早稲田大学は2024年度より大学院分野横断型副専攻として「大学院カーボンニュートラル副専攻」を開設します
[24/03/27]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2024 年 3 月 27 日
早稲田大学
早稲田大学は2024年度より大学院分野横断型副専攻として 「大学院カーボンニュートラル副専攻」を開設します
詳細は早稲田大学WEBサイトをご覧ください。
発表のポイント
〇早稲田大学では、カーボンニュートラル社会実現に向けた新たな取り組みとして、総合大学としての強みをいかした「大学院カーボンニュートラル副専攻」を開設します。主専攻と同時に学ぶことで「総合知」を育成し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する卓越した博士課程人材の育成を推進します。
〇 カーボンニュートラル社会研究教育センターが監修し、グローバルエデュケーションセンターに設置する5コースについては、本学研究科に所属する大学院生であれば、??社会科学系・理?系など分野を問わず誰でもチャレンジすることができます。
〇 メガバンク、証券、コンサルティング、不動産などの日本のトップを走る企業と連携し、早稲田大学独自の科目を提供します。多種多様な講師陣から学ぶことで、実社会で活躍できる博士課程人材を育成します。※1
※1 2024年度より修士課程向けの科目を設置することが確定しており、2025年度以降博士課程向けの科目を設置予定です。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403268541-O2-xxdEOW9i】
1.「大学院カーボンニュートラル副専攻」設置の背景
早稲田大学は、カーボンニュートラルに寄与する教育研究領域における先進的な取り組みを通じて、SDGsの理念のもと、これらの知見を統合して新たな世界価値を創造するために、2021年11月「Waseda Carbon Net Zero Challenge」を宣言しました。また、カーボンニュートラル社会の実現に向け、理工系に加え人文学、社会科学、総合・新領域系に至る総合知(convergence of knowledge)により、あらゆる国の社会問題と世界規模の自然環境問題を同時に解決すべく、総合大学としての強みをいかして世界のSDGs達成に向けたカーボンニュートラルの実現を目指す「カーボンニュートラル社会研究教育センター(WCANS)」を2022年12月に設置しました。
本学では「カーボンニュートラル人材育成」に向けた取り組みの一つとして、2022年度より学部生向けの全学副専攻※2「カーボンニュートラル・リーダー」を開設しており、このノウハウをさらに発展させ、カーボンニュートラルに貢献する卓越した博士課程人材の育成を推進することを目的に、2024年度より大学院分野横断型副専攻として「大学院カーボンニュートラル副専攻」を設置する運びとなりました。
※2 全学副専攻:専攻分野を問わず、特定のテーマを追究できる制度。専攻分野を補強、応用する分野を学ぶ、第二の強みをつくるべく新たな分野に挑戦するなど、さまざまに活用されています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403268541-O3-UMtgYyY6】
2.「大学院カーボンニュートラル副専攻」の特徴
1)総合知を育むカリキュラム
副専攻前期課程ではカーボンニュートラルに関連する学問分野の知識を広く学ぶ「必修科目群」、高度なデータ分析の手法等を学ぶ「データ科学関連科目群」、起業家マインドを醸成する「ビジネス創出科目群」、更には企業が実際に抱える社会課題を題材にして事業創造プランを構築する「事業創造演習α」が共通科目群となっています。これに加えて各コースに関係する選択科目群も履修します。こうした知見と主専攻の専門性を融合し、総合知の獲得を目指します。
副専攻後期課程では、「事業創造演習α」の内容をより専門的に発展させた「事業創造演習β」※3と社会で実践的経験を積むための「長期インターンシップ」※3を修了することで、世界でも企業でも活躍できる博士人材を目指すことができます。
※3 「事業創造演習β」、「長期インターンシップ」については仮称となり、2025年度より設置予定です。
2)参画企業
2024年度はみずほフィナンシャルグループ、PwCアドバイザリー、野村證券、野村不動産、デロイト トーマツ コンサルティングが参画し、早稲田大学との独自の科目を設置しました。この科目では業種の異なる複数の企業から講師を招き、各企業現場の最前線の状況を解説いただくと共に、学生に実際の企業課題について議論してもらいます。こうした機会を学生に多く与えるべく、今後更に博士人材育成の輪を学外に広げていくことを計画しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403268541-O4-ozFhWwWl】
