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ネクスティ エレクトロニクスとジーデップ・アドバンスがモビリティ業界向けにNVIDIAテクノロジーのトライアル環境を提供開始

〜 最新GPUのPoC環境を国内で提供し、GPUの導入検討を後押し 〜




[画像1: https://prtimes.jp/i/13146/65/resize/d13146-65-be5aa651e65e7d02441b-3.jpg ]


豊田通商グループのエレクトロニクス商社、株式会社ネクスティ エレクトロニクス(本店:東京都港区、代表取締役社長:柿原 安博、以下:ネクスティ エレクトロニクス)と、株式会社ジーデップ・アドバンス(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:飯野 匡道、東証スタンダード 証券コード: 5885 、以下:ジーデップ・アドバンス)は、日本のモビリティ業界でNVIDIA アクセラレーテッド コンピューティングを活用したAI開発をさらに加速させるため、NVIDIA DGX H100およびNVIDIA AI Enterprise ソフトウェア プラットフォームで構成されたNVIDIAの超高速最新GPUアクセラレーテッド システムを利用し、生成AIを含むプロダクショングレードのAIアプリケーションの開発・展開を、ユーザーが試せるPoC※1環境提供サービス「GPU Advanced Test drive(以下:GAT)」を2024年4月1日(月)より開始します。


1.サービス開始の背景と目的
ソフトウエア・ディファインド・ビークル(SDV※2)時代の到来により、モビリティ業界ではソフトウェア主導の開発価値や重要性が急激に高まっています。とりわけLLM※3を活用したAI開発に対する投資が世界中で旺盛になっています。
AIは、自動運転や車室内エンターテインメント、バッテリーマネジメントなど、サービス面で使用されることに加え、自動車をはじめとしたモビリティ製品の開発や製造工程における活用場面も急増しています。そのため、AI開発のインフラとなるGPU サーバー市場は、近年グローバルで倍増しています。
また、AIの社会実装への需要の高まりから、GPUの高速化、高性能化は日進月歩であり、コスト面も課題です。SDV時代では、自前の計算力を持つことが企業の競争力向上に結びつくという予測のもと、投資判断の手助けとなる判断材料が必要と考え、本サービスの提供を開始します。


2.GATの概要
今回発表する「GAT」は、超高速最新GPUで高速化されたNVIDIA DGX システムを占有して試せるPoC環境提供サービスです。日本のモビリティ業界にEnd-to-EndのAI開発を支援することを目的とし、ネクスティ エレクトロニクスとジーデップ・アドバンスが共同で提供します。
GATではNVIDIA ハードウェアだけでなく、NVIDIA AI Enterpriseをはじめとする、NVIDIAのGPUにオーソライズされたソフトウェアスタックの検証環境も揃えています。ユーザーは、GATの最新AI開発検証環境を利用することで、投資判断を迅速に行うことができます。

今回提供するGATの特長と強みは以下5点です。

1) LLM、デジタルツイン、高精度CAE※4など利用者ニーズに最適な、最新で高性能なGPUトライアル環境を複数ご用意
2) GATの検証環境は、最新のNVIDIA DGX システムのリリースに合わせてアップデート
3) 豊富なネクスティ エレクトロニクスオリジナルAI評価環境を手軽に試せる環境を構築
4) 仮想環境を用いないベアメタル物理サーバーを期間占有で利用可能
5) 機密情報を安心してアップロードできる高セキュア回線のデータセンターでの運用


【GATを共同提供する2社の主な役割】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/13146/table/65_1_8ace187133059b967856eee77d75a839.jpg ]



3.今後について
ネクスティ エレクトロニクスの社長である柿原 安博は、「このたび立ち上げる新サービス「GAT」は、最新のNVIDIA GPUを試せる環境を提供します。GATが、日本のモビリティ業界での最先端NVIDIA GPU導入のきっかけとなり、AI開発の加速を後押しできる新たなサービスとなるよう、パートナーであるジーデップ・アドバンス様とともに取り組んで参ります。」と述べています。

