「空気を読む」文化が裏目に?欧州発のATAIRU(アタイル)日本初開講 日欧間の女性リーダーの特性の違い、明らかに
[16/10/13]
提供元:PRTIMES
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ウーマンズリーダーシップインスティテュート株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:川嶋治子) は、欧州発の女性向けリーダーシッププログラム“ATAIRU(アタイル・全3回)”の第1回目の講座を9月15〜16日の2日間、国内で初めて開催。キャリアに悩む外資系金融、大手企業、中小企業役員や医師等、25名の女性が受講しました。ATAIRUは自然体で最大限の力を発揮できる「オーセンティックリーダーシップ」を提唱しており、欧州では既に500人以上が受講。その94%が昇進する等、企業内での成果に繋がっています。9月の開講では、「空気を読む」日本特有のコミュニケーションが壁になり、周囲と断絶が生まれやすい傾向が浮き彫りになりました。こうした断絶は、燃え尽き症候群や退職に繋がる場合もあります。
二日間の講座により、その課題を打ち破っていく可能性が、受講生へのインタビューからも窺えます。
[画像1: http://prtimes.jp/i/19161/6/resize/d19161-6-727865-0.jpg ]
■初開講で見えた、日本の女性リーダーを阻むマインド
・日本特有のコミュニケーション 「空気を読む」が原因で、主体性を失う
「初来日で、日本がこれ程オーガナイズ(組織化)されていることに驚いた。背景には、言葉ではなく察して気付く“ハイコンテクスト”と呼ばれるコミュニケーションがあった。察する力の裏返しだが、日本の女性はヨーロッパよりも、自分を『被害者』にしてしまうことに、とても長けていると感じた(ATAIRU考案者ラドゥカ・ドナロヴァ)」。
[画像2: http://prtimes.jp/i/19161/6/resize/d19161-6-257802-4.jpg ]
欧米のコミュニケーションは、日本のように文脈から推測して意思疎通を図ることは少なく、直接的な表現を用い、言葉を重要視するスタイルです。たとえば「素晴らしかった」と相手から言われた場合、言葉を額面通り受け取り、日本のように「本音ではなく、単なるお世辞ではないか」など言葉の真意を文脈から察するという思考はあまりありません。
また、ATAIRUでは、リーダーの対極として、主体性を失った状態を“被害者”と呼びます。日本的なコミュニケーションスタイルは、欧米よりも言葉の解釈に重きが置かれますが、その分、ネガティブに捉える可能性も増えます。「このネガティブな解釈が、結果的に自身を“被害者“に繋げてしまうケースが多い」と、ATAIRU日本代表の川嶋は分析します。
・ネガティブな“センテンス(思い込み)”が、“被害者”を生む
ネガティブな解釈に陥りがちな理由には、ATAIRUで“センテンス”と呼んでいる思い込みが影響しています。例えば、「私は愛されない」というセンテンス(思い込み)を持ち、相手からメールの返信がない場合には、「嫌われているのかも」と否定的に解釈するなど、相手の意図とは異なる形で受け止められることが少なくありません。
このようなセンテンス(思い込み)をもって、相手やチームの期待を察して先回りした行動は、犠牲的な行動になりがちです。結果、「私だけが大変な思いをしている」という被害者マインドに陥りやすくなり、燃え尽き症候群や望まないキャリアの変更に繋がっています。 「このケースは、1万人以上のコーチング実績を振り返ってみても圧倒的に多い。最悪の場合は退職に至るなど、企業にとっても損失になっている(日本代表:川嶋)」。
[画像3: http://prtimes.jp/i/19161/6/resize/d19161-6-557706-7.jpg ]
・カギは意識的に“被害者”を抜け出すこと
欧州の修了生へのアンケート結果からは、修了生の多くが精神的にも満たされて昇進している傾向がわかっています。「これは、自分の“情熱”を理解し、“主体的な選択”をしている結果です。しかし、まずは意識的に“被害者をやめる”ことが必要。センテンス(思い込み)で解釈せず、事実を捉え直すことを習慣付けることで、結果的に情熱に気づきやすくもなります。他者へのリーダーシップを発揮する前に、まずは自分をリードすることが必要です(考案者ラドゥカ)」。下記の受講生のインタビューからも、日本でもその考え方が、大きな共感を呼んで受け入れられたことが窺えます。
「センテンス(思い込み)のために、想像していた以上に人を拒んでいた自分に驚きました。自分の感情に注意を払うべきだと気づいたことが、最大の学びです(遠藤奈々氏)」。
「今回の講座で、私を駆り立てる“情熱”に驚きました。自分の思っていたものとは大きく異なっていたからです(湯澤美菜氏)」
「周りにいる人や組織の期待ではなく、意識的に自分を観察する必要があると思いました(鈴木麻友氏)」
「二日間の講座で、受講生は意識的に被害者を抜けることができるようになった。受講生全般が、前向きにパターンからの脱却に取り組んでいる。あとは実践あるのみだが、身になっていけば、察する力と主体性とを兼ねそろえた、世界に類を見ない女性リーダーが生まれる可能性が、日本にはある(日本代表:川嶋)」。
