創立30周年の節目を迎えるPaganiよりZondaとHuayraに続く第3のクリエーション「Utopia(ユートピア)」が誕生
[22/09/16]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
最初のシリーズである「Utopia」のクーペは99台限定生産
1992年創業のPagani(パガーニ)は、新型のスーパーカー「Utopia(ユートピア)」をイタリア・ミラノで2022年9月12日に公開した。
ミラノ音楽院のシンフォニック・オーケストラの演奏をバックに、創業者のオラシオ・パガーニが見守る中、盛大に行われた。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=bfcT8PbF0F8 ]
オラシオ・パガーニが作曲し、ミラノ音楽院が命を吹き込んだ音楽とともに。
Huayraと同じV型12気筒ツインターボを搭載し、パワーアップしている。オートマチックトランスミッションのオプションはなく、マニュアルギアボックスのみを使用。
新型車のディテールは、これまでのパガーニのスーパーカーから明らかに影響を受けているものが多くあります。
「Utopia」の全体的な外観は、確かにこれまでのパガーニよりもアグレッシヴではないが、ここには巧みなエアロダイナミクスワークがふんだんに盛り込まれています。
カーボンとチタンを組み合わせたモノコックボディ(パガーニはこれをカーボタニウムと呼ぶ)の下には、AMG製6.0リッター・V型12気筒ツインターボが収まっており、メルセデスAMGから供給されるエンジンのパワーは、エクストラック7速自動マニュアルトランスミッションまたは「エレクトロメカニカルディファレンシャル」付きの純粋なマニュアルを経由してリアに送られます。
カーボンファイバーや軽量素材を多用したユートピアは、軽量で、重量はわずか1,280kg。ユートピアは99台数が予定されています。いずれにせよ、ユートピアは名誉ある愛好家たちに割り当てられすでに完売しています。
パガーニは、「Utopia」を「クーペ」モデルと呼んでいます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-d5e7fe38a965e8660098-19.jpg ]
パガーニ・アウトモビリは、アルゼンチン生まれのオラチオ・パガーニ氏がイタリアに設立した。1999年に『ゾンダC12』と呼ばれるスーパーカーを発売。パガーニ・アウトモビリはその後、『ロードスター』、『ゾンダF』、『ゾンダR』など、絶えず進化の手を加えてきた。
「Utopia」はフロントグリルの巨大なラジエーター前方には、空力的な補助となりそうなウィングレットがある。ルーフとリアには大きなエアインテークがあり、エンジンルームに空気を取り込でいる。
全体的なデザインはウアイラに似ているが、ゾンタFを彷彿とさせる縦置きのリアライトが特徴的だ。
ボディパネルのすべて、あるいはほとんどにカーボンファイバー製が採用される。フロントセクションは、カナードやウイングレットの代わりに大型エアインテークや様々な空力エレメントが一体化されており、洗練されたデザインが導入された。
フロントホイール後方、ドアにはエアスクープが設けられており、これ以外にもエンジンベイにフレッシュエアを導くベント類が設置されている。
パガーニの特徴であるサイドミラーは健在で、丸型4灯式テールライトの形状はカモフラージュだろう。象徴的なクワッド・テールパイプの下、リヤバンパーには珍しい形状のディフューザー処理が採用されている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-fadde716e0ef7fcccc28-1.jpg ]
(下記プレスリリースより)
イントロダクション
「4000枚を超えるスケッチ、10つのスケールモデル、風洞用模型、1/1スケールモデル、そして、数え切れないほどのアイデアとリサーチ、実験を繰り返し、完璧な8台のプロトタイプ(試作品)が完成しました。これらは、タイムレスで最先端技術を駆使し、チームが6年にわたり、情熱と努力を積み重ねた賜物です。この過酷な開発を進めていくにつれ、このプロジェクトが目指す理想は高くなり、何をしても不十分に感じていた時、1999年の初代ZondaについてRobert Puyalが書いた古い記事を見つけました。そこには、驚くほど深い洞察に満ちた表現で、私がこの新しいプロジェクトにおいて第一に追求していたシンプルさとエレガンスの原理が記されていました。そうして私は彼を招待し、私たちの新たなステージについて語ってもらってはどうかとコミュニケーション部門の仲間に提案したのです」
Horacio Pagani(オラチオ・パガーニ)
パガーニ, 第三幕
Horacio Pagani(オラチオ・パガーニ) が1992年に創立したPaganiは30周年の節目を迎え、「Zonda(ゾンダ)と「Huayra(ウアイラ)」に続く第3のクリエーションが誕生しました。伝説を築き始めた、ZondaのC8プロジェクト。アクティブ・エアロダイナミクスとカーボチタンを採用し、世界規模に発展させた、HuayraのC9プロジェクト。そして、3番目のモデル、コードネームC10は何を加えることができるでしょうか。さらなるパワー、高性能、優れた構造、エアロダイナミクス? もちろん。しかし、それ以外には? 何よりもまず、あなたにゴールがなくてはなりません。
