校内におけるデジタル教材の利活用に留まらず、作成した教材の全国展開をめざします。
今後も両社は、ドコモの5GやIoT、AI、XR技術などとNSGの教育事業をはじめとする各事業を連携し、教育分野における学習環境整備の促進、および地域活性化を見据えた取組みの推進をめざします。また、教育現場の課題解決に向け、優れたソリューションを有する企業と連携し、教育業界全体への働きかけを進めるとともに、IT技術を活用できる人材、DXの推進をリードする人材の育成と、人材の活躍の場としての事業を生み出すエコシステムをともに構築し、国内のみならず、海外への展開を見据え、地域社会、国際社会の発展に貢献できるよう取り組んでまいります。
※1 NSGが2021年4月に新設した、5Gを活用したAI、IoTなどの技術を学ぶコースです。
※2 2021年6月2日現在、ドコモ調べ。
※3 文部科学省による令和2年度「専修学校における先端技術利活用実証研究」(先端技術利活用検証プロジェクト)の委託事業として採択。実施期間は2021年6月〜2023年3月を予定しています。
* 「AceReal」はサン電子株式会社の登録商標です。
* 「SwipeVideo」はAMATELUS株式会社の登録商標です。
別紙1
連携予定の教育分野および対象となる教育機関
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104717/202106025748/_prw_PT1fl_aGZTQ735.png】
別紙2
新潟コンピュータ専門学校における5G環境での学習内容
1.目的
AIシステム科の中に2021年4月に新設された「5Gコース」において、実際の5G環境を活用した授業を実施することで5GやIT技術を活用できる人材の育成をめざします。また、校内に設置されているeスポーツスタジアム※にも5G環境を整備し、新潟県外や海外の方との大人数での同時プレイ、実況配信などを学生が体験できる高水準のeスポーツ実技環境を実現します。
2.学習内容詳細
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104717/202106025748/_prw_PT2fl_k4PVWpd5.png】
※ ゲーミングPCが常設されているほか、大型モニターや音響・照明も完備されており、本格的なeスポーツ大会が開催可能です。
別紙3
新潟農業・バイオ専門学校での実証研究の概要
1.目的
ARグラスや3D動画などを活用し、農業技術の見える化と人材育成の効率化をめざします。
2.実証研究の内容
トマトの施設栽培および露地栽培において、ARグラスを活用した遠隔作業ソリューション「AceReal」や3D動画を活用し、農業技術の見える化と技術の早期習得をめざした実証研究を行います。NSGグループ企業である株式会社ベジ・アビオ※による圃場提供や技術指導などの協力のもと、ARグラスや3D動画を活用した場合の作業時間や質問回数、ミスの量などを比較し、作業スピードや作業量がどの程度効率化されるかなどの効果を検証します。
※ 株式会社ベジ・アビオは、NSGグループ企業で、環境制御型施設園芸による機能性トマトの生産を展開しています。
(1)ARグラスを活用した遠隔作業ソリューション「AceReal」を活用した遠隔指導の実証
ARグラスを活用した以下の実証を行い、新たな学習ツールやカリキュラムの確立をめざします。
・遠隔地にいる熟練の指導者から実証圃場にいる学生への作業指示
・模範となる作物の画像や作業の映像を閲覧しながらの作業
・チェックリスト機能※を活用した生育記録や管理記録の集積
※ 「チェックリスト機能」は、AceRealの機能の一つで、ARグラス上に作業項目を表示・確認することが可能です。
(2)3D動画を活用した実証
栽培作業の3D動画を撮影し、圃場での研修や作業に入る前の指示説明時に使用することで、栽培技術の習熟の早期化をめざします。
3.実証研究の期間
2021年6月〜2023年3月(予定)
4.各社の役割
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104717/202106025748/_prw_PT3fl_oo2KkILn.png】
別紙4
国際ビューティモード専門学校、JAPANサッカーカレッジでの 自由視点映像を用いたデジタル教材作成の概要
1.目的
自由視点映像を視聴可能なソリューション「SwipeVideo」を活用し、多視点で学習可能なデジタル教材の作成を行うことで、通常授業や特定方向の映像教材では視認しづらい、ヘアカット技術やスタイリング技術、テーピング技術などの早期習得をめざします。また、校内におけるデジタル教材の利活用にとどまらず、作成した教材を全国展開することで、即戦力人材の育成に寄与し、日本の教育の発展をめざします。
2.デジタル教材詳細
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104717/202106025748/_prw_PT4fl_gd483B85.png】