◆ATAIRU創設者ラドゥカ来日講座 開講予定◆
<第2回>
開催日:2016年12月8日(木)〜9日(金)
<第3回>
開催日:2017年3月23日(木)〜24日(金)
※創設者ラドゥカ・日本代表川嶋への取材申し込みについては、 ウーマンズリーダーシップインスティテュート(株)広報担当:椎原( 03-6311―7400)までお願いいたします。
※開講中ATAIRU1期は満席のため、第2回目講義からのご参加は受付しておりません。
※第2期ATAIRUは2017年春を予定しております。
※ATAIRU開講詳細、創設者ラドゥカ・日本代表川嶋の講演等に関するお問い合わせは、同社(電話番号同じ、
担当・鈴木)までお問い合わせください。
◆ATAIRU日本代表:川嶋治子によるグループコーチング◆
<Women’s Leadership Academy>
開催日: 11/19,12/3,1/14,1/28,2/11,2/25 (全6回、すべて土曜日)
時間:13時〜17時
場所:MIYUKIビル(東京都中央区銀座5丁目6-12)7階 セミナールーム(予定)
※お問い合わせは、ウーマンズリーダーシップインスティテュート(株)(03-6311―7400、担当・鈴木)まで お願いいたします。
【川嶋治子 オフィシャルブログ】
http://ameblo.jp/harukokawashima/archive7-201601.html
[画像4: http://prtimes.jp/i/19161/6/resize/d19161-6-729870-3.jpg ]
<ATAIRU(アタイル)考案者 ラドゥカ・ドナロヴァ>
チェコ・プラハ在住。 1984年生まれ、チェコ出身。
国連WFP(国連世界食糧計画)を経て、米国が本社のコンサルティング会社「マッキンゼー&カンパニー」にてコンサルタントとして活躍し、2011年、ハーバードビジネススクールにてMBA取得。2013年、マッキンゼーより独立し、ATAIRU創設、現在ATAIRU代表を務める。
女性役員、次期役員候補である上級管理職女性の リーダーシップスタイルに次々と変革を起こし、
リーダーシップ・トレーニングに おいてGoogle・IBM等の世界的企業より絶大な信頼を寄せられている。また経済界影響力を持つ女性トップリーダーを 300人以上輩出。世界的企業における 女性役員育成の一端を担っている。
ハーバード大在学中の2011年、先天性の難病を抱えた次男の誕生で、 「自分は本当に満たされた成功をしてきたのか?」と疑問を持ち、 「幸せに満たされたリーダー」の事例を調査・分析。結果を体系化し、女性の リーダーシップに特化したリーダーシッププログラムATAIRUを考案した。ヨーロッパにおける女性のリーダーシップについての 研究をまとめたマッキンゼーレポートの著者でもある。
※ラドゥカ氏の写真を利用される際には、発行物の写真説明に『ウーマンズリーダーシップインスティテュート(株)提供』とご記載ください。画像(C)ATAIRU公式スポンサーフォトグラファー:大槻真巳
二日間の講座により、その課題を打ち破っていく可能性が、受講生へのインタビューからも窺えます。
[画像1: http://prtimes.jp/i/19161/6/resize/d19161-6-727865-0.jpg ]
■初開講で見えた、日本の女性リーダーを阻むマインド
・日本特有のコミュニケーション 「空気を読む」が原因で、主体性を失う
「初来日で、日本がこれ程オーガナイズ(組織化)されていることに驚いた。背景には、言葉ではなく察して気付く“ハイコンテクスト”と呼ばれるコミュニケーションがあった。察する力の裏返しだが、日本の女性はヨーロッパよりも、自分を『被害者』にしてしまうことに、とても長けていると感じた(ATAIRU考案者ラドゥカ・ドナロヴァ)」。
[画像2: http://prtimes.jp/i/19161/6/resize/d19161-6-257802-4.jpg ]
欧米のコミュニケーションは、日本のように文脈から推測して意思疎通を図ることは少なく、直接的な表現を用い、言葉を重要視するスタイルです。たとえば「素晴らしかった」と相手から言われた場合、言葉を額面通り受け取り、日本のように「本音ではなく、単なるお世辞ではないか」など言葉の真意を文脈から察するという思考はあまりありません。
また、ATAIRUでは、リーダーの対極として、主体性を失った状態を“被害者”と呼びます。日本的なコミュニケーションスタイルは、欧米よりも言葉の解釈に重きが置かれますが、その分、ネガティブに捉える可能性も増えます。「このネガティブな解釈が、結果的に自身を“被害者“に繋げてしまうケースが多い」と、ATAIRU日本代表の川嶋は分析します。
・ネガティブな“センテンス(思い込み)”が、“被害者”を生む
ネガティブな解釈に陥りがちな理由には、ATAIRUで“センテンス”と呼んでいる思い込みが影響しています。例えば、「私は愛されない」というセンテンス(思い込み)を持ち、相手からメールの返信がない場合には、「嫌われているのかも」と否定的に解釈するなど、相手の意図とは異なる形で受け止められることが少なくありません。