目標と志
享楽の錬金術、美の方程式......Paganiの次なるハイパーカーにとって、大切なことはなんでしょうか。 Horacio Paganiは自身のアイデアを持ちつつも、新たな作品を心待ちにしている顧客たちに望みを訊ねました。すでに並はずれて速く、美しい車を手にしている彼らに不足しているものは何か。この問いかけに対する答えは、シンプルであること、軽量であること、そして、運転する喜びの3つでした。C10プロジェクトは、時代の流れに逆らう形で開発されました。重いバッテリーもハイブリッドも使用せず、素晴らしいV12エンジンのみを搭載したのです。V12エンジンは、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)も使わず、純粋な7速MT(マニュアルトランスミッション)またはAT(オートマチックトランスミッション)が採用されています。すべては、この車がドライバーのあらゆる操作にこれまで以上に反応し、最高に純粋なドライビング、新しい方法で定義された「クラシック」な体験を保証するために開発されました。
このような構想と高い志のもと、理念を具現化する車にどんな名前が付けられるでしょうか。私たちは「Utopia」と名付けました。1516年の哲学者トマス・モアにとって、この名は私たちが夢見る“ユートピア”に与えられてきたものです。しかし、自らの未来を切り開く者たち、つまり「Utopia」のクリエイターにとって、「Utopia」は確かに存在するのです。
私たちが見ているもの
[画像3: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-0688ea0ecb09d6d1dd80-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-9a3fe89fbea4e992345b-3.jpg ]
Paganiのすべては、美の衝撃から始まります。「Utopia」はシンプルであることが追求されています。 Paganiらしいラインを持ちながら、過去の作品と一線を画す存在感を放つのです。流れるような、より曲線的なシェイプ。丸みを帯びたアッパーエッジを持つフロントガラスから、ウィングやボンネットのディテールまで、その柔らかな輪郭は新しい表情、新しいアウトラインを生み出します。長い時間をかけて滑らかにし、洗練されたフォルムは、一度見たら忘れられないことでしょう。Paganiにとって最も大きな挑戦は、その時代の流行に左右されることなく、時を超えたデザインオブジェクトを創り出すという、当初の意図に可能な限り忠実に表現することでした。
「Utopia」は空力アドオン装置がほとんどないにもかかわらず、これまで以上に効率的です。ハイパーカーの中には、多数のスポイラーを備えているものもありますが、「Utopia」はこれらの付属物の機能を全体の形状に組み込んでおり、デザインのみによってより大きなダウンフォースと空気抵抗の低減を実現しているのです。
[画像5: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-8332f78ce469f00ff3f0-15.jpg ]
スタイリングのディテールは、数こそ少ないものの、それだけで賞賛に値するほど緻密に仕上げられています。技術的にも先進的なシェイプは、スクーター「Vespa(ベスパ)」の無駄がないデザインのヘッドランプやスピードボート「Riva(リーヴァ)」の部品など、1950年代のものに着想を得ました。鍛造ホイールには、タービン状のカーボンファイバーのエクストラクターが装着され、ブレーキからの熱気を逃がし、車体下部の乱気流を低減します。カーボンセラミックディスクに装着されるブレーキキャリパーは、軽量化されたニューデザインです。
[画像6: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-d18687663137a14feecf-9.jpg ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-dca07f6b030cd3522f47-10.jpg ]
PIRELLI(ピレリ)社のタイヤは、強大なトルクを効率よく路面に伝え、フロント21インチ、リア22インチという異例の大径ホイールにより、車体周辺のデザインに新しい創造性を生むとともに、卓越した走行感覚を実現します。サイドウォールには「Utopia」のシルエットが刻まれ、この作品のために開発されたことを物語っています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-119e861bdff32f534f63-14.jpg ]
まるで宙に浮いているようなサイドミラーは、エアフォイル形状によりボディから離され、空力的な透過性を高めており、風洞実験による綿密な最適化が施されていることがわかります。リアライトはリアウィングの脇に浮かび、エアエクストラクターにセットされ、その一つひとつのパーツは、宝飾店のウィンドウに飾られていてもおかしくないほど美しく仕上げられています。パーソナルモニュメントでもあり、ブランドのシグニチャーでもあるチタン製クワッドエキゾーストは、熱を効率よく逃がすためにセラミックコーティングを施しながらも、システム全体の6キログラムをわずかに超える程度の重量を実現させました。
