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MRシステムのヘッドマウントディスプレイ“MREAL Display MD-10”を発売 現実映像とCGを融合した3D映像を広画角・高精細で再現

キヤノンは、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(Mixed Reality:複合現実感)システム「MREAL」(エムリアル)の新製品として、広画角・高精細を実現したヘッドマウントディスプレイ“MREAL Display MD-10”を2016年5月25日より発売します。




[画像1: http://prtimes.jp/i/13980/103/resize/d13980-103-509926-1.jpg ]

[画像2: http://prtimes.jp/i/13980/103/resize/d13980-103-334432-2.jpg ]

「MREAL」は、自動車メーカーをはじめとする製造業での設計・製造部門で、デザインや設計データを実物大の3D映像で確認し、試作回数やコストの削減を可能にする業務支援ツールとして市場から高い評価を得ています。新製品は、従来機種のヘッドマウントディスプレイ(2012年7月発売)とハンドヘルドディスプレイ(2014年2月発売)の上位機種で、広画角・高精細を実現し、自動車本体のような大きな立体物のデザインの確認から、細かい部品を用いた作業の確認まで、幅広い用途で検証することができます。

*MR技術を解説した動画をキヤノンのホームページにてご覧いただけます。
http://web.canon.jp/v-square/movie.html?id=t026

■ 広画角・高精細により使用用途が拡大
新製品の画角は、水平方向で約60°、垂直方向で約40°を実現し、ディスプレイ上に映し出す面積は従来機種(※1)の約2倍に拡大しています。また、解像度も現実映像で約1700 x 1060、CG部分で1920 x 1200と、従来機種(※1)に比べ大幅に向上しています。これにより、自動車の外観や内装のデザインを近距離から確認できることや、ねじのような細かい部品をCGにはめ込むことで作業性を確認できるなど、実寸大で臨場感のある3D映像を通した検証が可能になります。

■ 新たなソフトウエア(別売り)により「手を使った検証」の利便性が向上
「MREAL」は、組み立てやメンテナンスの検証時にCG映像の中に自分の手を映し出し、作業性や操作性を確認することができます。この検証に新たなソフトウエアを使用することで、手の輪郭をより滑らかに表示することができ、手とCGの位置関係をより自然な感覚で把握することができます。

[表: http://prtimes.jp/data/corp/13980/table/103_1.jpg ]


※1 従来製品の画角はヘッドマウント/ハンドヘルドディスプレイともに、水平方向で約41°、垂直方向で約31°。解像度は現実映像で約400 x 300、CG部分で1280 x 960。
※2 お客さまのニーズに合わせたシステム構成をご提案します。詳しくはキヤノンITソリューションズへお問い合わせください。


[画像3: http://prtimes.jp/i/13980/103/resize/d13980-103-618539-3.jpg ]
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