3)育成人材の質保証
副専攻の修了希望者および修了者には、証明書が発行され、対外的・社会的にご自身の取り組みを証明することができます。また、他研究科の学生と相互に刺激し合うことで、幅広い視野の獲得や人的ネットワークの形成にも役立ちます。
4)全学を上げた高度博士人材の育成体制
グローバルエデュケーションセンターに設置する5コースは、どのコースであっても人文科学、社会科学、自然科学の3分野の知識を必ず修得する仕組みとなっています。大学院教育の一元化を実現するため、文系・理系を問わず全学の教員(延1,000人ほど)が科目を担当しています。
また、理工学術院設置の4コースは理工学研究科の学生が進入選抜審査を経たうえで、より専門性の高い卓越した知識を身につけることを目指します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403268541-O5-20q04ql2】
早稲田大学の大学院分野横断型副専攻「大学院カーボンニュートラル副専攻」の取り組みに、今後もご注目下さい。
関連リンク
「大学院カーボンニュートラル副専攻」概要:カーボンニュートラル社会研究教育センターWEBサイト内
「大学院カーボンニュートラル副専攻」カリキュラム詳細:グローバルエデュケーションセンターWEBサイト内
カーボンニュートラル社会研究教育センター
早稲田大学の組織の一つ。総合大学としての強みをいかして、文理の枠組みを超えた研究力を結集し、世界のSDGs達成に向けたカーボンニュートラルの実現を目指すことを目的に、2022年に設立。
所長:林泰弘 理工学術院 教授
所在地:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-1-7 早稲田大学28号館1階
URL:https://www.waseda.jp/inst/wcans/
グローバルエデュケーションセンター
早稲田大学の組織の一つ。全学部・研究科の学生に向けて、学問を学ぶために必須な「アカデミック・ライティング」「英語」「データ科学」「数学」「情報」のスキルを身につける基盤教育や言語・リベラルアーツ教育を提供することを目的に、2014年に設立。
所長:後藤正幸 理工学術院 教授
所在地:〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1早稲田キャンパス1号館3階
URL:https://www.waseda.jp/inst/gec/
早稲田大学
早稲田大学は2024年度より大学院分野横断型副専攻として 「大学院カーボンニュートラル副専攻」を開設します
詳細は早稲田大学WEBサイトをご覧ください。
発表のポイント
〇早稲田大学では、カーボンニュートラル社会実現に向けた新たな取り組みとして、総合大学としての強みをいかした「大学院カーボンニュートラル副専攻」を開設します。主専攻と同時に学ぶことで「総合知」を育成し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する卓越した博士課程人材の育成を推進します。
〇 カーボンニュートラル社会研究教育センターが監修し、グローバルエデュケーションセンターに設置する5コースについては、本学研究科に所属する大学院生であれば、??社会科学系・理?系など分野を問わず誰でもチャレンジすることができます。
〇 メガバンク、証券、コンサルティング、不動産などの日本のトップを走る企業と連携し、早稲田大学独自の科目を提供します。多種多様な講師陣から学ぶことで、実社会で活躍できる博士課程人材を育成します。※1
※1 2024年度より修士課程向けの科目を設置することが確定しており、2025年度以降博士課程向けの科目を設置予定です。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403268541-O2-xxdEOW9i】
1.「大学院カーボンニュートラル副専攻」設置の背景
早稲田大学は、カーボンニュートラルに寄与する教育研究領域における先進的な取り組みを通じて、SDGsの理念のもと、これらの知見を統合して新たな世界価値を創造するために、2021年11月「Waseda Carbon Net Zero Challenge」を宣言しました。また、カーボンニュートラル社会の実現に向け、理工系に加え人文学、社会科学、総合・新領域系に至る総合知(convergence of knowledge)により、あらゆる国の社会問題と世界規模の自然環境問題を同時に解決すべく、総合大学としての強みをいかして世界のSDGs達成に向けたカーボンニュートラルの実現を目指す「カーボンニュートラル社会研究教育センター(WCANS)」を2022年12月に設置しました。