未来への展望、過去へのオマージュ
[画像9: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-0cac8a96d3ab00bf2353-6.jpg ]
車は彫刻に例えられますが、ドアを開くとすべてが変わります。彫刻でありながら座ることができる、「Utopia」の内装は外観よりもさらに独創的です。
[画像10: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-87e16e355404b08fb2ad-18.jpg ]
モダンでもレトロでもない、タイムレスなデザイン。ドライバーの前にある最小限のディスプレイ以外には、スクリーンがありません。大きなスクリーンは、設置も簡単でデザインの手間も省けますが、美しさが損なわれてしまいます。すべての計器は純粋なアナログで、読みやすいダイヤルの一つひとつが、まるで腕時計のスケルトンムーブメントのように、そのメカニズムの一部をさりげなく披露しているのです。
[画像11: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-ca445f1f5941c47cdfb6-5.jpg ]
[画像12: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-771f46baf06bfce8c41a-7.jpg ]
Paganiにとって、自動車が機能するために必要なすべての部品は、創造性を発揮する機会です。ステアリング・ホイールも スポークや中空構造のリムからステアリングコラム、ボスまで、すべてアルミの無垢材で作られています。ペダルも金属のブロックから作られています。ギアレバーの構造もむき出しのままですが、より洗練されたものになっています。すべてにおいて、人間工学、効率性、快適性を追求しました。
[画像13: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-54019a79cbb18abcc65e-8.jpg ]
どのような特徴か
「Utopia」の非常にシンプルなシェイプに到達するためのプロセスは、かつてないほどに複雑でした。最初のスケッチとコンピュータ計算から、カーボンファイバーの金型に最終的な形状が固まるまでに6年間もの月日を費やしました。そして、風洞実験での果てしない研究と数え切れないほどの変更を経て、その内部の空力性能は完璧なものとなり、一度に一つずつ行う無数の修正を繰り返し完成されました。「Utopia」はエアロダイナミクスの神秘性を生かし、どんなに高速でも確実なハンドリングと安定性を最大限に発揮します。そのアクティブ・エアロダイナミクスは、電子制御ショックアブソーバーと相まって、あらゆる走行条件下で最適な動的挙動を確保します。アルミニウム合金製のダブルウィッシュボー式サスペンションは、サーキット走行専用車である「R」の長期にわたる開発成果から生まれ、「R」の開発で培われた技術が生かされています。しかしながら、ロードユースを前提とした「UTOPIA」は、日常的に使用する路面にも対応可能です。
歴代モデルに採用されてきたカーボンモノコックは、強度、軽さ、製造品質においてPaganiのスタンダードとなっています。私たちは既存の強みを強化し、繊維の織り方を改良し、カーボチタンやカーボトライアックスなどの新しい複合材料を発明することを選択しました。さらに、新しいタイプの Aクラスのカーボンファイバーは、ボディワークのような美しさの実現のために特別に開発され、同じ繊維密度で38%の強度を向上させました。
ハイパフォーマンスカーは所有者を喜ばせるだけでなく、要求したり心配したりすることなく求められるすべての安全性を提供し、サポートしなければいけません。多くの場合、ごく一部のメーカーには免除が認められますが、Paganiは安全性を始め、あらゆる面で世界で最も厳しいレギュレーションをクリアした車を作り、改めてその名誉を称えたのです。「Utopia」は、開発からプレテスト、ホモロゲーションモデルに至るまで、50以上の厳しい衝突テストをクリアし、グローバルな認証を受けています。
あなたのために
[画像14: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-8f90bb07b5163bea9fb1-13.jpg ]
[画像15: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-a99f596530d21d09cb48-12.jpg ]
メルセデスAMGがPaganiのために特別に製作した6リットルV12気筒ビターボエンジンは、膨大な開発作業の結果、864bhpの出力と、とりわけ1100Nmという驚異的なトルクを発揮するようになりました。カリフォルニア州を含む最も厳しい排ガス規制をクリアしながら、より高回転、柔軟、パワフルな走りを実現します。
トランスミッションの選択は哲学的なものでした。効率的ではあるが、重く、ドライバーが加速のペースを決めることができないDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)は採用せず、Paganiは、モータースポーツと高性能自動車用トランスミッションの分野で最も権威のあるメーカーである Xtrac(エクストラック)に依頼し、ヘリカルギアを用いた最も素早いシフトチェンジが可能なギアボックスを開発しました。コンパクトで軽く、横置きのため重心が最適化されています。