ジーデップ・アドバンス代表取締役CEOの飯野 匡道は、「スマートシティやライドシェアリングなどサステイナブルな世界を実現するため、いまやモビリティ業界でのAIの活用は多岐にわたります。このたび、当社がネクスティ エレクトロニクス様と共同で運営を開始する「GAT」は、AI開発に必要な最新のNVIDIA GPUとSDK※5に早く触れることが出来る最先端のPoC環境を提供します。当社はNVIDIA社のエリートパートナーとして、日本版MaaSの普及に向けて研究者・開発者の皆さまのお仕事が加速するよう最適なGPU検証環境の提供に努めて参ります。」と述べています。

また、エヌビディア日本代表 兼 米国本社副社長の大崎 真孝氏は、「ネクスティ エレクトロニクス様とジーデップ・アドバンス様の両社の強みを併せ持つ新サービス 「GAT」 を提供開始されることにより、AI開発の加速を後押しすることを大いに期待しています。また、デジタルツインや高精度CAEツールにおいても、最新のNVIDIAプラットフォーム環境でスムーズに検証、開発できることはモビリティ業界に新たな変革をもたらすでしょう。」と述べています。

ネクスティ エレクトロニクスとジーデップ・アドバンスは、常に最新のAI開発環境を整えることで、日本のモビリティ業界のAI開発を加速させ、豊かな社会づくりに貢献していきます。

※1: PoC(Proof of Concept):新しいアイデアや技術の実現可能性を検証すること
※2: SDV(Software Defined Vehicle):価値や性能、進化がソフトウェアによって定義された自動車
※3: LLM(Large Language Model):大規模言語モデル。生成系AI開発で幅広く使用されるモデル
※4: CAE(Computer Aided Engineering):コンピュータを利用した工学支援システムのこと
※5: SDK(Software Development Kit):特定のシステムに順応したソフトウェアを開発するために必要なプログラムや文書などがパッケージ化されたもの

【今回GATで使用するNVIDIA DGX H100システム】
[画像2: https://prtimes.jp/i/13146/65/resize/d13146-65-d9d0749c3906590170d6-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/13146/65/resize/d13146-65-17fcd19ef5e90462b9d2-2.jpg ]

【会社概要】
■ネクスティ エレクトロニクスについて
会社名:株式会社ネクスティ エレクトロニクス
所在地:東京都港区港南2-3-13 品川フロントビル

ネクスティ エレクトロニクスは、豊田通商グループのエレクトロニクス商社として、車載分野ではトップクラスの規模を誇ります。自動運転などの最先端技術を、他の産業分野に積極的に展開することで、技術・商材を中心に、幅広い分野でお客さまや社会のニーズに応え、社会課題の解決に貢献しています。また、豊田通商グループのグローバルネットワークを活用し、地域や分野を超えた最適なソリューションを提供しています。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
ネクスティ エレクトロニクス HP: https://www.nexty-ele.com/


■ジーデップ・アドバンスについて
会社名:株式会社ジーデップ・アドバンス
所在地:東京都中央区晴海1-8-12 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ棟 5階

株式会社ジーデップ・アドバンス(東証スタンダード、証券コード:5885)は、「Advance with you」をミッションに、GPGPUをはじめとするアクセラレーターやハイエンドワークステーション、広帯域ネットワークや高速ストレージを用いたクラスターシステム、さらにライブラリやコンパイラ、ジョブスケジューラなどの運用ツールの提供構築から運用支援まで、仕事や研究を前に進めるための手段をオンプレミスやレンタル、クラウドなどあらゆる形態で総合的に提供するAIとビジュアライゼーションのソリューションプロバイダです。NVIDIA社パートナー認定制度「NPN(NVIDIA Partner Network)」においてエリートパートナー認定を受けて活動しています。
ジーデップ・アドバンス HP: https://www.gdep.co.jp/
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