本学では「カーボンニュートラル人材育成」に向けた取り組みの一つとして、2022年度より学部生向けの全学副専攻※2「カーボンニュートラル・リーダー」を開設しており、このノウハウをさらに発展させ、カーボンニュートラルに貢献する卓越した博士課程人材の育成を推進することを目的に、2024年度より大学院分野横断型副専攻として「大学院カーボンニュートラル副専攻」を設置する運びとなりました。
※2 全学副専攻:専攻分野を問わず、特定のテーマを追究できる制度。専攻分野を補強、応用する分野を学ぶ、第二の強みをつくるべく新たな分野に挑戦するなど、さまざまに活用されています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403268541-O3-UMtgYyY6】
2.「大学院カーボンニュートラル副専攻」の特徴
1)総合知を育むカリキュラム
副専攻前期課程ではカーボンニュートラルに関連する学問分野の知識を広く学ぶ「必修科目群」、高度なデータ分析の手法等を学ぶ「データ科学関連科目群」、起業家マインドを醸成する「ビジネス創出科目群」、更には企業が実際に抱える社会課題を題材にして事業創造プランを構築する「事業創造演習α」が共通科目群となっています。これに加えて各コースに関係する選択科目群も履修します。こうした知見と主専攻の専門性を融合し、総合知の獲得を目指します。
副専攻後期課程では、「事業創造演習α」の内容をより専門的に発展させた「事業創造演習β」※3と社会で実践的経験を積むための「長期インターンシップ」※3を修了することで、世界でも企業でも活躍できる博士人材を目指すことができます。
※3 「事業創造演習β」、「長期インターンシップ」については仮称となり、2025年度より設置予定です。
2)参画企業
2024年度はみずほフィナンシャルグループ、PwCアドバイザリー、野村證券、野村不動産、デロイト トーマツ コンサルティングが参画し、早稲田大学との独自の科目を設置しました。この科目では業種の異なる複数の企業から講師を招き、各企業現場の最前線の状況を解説いただくと共に、学生に実際の企業課題について議論してもらいます。こうした機会を学生に多く与えるべく、今後更に博士人材育成の輪を学外に広げていくことを計画しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403268541-O4-ozFhWwWl】
3)育成人材の質保証
副専攻の修了希望者および修了者には、証明書が発行され、対外的・社会的にご自身の取り組みを証明することができます。また、他研究科の学生と相互に刺激し合うことで、幅広い視野の獲得や人的ネットワークの形成にも役立ちます。
4)全学を上げた高度博士人材の育成体制
グローバルエデュケーションセンターに設置する5コースは、どのコースであっても人文科学、社会科学、自然科学の3分野の知識を必ず修得する仕組みとなっています。大学院教育の一元化を実現するため、文系・理系を問わず全学の教員(延1,000人ほど)が科目を担当しています。
また、理工学術院設置の4コースは理工学研究科の学生が進入選抜審査を経たうえで、より専門性の高い卓越した知識を身につけることを目指します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403268541-O5-20q04ql2】
早稲田大学の大学院分野横断型副専攻「大学院カーボンニュートラル副専攻」の取り組みに、今後もご注目下さい。
関連リンク
「大学院カーボンニュートラル副専攻」概要:カーボンニュートラル社会研究教育センターWEBサイト内
「大学院カーボンニュートラル副専攻」カリキュラム詳細:グローバルエデュケーションセンターWEBサイト内
カーボンニュートラル社会研究教育センター
早稲田大学の組織の一つ。総合大学としての強みをいかして、文理の枠組みを超えた研究力を結集し、世界のSDGs達成に向けたカーボンニュートラルの実現を目指すことを目的に、2022年に設立。
所長:林泰弘 理工学術院 教授
所在地:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-1-7 早稲田大学28号館1階
URL:https://www.waseda.jp/inst/wcans/
グローバルエデュケーションセンター
早稲田大学の組織の一つ。全学部・研究科の学生に向けて、学問を学ぶために必須な「アカデミック・ライティング」「英語」「データ科学」「数学」「情報」のスキルを身につける基盤教育や言語・リベラルアーツ教育を提供することを目的に、2014年に設立。
所長:後藤正幸 理工学術院 教授
所在地:〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1早稲田キャンパス1号館3階
URL:https://www.waseda.jp/inst/gec/