さらに、Paganiの愛好家の希望に最も合致するように、バーチャルなマニュアルではない、本物の7速MT(マニュアルトランスミッション)が開発されました。シンクロナイザーリングを備え、ピュアマニュアルとして十分な1100Nmのトルクを扱える機構を持つこのようなギアボックスを設計するのは容易ではありませんでしたが、「Utopia」にとっては必須条件でした。
しかしながら、オートマチックトランスミッションがどんなに高性能になったとしても、ドライバー自身がギアチェンジを使いこなすことに代わることはありません。優勢な論理であっても、その時々の状況、道路の状態、その瞬間の気分による個人の判断にかかっているのです。
出発点
「Utopia」が私たちをより魅了するのは、創造者の歩んだ道なのです。Horacio Pagani自身が夢見た車を完成させること。不可能に思われる彼の最高の願望を実現するために、夢想家という実に誠実なエンジニアに尽くしているのです。夢の国にはガイドが必要です。偉大なるレオナルド・ダ・ヴィンチは、Paganiにとって常に不可欠な存在でした。芸術と技術の融合が可能であると信じてきたのは、レオナルドの思想の導きのおかげです。
彼以上の指導者がいるでしょうか? 芸術家であり発明家でもあるレオナルド・ダ・ヴィンチは、史上最高の肖像画家のひとりであり、解剖学にも造詣が深かったといいます。Horacioは、このフィレンツェの天才と比較するわけではなく、彼の道を辿っているのです。レオナルドは常に技術的なインスピレーションと美しいシェイプへの愛情を結びつけていました。
Horacio Paganiはアーティストであり、自動車は彼自身を表現するための最良の手段なのです。彼が何かを描くとき、それがどんなに美しくても、彼が作り出すシェイプは機能美となるのです。彼にとっては、技術的に正しくない形はエレガントとは言えません。そして、テクニカルな困難を克服したとき、その解決策に美しさを見出すことができるのです。
Horacioは一貫して同じ方法で物事に取り組んできました。それはまさに、現実の問題を解決するための創造性と行動が、彼の中で絵画や詩的な調和の表現という形をとっているのです。彼は作曲家であり、デザイナーとして長い間ソリストであったが、現在は指揮者となり、自分のアイデアがチームによって実現されるのを見届けるようになってきました。若者たちがそれぞれのアイデアでこのマスターピースの誕生に尽力するからこそ、Horacioは自分のサインを誇りをもって綴ることができるのです。
新たな強み
設立当初から、状況は大きく変わりました。1999年当時、Paganiは25人の従業員で運営されていましたが、今ではそのようなことは考えられません。機能重視のPaganiは、本質的にはファミリー規模の企業であることに変わりはありませんが、現在では180名のスタッフを雇用するようになりました。Zondaが誕生したアート&サイエンス研究センターは、各分野のエンジニア、デザイナー、優秀な技術者が在籍し、一方で新しい施設は生産工程が行われ年間50台の車を生産する、いわばサルトリアのアトリエのような場所です。
25年ほど前、Zondaはわずかな資源で、非常に小さなチームによって設計、製造されました。Pagani Automobili(パガーニ・アウトモビリ)が持つ新たな力によって育まれ、発展した直観的真理がどのようなものであるか想像してみてください。
どのような決定がなされようとも、どのような方向性の創造的なアイデアが出ようとも、私たちの小さな会社は、それらを迅速かつ高い品質基準で実現するのです。デザイン、プロトタイプ、開発、生産は、トップクラスのレーシングチームに匹敵するものでありながら、限定生産車であり、最初のシリーズである「Utopia」のクーペは、すでに名誉ある愛好家たちに割り当てられ、99台が製造される予定です。
それぞれの作品は、複数の分野が自然かつ必要な形で結合し、テクノロジーと美学を融合させたものです。
Paganiが新たな高みへと到達したのは、このプロセスの結晶にほかなりません。
Paganiの物語は続き、Paganiの仕事は続くのです……。
Robert Puyal
- 技術仕様 -
乾燥重量:1.280 Kg (2822 lb)
パワー出力:864 HP (635 kW) / 6000 回転/分 (18 °Cにおける)
最大トルク:1100 Nm from 2800 回転/分 to 5900 回転/分
エンジン:AMG製6.0リッター・V型12気筒ツインターボ
総排気量:5,980 cc
ギアボックス: Xtrac製の7速シーケンシャルか、新開発の7速マニュアルトランスミッション
自動ギアボックスまたは真のマニュアルを選択できる
ボディ構造:モノコック Carbo-Titanium HP62 G2、Carbo-Triax HP62
フロント&リア:CrMo合金銅製のチューブラーサブフレーム
ブレーキ:ブレンボ製 カーボンセラミック4ベンチレーテッドディスクブレーキ、
フロント:410x38mm、6ピストンモノリシックキャリパー、
リア:390x34mm、4ピストンモノリシックキャリパー
ホイール:APPモノリシック・アルミニウム合金鍛造 、フロント21インチ、リア22インチ
