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Mentor Graphics社のInflexion技術により、SPEAr(R)プロセッサ向けユーザ・インタフェース開発の迅速化を支援




エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーで、システム・オン・チップ(SoC)技術で世界をリードする
STマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、ARM(R)コア・
テクノロジーをベースとするSPEAr(Structured Processor Enhanced
Architecture)プロセッサ・ファミリ向けソフトウェアであるMentor(R)
Embedded Inflexion(TM) User Interface(UI)を発表しました。Mentor
Graphics(R) Inflexion UIをSPEArに統合することで、コンピュータ周辺機器、
通信機器、産業機器、オートメーション装置等、様々な分野の組込み制御
アプリケーションにおける製品差別化に向けた豊かでダイナミックな表現力を
持つ2D/3Dユーザ・インタフェースの迅速な導入が可能になります。

STのグループ・バイスプレジデント兼コンピュータ・システム事業部ジェネラル・
マネージャであるLoris Valentiは、次の様にコメントしています。「STの
組込みマイクロ・プロセッサ SPEArでMentor Embedded Inflexion UIが利用可能
になったことで、ユーザはSPEAr上でダイナミックなユーザ・インタフェースを
迅速に作成することができます。Inflexion UIは、ARM A926EJ-Sコアを搭載した
SPEAr 320で使用可能です。また、近日中に、最新のSPEAr1300(ARM
Cortex(TM)-A9ベース)においても、その強力なOpen GL/ESグラフィックス・
アクセラレーション機能を利用できるようになります。」

全世界で数百名の組込みシステム開発者に使用されているMentor Embedded Inflexion UIは、開発負荷を大幅に軽減し、極めて魅力的なユーザ・
インタフェースを妥協なく迅速に開発することができます。また、開発者は
豊かでダイナミックな表現力を持つコンスーマ向けの3Dユーザ・インタフェース
から、産業・医療機器に特化した2Dユーザ・インタフェースまで、Inflexion UI
ソフトウェアのInflexion UI Express PCツールによりドラッグ・アンド・
ドロップ方式でユーザ・インタフェースを迅速に導入可能で、高効率かつ強力な
エンジンで実行できます。高い評価を得ているInflexionは、Android、Linux
およびNucleusで使用可能です。

Mentor Graphics社の組込みソフトウェア事業部 ジェネラル・マネージャである
Glenn Perry氏は、次の様にコメントしています。「当社の優れたツールである
Inflexionを高性能な組込みマイクロプロセッサSPEAr上で使用することは、
ユーザ・インタフェース開発を大きく加速させるでしょう。SPEArファミリは、
無線接続機器、プリンタ、セキュリティ・システム、医療機器、診断装置に至る
広範なアプリケーションを対象にしているため、人と機器を繋ぐカスタマイズ
されたユーザ・インタフェースが重要になります。」

機器メーカーは、SPEArを使用することで、競合ソリューションが必要とする
期間・コストの数分の1で高性能かつ柔軟なデジタル・エンジンの開発が可能
です。最先端の低消費電力プロセス(90/65/55nm高速CMOSプロセス)で製造
されるSTのSPEArは、高水準な演算能力と接続性を兼ね備えています。同製品は、
先進的なARM926プロセッサ・コア(1コアまたは2コア)、メモリ・インタフェー
ス付きデュアルCortex-A9コアの他、広範なアプリケーションに通信・接続
オーディオ・ビデオ機能を提供する多くのIPブロックを内蔵しています。

SPEArはSTマイクロエレクトロニクスの登録商標です。その他の商標はそれぞれ
の所有者に帰属します。

STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)
ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することに
より、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて
他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。2010年の売上は
103.5億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語): http://www.st.com

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
コンピュータ & コミュニケーション セグメント
TEL:03-5783-8310 FAX:03-5783-8216
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