LinkedInが人材市場のトレンドを調査 日本の求職者は「報酬」に加えて「やりがい」重視
[22/10/28]
提供元:PRTIMES
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リモートワークの求人への応募は一層旺盛に
世界最大のビジネス特化型ソーシャルネットワーキングサービスのLinkedIn(リンクトイン、日本法人所在地:東京都千代田区)は、世界中のLinkedInメンバーを対象として、求職者が仕事選びの際に優先する条件についての調査を行いました。調査では、日本の求職者は、「充実した報酬と福利厚生」、「やりがいとインパクトのある仕事」、「ワークライフバランス」を重視しており、海外と比べて「やりがい」により重きを置く傾向が見られました。このほか、LinkedInに掲載されている求人と応募状況についての分析も行ったところ、日本ではリモートワークの求人への応募比率が高まっており、また、全求人に占めるリモートワークの求人の比率も高まっていることがわかりました。
●日本の求職者は「充実した報酬と福利厚生」に加えて「やりがいとインパクトのある仕事」を重視
今回の調査では、求職者が働く上で最も優先する条件として、日本とグローバルともに「充実した報酬と福利厚生」が1位にランクインしました。また、コロナ禍の影響で大きく変化した働き方を反映し、「ワークライフバランス」と「柔軟な働き方」も日本、グローバル共に上位にランクインしています。一方で、日本では、「やりがいとインパクトのある仕事」が2位に入っているほか、「革新的なプロジェクトに携わる機会」が6位にランクインしており、日本の求職者が海外と比べて仕事のやりがいについて、より重視する傾向があることが伺えます。「会社のミッションへの共感」が10位にランクインしているのも、日本の特徴として挙げられます。
グローバルでは、「スキルアップ」や「キャリアアップ」が上位にランクインしており、個人の成長機会を重視している傾向が見られました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/66809/25/resize/d66809-25-a389c3631439793422af-1.png ]
図:日本とグローバルで求職者が優先する条件ランキング
(LinkedInが全世界8億5000万人のメンバーから無作為に抽出したメンバーを対象に毎月行っている「タレント・ドライバー」調査に基づく。本結果は全世界2万人超からの回答を2022年8月に集計したもの)
●日本ではリモートワークへの需要と供給が増加傾向
LinkedIn上で掲載されているリモートワークの求人と、求職者のリモートワークへの応募状況についての分析も行いました。2020年以降のデータを分析すると、日本では、応募数全体に占めるリモートワークへの応募数の比率が2020年9月の7.6% から2021年9月には14.2%となり、2022年9月には21.0%へと増加しています。並行して、全求人数に占めるリモートワーの求人の割合は、2020年9月時点で全体の3.1%だったものが、2021年9月には7.8%に上昇、2022年9月には10.8%に増加しています。日本の求職者の中でリモートワークへの希望が年々高まっており、また、企業もリモートワークの求人を増やしていることがわかります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/66809/25/resize/d66809-25-da373c070cd5e6699a51-0.png ]
図:日本のリモートワークの求人と求職者の応募状況
(LinkedInに掲載された有料求人広告に係るデータから)
これらの調査・分析から、日本の求職者は報酬に加えてやりがいやワークライフバランス 、会社が掲げるミッションを重視し、かつリモートワークを始めとした柔軟な就業環境を求めていることがわかります。人事・採用担当者は、トップクラスの人材確保のため、また、社員定着のための戦略を構築する上でも、組織が何を重視し、社員をどのようにサポートしているかを求職者や社員に示すことが一層重要になっていると考えられます。LinkedInに企業ページを作成することも、会社のミッションやカルチャー、社員がどのように働いているかを示すのに役立つツールとなるでしょう。
●LinkedInについて
LinkedInは、世界200以上の国と地域に8億5,000万人以上のメンバーを有する世界最大のプロフェッショナルネットワークです。世界中のプロフェッショナルをつなげることで個人と組織の生産性を高め、さらなる成功に結びつけると同時に、企業における採用、マーケティング、営業などの分野に変革をもたらします。LinkedInは、世界中で働くすべての人々に経済的なチャンスを作り出すことを目指しています。https://www.linkedin.com/