タイヤ:型式:フロント ピレリ Pゼロコルサ 265/35 R21、リア:25/30 R22
低温時の走行に適したPirelli SottoZero(ピレリ・ソットゼロ)
1992年創業のPagani(パガーニ)は、新型のスーパーカー「Utopia(ユートピア)」をイタリア・ミラノで2022年9月12日に公開した。
ミラノ音楽院のシンフォニック・オーケストラの演奏をバックに、創業者のオラシオ・パガーニが見守る中、盛大に行われた。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=bfcT8PbF0F8 ]
オラシオ・パガーニが作曲し、ミラノ音楽院が命を吹き込んだ音楽とともに。
Huayraと同じV型12気筒ツインターボを搭載し、パワーアップしている。オートマチックトランスミッションのオプションはなく、マニュアルギアボックスのみを使用。
新型車のディテールは、これまでのパガーニのスーパーカーから明らかに影響を受けているものが多くあります。
「Utopia」の全体的な外観は、確かにこれまでのパガーニよりもアグレッシヴではないが、ここには巧みなエアロダイナミクスワークがふんだんに盛り込まれています。
カーボンとチタンを組み合わせたモノコックボディ(パガーニはこれをカーボタニウムと呼ぶ)の下には、AMG製6.0リッター・V型12気筒ツインターボが収まっており、メルセデスAMGから供給されるエンジンのパワーは、エクストラック7速自動マニュアルトランスミッションまたは「エレクトロメカニカルディファレンシャル」付きの純粋なマニュアルを経由してリアに送られます。
カーボンファイバーや軽量素材を多用したユートピアは、軽量で、重量はわずか1,280kg。ユートピアは99台数が予定されています。いずれにせよ、ユートピアは名誉ある愛好家たちに割り当てられすでに完売しています。
パガーニは、「Utopia」を「クーペ」モデルと呼んでいます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-d5e7fe38a965e8660098-19.jpg ]
パガーニ・アウトモビリは、アルゼンチン生まれのオラチオ・パガーニ氏がイタリアに設立した。1999年に『ゾンダC12』と呼ばれるスーパーカーを発売。パガーニ・アウトモビリはその後、『ロードスター』、『ゾンダF』、『ゾンダR』など、絶えず進化の手を加えてきた。
「Utopia」はフロントグリルの巨大なラジエーター前方には、空力的な補助となりそうなウィングレットがある。ルーフとリアには大きなエアインテークがあり、エンジンルームに空気を取り込でいる。
全体的なデザインはウアイラに似ているが、ゾンタFを彷彿とさせる縦置きのリアライトが特徴的だ。
ボディパネルのすべて、あるいはほとんどにカーボンファイバー製が採用される。フロントセクションは、カナードやウイングレットの代わりに大型エアインテークや様々な空力エレメントが一体化されており、洗練されたデザインが導入された。
フロントホイール後方、ドアにはエアスクープが設けられており、これ以外にもエンジンベイにフレッシュエアを導くベント類が設置されている。
パガーニの特徴であるサイドミラーは健在で、丸型4灯式テールライトの形状はカモフラージュだろう。象徴的なクワッド・テールパイプの下、リヤバンパーには珍しい形状のディフューザー処理が採用されている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-fadde716e0ef7fcccc28-1.jpg ]
(下記プレスリリースより)
イントロダクション
「4000枚を超えるスケッチ、10つのスケールモデル、風洞用模型、1/1スケールモデル、そして、数え切れないほどのアイデアとリサーチ、実験を繰り返し、完璧な8台のプロトタイプ(試作品)が完成しました。これらは、タイムレスで最先端技術を駆使し、チームが6年にわたり、情熱と努力を積み重ねた賜物です。この過酷な開発を進めていくにつれ、このプロジェクトが目指す理想は高くなり、何をしても不十分に感じていた時、1999年の初代ZondaについてRobert Puyalが書いた古い記事を見つけました。そこには、驚くほど深い洞察に満ちた表現で、私がこの新しいプロジェクトにおいて第一に追求していたシンプルさとエレガンスの原理が記されていました。そうして私は彼を招待し、私たちの新たなステージについて語ってもらってはどうかとコミュニケーション部門の仲間に提案したのです」
Horacio Pagani(オラチオ・パガーニ)
パガーニ, 第三幕
Horacio Pagani(オラチオ・パガーニ) が1992年に創立したPaganiは30周年の節目を迎え、「Zonda(ゾンダ)と「Huayra(ウアイラ)」に続く第3のクリエーションが誕生しました。伝説を築き始めた、ZondaのC8プロジェクト。アクティブ・エアロダイナミクスとカーボチタンを採用し、世界規模に発展させた、HuayraのC9プロジェクト。そして、3番目のモデル、コードネームC10は何を加えることができるでしょうか。さらなるパワー、高性能、優れた構造、エアロダイナミクス? もちろん。しかし、それ以外には? 何よりもまず、あなたにゴールがなくてはなりません。
目標と志