このようなセンテンス(思い込み)をもって、相手やチームの期待を察して先回りした行動は、犠牲的な行動になりがちです。結果、「私だけが大変な思いをしている」という被害者マインドに陥りやすくなり、燃え尽き症候群や望まないキャリアの変更に繋がっています。 「このケースは、1万人以上のコーチング実績を振り返ってみても圧倒的に多い。最悪の場合は退職に至るなど、企業にとっても損失になっている(日本代表:川嶋)」。
[画像3: http://prtimes.jp/i/19161/6/resize/d19161-6-557706-7.jpg ]
・カギは意識的に“被害者”を抜け出すこと
欧州の修了生へのアンケート結果からは、修了生の多くが精神的にも満たされて昇進している傾向がわかっています。「これは、自分の“情熱”を理解し、“主体的な選択”をしている結果です。しかし、まずは意識的に“被害者をやめる”ことが必要。センテンス(思い込み)で解釈せず、事実を捉え直すことを習慣付けることで、結果的に情熱に気づきやすくもなります。他者へのリーダーシップを発揮する前に、まずは自分をリードすることが必要です(考案者ラドゥカ)」。下記の受講生のインタビューからも、日本でもその考え方が、大きな共感を呼んで受け入れられたことが窺えます。
「センテンス(思い込み)のために、想像していた以上に人を拒んでいた自分に驚きました。自分の感情に注意を払うべきだと気づいたことが、最大の学びです(遠藤奈々氏)」。
「今回の講座で、私を駆り立てる“情熱”に驚きました。自分の思っていたものとは大きく異なっていたからです(湯澤美菜氏)」
「周りにいる人や組織の期待ではなく、意識的に自分を観察する必要があると思いました(鈴木麻友氏)」
「二日間の講座で、受講生は意識的に被害者を抜けることができるようになった。受講生全般が、前向きにパターンからの脱却に取り組んでいる。あとは実践あるのみだが、身になっていけば、察する力と主体性とを兼ねそろえた、世界に類を見ない女性リーダーが生まれる可能性が、日本にはある(日本代表:川嶋)」。
◆ATAIRU創設者ラドゥカ来日講座 開講予定◆
<第2回>
開催日:2016年12月8日(木)〜9日(金)
<第3回>
開催日:2017年3月23日(木)〜24日(金)
※創設者ラドゥカ・日本代表川嶋への取材申し込みについては、 ウーマンズリーダーシップインスティテュート(株)広報担当:椎原( 03-6311―7400)までお願いいたします。
※開講中ATAIRU1期は満席のため、第2回目講義からのご参加は受付しておりません。
※第2期ATAIRUは2017年春を予定しております。
※ATAIRU開講詳細、創設者ラドゥカ・日本代表川嶋の講演等に関するお問い合わせは、同社(電話番号同じ、
担当・鈴木)までお問い合わせください。
◆ATAIRU日本代表:川嶋治子によるグループコーチング◆
<Women’s Leadership Academy>
開催日: 11/19,12/3,1/14,1/28,2/11,2/25 (全6回、すべて土曜日)
時間:13時〜17時
場所:MIYUKIビル(東京都中央区銀座5丁目6-12)7階 セミナールーム(予定)
※お問い合わせは、ウーマンズリーダーシップインスティテュート(株)(03-6311―7400、担当・鈴木)まで お願いいたします。
【川嶋治子 オフィシャルブログ】
http://ameblo.jp/harukokawashima/archive7-201601.html
[画像4: http://prtimes.jp/i/19161/6/resize/d19161-6-729870-3.jpg ]
<ATAIRU(アタイル)考案者 ラドゥカ・ドナロヴァ>
チェコ・プラハ在住。 1984年生まれ、チェコ出身。
国連WFP(国連世界食糧計画)を経て、米国が本社のコンサルティング会社「マッキンゼー&カンパニー」にてコンサルタントとして活躍し、2011年、ハーバードビジネススクールにてMBA取得。2013年、マッキンゼーより独立し、ATAIRU創設、現在ATAIRU代表を務める。
女性役員、次期役員候補である上級管理職女性の リーダーシップスタイルに次々と変革を起こし、
リーダーシップ・トレーニングに おいてGoogle・IBM等の世界的企業より絶大な信頼を寄せられている。また経済界影響力を持つ女性トップリーダーを 300人以上輩出。世界的企業における 女性役員育成の一端を担っている。
ハーバード大在学中の2011年、先天性の難病を抱えた次男の誕生で、 「自分は本当に満たされた成功をしてきたのか?」と疑問を持ち、 「幸せに満たされたリーダー」の事例を調査・分析。結果を体系化し、女性の リーダーシップに特化したリーダーシッププログラムATAIRUを考案した。ヨーロッパにおける女性のリーダーシップについての 研究をまとめたマッキンゼーレポートの著者でもある。
※ラドゥカ氏の写真を利用される際には、発行物の写真説明に『ウーマンズリーダーシップインスティテュート(株)提供』とご記載ください。画像(C)ATAIRU公式スポンサーフォトグラファー:大槻真巳