世界最大のビジネス特化型ソーシャルネットワーキングサービスのLinkedIn(リンクトイン、日本法人所在地:東京都千代田区)は、世界中のLinkedInメンバーを対象として、求職者が仕事選びの際に優先する条件についての調査を行いました。調査では、日本の求職者は、「充実した報酬と福利厚生」、「やりがいとインパクトのある仕事」、「ワークライフバランス」を重視しており、海外と比べて「やりがい」により重きを置く傾向が見られました。このほか、LinkedInに掲載されている求人と応募状況についての分析も行ったところ、日本ではリモートワークの求人への応募比率が高まっており、また、全求人に占めるリモートワークの求人の比率も高まっていることがわかりました。
●日本の求職者は「充実した報酬と福利厚生」に加えて「やりがいとインパクトのある仕事」を重視
今回の調査では、求職者が働く上で最も優先する条件として、日本とグローバルともに「充実した報酬と福利厚生」が1位にランクインしました。また、コロナ禍の影響で大きく変化した働き方を反映し、「ワークライフバランス」と「柔軟な働き方」も日本、グローバル共に上位にランクインしています。一方で、日本では、「やりがいとインパクトのある仕事」が2位に入っているほか、「革新的なプロジェクトに携わる機会」が6位にランクインしており、日本の求職者が海外と比べて仕事のやりがいについて、より重視する傾向があることが伺えます。「会社のミッションへの共感」が10位にランクインしているのも、日本の特徴として挙げられます。
グローバルでは、「スキルアップ」や「キャリアアップ」が上位にランクインしており、個人の成長機会を重視している傾向が見られました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/66809/25/resize/d66809-25-a389c3631439793422af-1.png ]
図:日本とグローバルで求職者が優先する条件ランキング
(LinkedInが全世界8億5000万人のメンバーから無作為に抽出したメンバーを対象に毎月行っている「タレント・ドライバー」調査に基づく。本結果は全世界2万人超からの回答を2022年8月に集計したもの)
●日本ではリモートワークへの需要と供給が増加傾向
LinkedIn上で掲載されているリモートワークの求人と、求職者のリモートワークへの応募状況についての分析も行いました。2020年以降のデータを分析すると、日本では、応募数全体に占めるリモートワークへの応募数の比率が2020年9月の7.6% から2021年9月には14.2%となり、2022年9月には21.0%へと増加しています。並行して、全求人数に占めるリモートワーの求人の割合は、2020年9月時点で全体の3.1%だったものが、2021年9月には7.8%に上昇、2022年9月には10.8%に増加しています。日本の求職者の中でリモートワークへの希望が年々高まっており、また、企業もリモートワークの求人を増やしていることがわかります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/66809/25/resize/d66809-25-da373c070cd5e6699a51-0.png ]
図:日本のリモートワークの求人と求職者の応募状況
(LinkedInに掲載された有料求人広告に係るデータから)
これらの調査・分析から、日本の求職者は報酬に加えてやりがいやワークライフバランス 、会社が掲げるミッションを重視し、かつリモートワークを始めとした柔軟な就業環境を求めていることがわかります。人事・採用担当者は、トップクラスの人材確保のため、また、社員定着のための戦略を構築する上でも、組織が何を重視し、社員をどのようにサポートしているかを求職者や社員に示すことが一層重要になっていると考えられます。LinkedInに企業ページを作成することも、会社のミッションやカルチャー、社員がどのように働いているかを示すのに役立つツールとなるでしょう。
●LinkedInについて
LinkedInは、世界200以上の国と地域に8億5,000万人以上のメンバーを有する世界最大のプロフェッショナルネットワークです。世界中のプロフェッショナルをつなげることで個人と組織の生産性を高め、さらなる成功に結びつけると同時に、企業における採用、マーケティング、営業などの分野に変革をもたらします。LinkedInは、世界中で働くすべての人々に経済的なチャンスを作り出すことを目指しています。https://www.linkedin.com/