享楽の錬金術、美の方程式......Paganiの次なるハイパーカーにとって、大切なことはなんでしょうか。 Horacio Paganiは自身のアイデアを持ちつつも、新たな作品を心待ちにしている顧客たちに望みを訊ねました。すでに並はずれて速く、美しい車を手にしている彼らに不足しているものは何か。この問いかけに対する答えは、シンプルであること、軽量であること、そして、運転する喜びの3つでした。C10プロジェクトは、時代の流れに逆らう形で開発されました。重いバッテリーもハイブリッドも使用せず、素晴らしいV12エンジンのみを搭載したのです。V12エンジンは、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)も使わず、純粋な7速MT(マニュアルトランスミッション)またはAT(オートマチックトランスミッション)が採用されています。すべては、この車がドライバーのあらゆる操作にこれまで以上に反応し、最高に純粋なドライビング、新しい方法で定義された「クラシック」な体験を保証するために開発されました。
このような構想と高い志のもと、理念を具現化する車にどんな名前が付けられるでしょうか。私たちは「Utopia」と名付けました。1516年の哲学者トマス・モアにとって、この名は私たちが夢見る“ユートピア”に与えられてきたものです。しかし、自らの未来を切り開く者たち、つまり「Utopia」のクリエイターにとって、「Utopia」は確かに存在するのです。
私たちが見ているもの
[画像3: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-0688ea0ecb09d6d1dd80-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-9a3fe89fbea4e992345b-3.jpg ]
Paganiのすべては、美の衝撃から始まります。「Utopia」はシンプルであることが追求されています。 Paganiらしいラインを持ちながら、過去の作品と一線を画す存在感を放つのです。流れるような、より曲線的なシェイプ。丸みを帯びたアッパーエッジを持つフロントガラスから、ウィングやボンネットのディテールまで、その柔らかな輪郭は新しい表情、新しいアウトラインを生み出します。長い時間をかけて滑らかにし、洗練されたフォルムは、一度見たら忘れられないことでしょう。Paganiにとって最も大きな挑戦は、その時代の流行に左右されることなく、時を超えたデザインオブジェクトを創り出すという、当初の意図に可能な限り忠実に表現することでした。
「Utopia」は空力アドオン装置がほとんどないにもかかわらず、これまで以上に効率的です。ハイパーカーの中には、多数のスポイラーを備えているものもありますが、「Utopia」はこれらの付属物の機能を全体の形状に組み込んでおり、デザインのみによってより大きなダウンフォースと空気抵抗の低減を実現しているのです。
[画像5: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-8332f78ce469f00ff3f0-15.jpg ]
スタイリングのディテールは、数こそ少ないものの、それだけで賞賛に値するほど緻密に仕上げられています。技術的にも先進的なシェイプは、スクーター「Vespa(ベスパ)」の無駄がないデザインのヘッドランプやスピードボート「Riva(リーヴァ)」の部品など、1950年代のものに着想を得ました。鍛造ホイールには、タービン状のカーボンファイバーのエクストラクターが装着され、ブレーキからの熱気を逃がし、車体下部の乱気流を低減します。カーボンセラミックディスクに装着されるブレーキキャリパーは、軽量化されたニューデザインです。
[画像6: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-d18687663137a14feecf-9.jpg ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-dca07f6b030cd3522f47-10.jpg ]
PIRELLI(ピレリ)社のタイヤは、強大なトルクを効率よく路面に伝え、フロント21インチ、リア22インチという異例の大径ホイールにより、車体周辺のデザインに新しい創造性を生むとともに、卓越した走行感覚を実現します。サイドウォールには「Utopia」のシルエットが刻まれ、この作品のために開発されたことを物語っています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-119e861bdff32f534f63-14.jpg ]
まるで宙に浮いているようなサイドミラーは、エアフォイル形状によりボディから離され、空力的な透過性を高めており、風洞実験による綿密な最適化が施されていることがわかります。リアライトはリアウィングの脇に浮かび、エアエクストラクターにセットされ、その一つひとつのパーツは、宝飾店のウィンドウに飾られていてもおかしくないほど美しく仕上げられています。パーソナルモニュメントでもあり、ブランドのシグニチャーでもあるチタン製クワッドエキゾーストは、熱を効率よく逃がすためにセラミックコーティングを施しながらも、システム全体の6キログラムをわずかに超える程度の重量を実現させました。
未来への展望、過去へのオマージュ
[画像9: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-0cac8a96d3ab00bf2353-6.jpg ]
車は彫刻に例えられますが、ドアを開くとすべてが変わります。彫刻でありながら座ることができる、「Utopia」の内装は外観よりもさらに独創的です。
[画像10: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-87e16e355404b08fb2ad-18.jpg ]
モダンでもレトロでもない、タイムレスなデザイン。ドライバーの前にある最小限のディスプレイ以外には、スクリーンがありません。大きなスクリーンは、設置も簡単でデザインの手間も省けますが、美しさが損なわれてしまいます。すべての計器は純粋なアナログで、読みやすいダイヤルの一つひとつが、まるで腕時計のスケルトンムーブメントのように、そのメカニズムの一部をさりげなく披露しているのです。
[画像11: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-ca445f1f5941c47cdfb6-5.jpg ]
[画像12: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-771f46baf06bfce8c41a-7.jpg ]
Paganiにとって、自動車が機能するために必要なすべての部品は、創造性を発揮する機会です。ステアリング・ホイールも スポークや中空構造のリムからステアリングコラム、ボスまで、すべてアルミの無垢材で作られています。ペダルも金属のブロックから作られています。ギアレバーの構造もむき出しのままですが、より洗練されたものになっています。すべてにおいて、人間工学、効率性、快適性を追求しました。
[画像13: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-54019a79cbb18abcc65e-8.jpg ]
どのような特徴か
「Utopia」の非常にシンプルなシェイプに到達するためのプロセスは、かつてないほどに複雑でした。最初のスケッチとコンピュータ計算から、カーボンファイバーの金型に最終的な形状が固まるまでに6年間もの月日を費やしました。そして、風洞実験での果てしない研究と数え切れないほどの変更を経て、その内部の空力性能は完璧なものとなり、一度に一つずつ行う無数の修正を繰り返し完成されました。「Utopia」はエアロダイナミクスの神秘性を生かし、どんなに高速でも確実なハンドリングと安定性を最大限に発揮します。そのアクティブ・エアロダイナミクスは、電子制御ショックアブソーバーと相まって、あらゆる走行条件下で最適な動的挙動を確保します。アルミニウム合金製のダブルウィッシュボー式サスペンションは、サーキット走行専用車である「R」の長期にわたる開発成果から生まれ、「R」の開発で培われた技術が生かされています。しかしながら、ロードユースを前提とした「UTOPIA」は、日常的に使用する路面にも対応可能です。
歴代モデルに採用されてきたカーボンモノコックは、強度、軽さ、製造品質においてPaganiのスタンダードとなっています。私たちは既存の強みを強化し、繊維の織り方を改良し、カーボチタンやカーボトライアックスなどの新しい複合材料を発明することを選択しました。さらに、新しいタイプの Aクラスのカーボンファイバーは、ボディワークのような美しさの実現のために特別に開発され、同じ繊維密度で38%の強度を向上させました。
ハイパフォーマンスカーは所有者を喜ばせるだけでなく、要求したり心配したりすることなく求められるすべての安全性を提供し、サポートしなければいけません。多くの場合、ごく一部のメーカーには免除が認められますが、Paganiは安全性を始め、あらゆる面で世界で最も厳しいレギュレーションをクリアした車を作り、改めてその名誉を称えたのです。「Utopia」は、開発からプレテスト、ホモロゲーションモデルに至るまで、50以上の厳しい衝突テストをクリアし、グローバルな認証を受けています。
あなたのために
[画像14: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-8f90bb07b5163bea9fb1-13.jpg ]
[画像15: https://prtimes.jp/i/47373/3/resize/d47373-3-a99f596530d21d09cb48-12.jpg ]
メルセデスAMGがPaganiのために特別に製作した6リットルV12気筒ビターボエンジンは、膨大な開発作業の結果、864bhpの出力と、とりわけ1100Nmという驚異的なトルクを発揮するようになりました。カリフォルニア州を含む最も厳しい排ガス規制をクリアしながら、より高回転、柔軟、パワフルな走りを実現します。
トランスミッションの選択は哲学的なものでした。効率的ではあるが、重く、ドライバーが加速のペースを決めることができないDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)は採用せず、Paganiは、モータースポーツと高性能自動車用トランスミッションの分野で最も権威のあるメーカーである Xtrac(エクストラック)に依頼し、ヘリカルギアを用いた最も素早いシフトチェンジが可能なギアボックスを開発しました。コンパクトで軽く、横置きのため重心が最適化されています。
さらに、Paganiの愛好家の希望に最も合致するように、バーチャルなマニュアルではない、本物の7速MT(マニュアルトランスミッション)が開発されました。シンクロナイザーリングを備え、ピュアマニュアルとして十分な1100Nmのトルクを扱える機構を持つこのようなギアボックスを設計するのは容易ではありませんでしたが、「Utopia」にとっては必須条件でした。
しかしながら、オートマチックトランスミッションがどんなに高性能になったとしても、ドライバー自身がギアチェンジを使いこなすことに代わることはありません。優勢な論理であっても、その時々の状況、道路の状態、その瞬間の気分による個人の判断にかかっているのです。
出発点
「Utopia」が私たちをより魅了するのは、創造者の歩んだ道なのです。Horacio Pagani自身が夢見た車を完成させること。不可能に思われる彼の最高の願望を実現するために、夢想家という実に誠実なエンジニアに尽くしているのです。夢の国にはガイドが必要です。偉大なるレオナルド・ダ・ヴィンチは、Paganiにとって常に不可欠な存在でした。芸術と技術の融合が可能であると信じてきたのは、レオナルドの思想の導きのおかげです。
彼以上の指導者がいるでしょうか? 芸術家であり発明家でもあるレオナルド・ダ・ヴィンチは、史上最高の肖像画家のひとりであり、解剖学にも造詣が深かったといいます。Horacioは、このフィレンツェの天才と比較するわけではなく、彼の道を辿っているのです。レオナルドは常に技術的なインスピレーションと美しいシェイプへの愛情を結びつけていました。
Horacio Paganiはアーティストであり、自動車は彼自身を表現するための最良の手段なのです。彼が何かを描くとき、それがどんなに美しくても、彼が作り出すシェイプは機能美となるのです。彼にとっては、技術的に正しくない形はエレガントとは言えません。そして、テクニカルな困難を克服したとき、その解決策に美しさを見出すことができるのです。
Horacioは一貫して同じ方法で物事に取り組んできました。それはまさに、現実の問題を解決するための創造性と行動が、彼の中で絵画や詩的な調和の表現という形をとっているのです。彼は作曲家であり、デザイナーとして長い間ソリストであったが、現在は指揮者となり、自分のアイデアがチームによって実現されるのを見届けるようになってきました。若者たちがそれぞれのアイデアでこのマスターピースの誕生に尽力するからこそ、Horacioは自分のサインを誇りをもって綴ることができるのです。
新たな強み
設立当初から、状況は大きく変わりました。1999年当時、Paganiは25人の従業員で運営されていましたが、今ではそのようなことは考えられません。機能重視のPaganiは、本質的にはファミリー規模の企業であることに変わりはありませんが、現在では180名のスタッフを雇用するようになりました。Zondaが誕生したアート&サイエンス研究センターは、各分野のエンジニア、デザイナー、優秀な技術者が在籍し、一方で新しい施設は生産工程が行われ年間50台の車を生産する、いわばサルトリアのアトリエのような場所です。
25年ほど前、Zondaはわずかな資源で、非常に小さなチームによって設計、製造されました。Pagani Automobili(パガーニ・アウトモビリ)が持つ新たな力によって育まれ、発展した直観的真理がどのようなものであるか想像してみてください。
どのような決定がなされようとも、どのような方向性の創造的なアイデアが出ようとも、私たちの小さな会社は、それらを迅速かつ高い品質基準で実現するのです。デザイン、プロトタイプ、開発、生産は、トップクラスのレーシングチームに匹敵するものでありながら、限定生産車であり、最初のシリーズである「Utopia」のクーペは、すでに名誉ある愛好家たちに割り当てられ、99台が製造される予定です。
それぞれの作品は、複数の分野が自然かつ必要な形で結合し、テクノロジーと美学を融合させたものです。
Paganiが新たな高みへと到達したのは、このプロセスの結晶にほかなりません。
Paganiの物語は続き、Paganiの仕事は続くのです……。
Robert Puyal
- 技術仕様 -
乾燥重量:1.280 Kg (2822 lb)
パワー出力:864 HP (635 kW) / 6000 回転/分 (18 °Cにおける)
最大トルク:1100 Nm from 2800 回転/分 to 5900 回転/分
エンジン:AMG製6.0リッター・V型12気筒ツインターボ
総排気量:5,980 cc
ギアボックス: Xtrac製の7速シーケンシャルか、新開発の7速マニュアルトランスミッション
自動ギアボックスまたは真のマニュアルを選択できる
ボディ構造:モノコック Carbo-Titanium HP62 G2、Carbo-Triax HP62
フロント&リア:CrMo合金銅製のチューブラーサブフレーム
ブレーキ:ブレンボ製 カーボンセラミック4ベンチレーテッドディスクブレーキ、
フロント:410x38mm、6ピストンモノリシックキャリパー、
リア:390x34mm、4ピストンモノリシックキャリパー
ホイール:APPモノリシック・アルミニウム合金鍛造 、フロント21インチ、リア22インチ
タイヤ:型式:フロント ピレリ Pゼロコルサ 265/35 R21、リア:25/30 R22
低温時の走行に適したPirelli SottoZero(ピレリ・ソットゼロ)