【国立映画アーカイブ】上映企画「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」開催のお知らせ
[22/05/31]
提供元:PRTIMES
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東宝映画の90年間の足跡をたどる上映企画
[画像: https://prtimes.jp/i/47048/443/resize/d47048-443-30762c1f3b26aaddc75f-0.jpg ]
国立映画アーカイブでは、6月24日(金)より企画上映「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」を開催いたします。
1932年、阪神急行電鉄社長の小林一三が株式会社東京宝塚劇場を創立してから、本年で90周年を迎えます。本企画では、Part1として、1935年の『弱虫珍選組』から2016年の『君の名は。』まで、各年代のハイライトといえる名作・ヒット作を中心に、提携・配給作品を含め、東宝作品計34本(31プログラム)を上映します。
1937年に製作・配給・興行の一貫体制を確立した東宝は、ハリウッド式のプロデューサー・システムの導入や特撮などの技術革新によって日本映画界に新風を巻き起こし、都会的でモダンな感覚によるミュージカル・コメディから巨匠の文芸作品まで、良質な娯楽映画を送り出してきました。日本映画界を代表するメジャーカンパニーのひとつとして、今も業界を牽引する東宝映画の90年間の足跡をたどります。また、東宝京都撮影所で活躍し、今年、没後50年を迎える映画監督の石田民三(1901-1972)の小特集も行います。
なお、10月4日(火)から開催するPart2でも、戦前から2010年代の作品まで幅広く取り上げる予定です。こちらもあわせてご注目ください。
本企画の見どころ
映画史上の名作を4Kデジタルリマスター版で上映
『人情紙風船』(1937)『七人の侍』(1954)『浮雲』(1955)など映画史上に名高い名作を4Kデジタルリマスター版で上映。日本の女性映画監督のパイオニアの一人として再評価されている田中絹代の監督第5作『女ばかりの夜』(1961)など、近年4Kデジタルリマスター化された作品をご覧いただけます。
様々なジャンルのヒット作・話題作
時代風俗と音楽を盛り込んだ青春コメディ『ジャンケン娘』(1955)や『エレキの若大将』(1965)、クレージーキャッツ主演によるミュージカル・コメディ『ニッポン無責任時代』(1962)『クレージー黄金作戦』(1967)、人気を博した『ゴジラ』(1954)や『地球防衛軍』(1957)などの特撮映画、また『ハワイマレー沖海戦』(1942)はじめ『激動の昭和史 沖縄決戦』(1971)や『永遠の0』(2013)など各時代における戦争映画、といった幅広いジャンルの多彩な作品群を取り上げます。
東宝京都で活躍した戦前の名匠に注目 小特集「没後50年 映画監督 石田民三」
石田民三(1901-1972)は、1926年に監督デビューして東亜キネマで剣劇映画を手がけた後、帝キネ、新興キネマ時代に鈴木澄子主演作品などで頭角を現し、東宝京都撮影所で花街を描いた傑作の数々を発表しました。女性映画の名匠という観点から近年改めて注目を集めている石田民三の代表作『花ちりぬ』(1938)をはじめ6プログラム(全7本)を上映します。
開催概要
企画名:東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)
(英題)The 90th Anniversary of Toho: A Film History of Modernization and Innovation[Part1]
会期:2022年6月24日(金)-7月31日(日)会期中の休館日:月曜日
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU[2階]
主催:国立映画アーカイブ
協力:東宝株式会社
HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/toho202205/
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
【チケット】
《電子チケットシステムを導入しました》
国立映画アーカイブHPより、公式チケットサイトで電子チケットをオンライン販売します。また、セブン-イレブンでもチケットぴあを通じて販売します。チケット発売日程は、6月14日(火)以降の毎週火曜10:00amに翌週火曜日〜日曜日の上映分を発売します。
〈チケット料金〉
一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円/障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ・未就学児:無料
上映作品
『花より團子シリーズ 第三話 弱虫珍選組』(1935、作画:中野孝夫、八住紫郎、市川義一、宮崎和夫)/『かぐや姫』[短縮版](1935、監督:田中喜次)/『新しき土』[日英版](1937、監督:アーノルド・ファンク、伊丹万作)/『人情紙風船』[4Kデジタルリマスター版](1937、監督:山中貞雄)/『綴方教室』(1938、監督:山本嘉次郎)/『ハワイマレー沖?戰』(1942、監督:山本嘉次郎)/『青い山脈』『青い山脈 前編梗概』『續 青い山脈』(1949、監督:今井正)/『都会の横顔』(1953、監督:清水宏)/『七人の侍』[4Kデジタルリマスター版](1954、監督:黒澤明)/『ゴジラ』[デジタルリマスター版](1954、監督:本多?四郎)/『浮雲』[4Kデジタルリマスター版](1955、監督:成瀬巳喜男)/『ジャンケン娘』(1955、監督:杉江?男)/『地球防衛軍』(1957、監督:本多?四郎)/『無法松の一生』(1958、監督:稲垣浩)/『女ばかりの夜』[4Kデジタルリマスター版](1961、監督:田中絹代)/『小早川家の秋』(1961、監督:小津安二郎)/『その場所に女ありて』(1962、監督:鈴木英夫)/『ニッポン無責任時代』[デジタルリマスター版](1962、監督:古澤憲吾)/『忠臣蔵 花の巻 雪の巻』(1962、監督:稲垣浩)/『太平洋奇跡の作戦 キスカ』(1965、監督:丸山誠治)/『フランケンシュタイン対地底怪獣』(1965、監督:本多?四郎)/『エレキの若大将』(1965、監督:岩内克己)/『クレージー黄金作戦』(1967、監督:坪島孝)/『日本のいちばん長い日』[4Kデジタルリマスター版](1967、監督:岡本喜八)/『激動の昭和史 沖縄決戦』(1971、監督:岡本喜八)/『日本沈没』[4Kデジタルリマスター版](1973、監督:森谷司郎)/『華麗なる一族』(1974、監督:山本薩夫)/『駅 STATION』[デジタルリマスター版](1981、監督:降旗康男)/『家族ゲーム』[4Kデジタルリマスター版](1983、監督:森田芳光)/『ゴジラVSキングギドラ』(1991、監督:大森一樹)/『永遠の0』(2013、監督:山崎貴)/『シン・ゴジラ』(2016、総監督:庵野秀明、監督:樋口真嗣)/『君の名は。』(2016、監督:新海誠)
《小特集 「没後50年 映画監督 石田民三」》
『天明怪捕物 梟』(1926)『おせん』(1934)『夜の鳩』(1937)『花ちりぬ』(1938)『むかしの歌』(1939)『花つみ日記』(1939)『あさぎり軍歌』(1943)
[画像: https://prtimes.jp/i/47048/443/resize/d47048-443-30762c1f3b26aaddc75f-0.jpg ]
国立映画アーカイブでは、6月24日(金)より企画上映「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」を開催いたします。
1932年、阪神急行電鉄社長の小林一三が株式会社東京宝塚劇場を創立してから、本年で90周年を迎えます。本企画では、Part1として、1935年の『弱虫珍選組』から2016年の『君の名は。』まで、各年代のハイライトといえる名作・ヒット作を中心に、提携・配給作品を含め、東宝作品計34本(31プログラム)を上映します。
1937年に製作・配給・興行の一貫体制を確立した東宝は、ハリウッド式のプロデューサー・システムの導入や特撮などの技術革新によって日本映画界に新風を巻き起こし、都会的でモダンな感覚によるミュージカル・コメディから巨匠の文芸作品まで、良質な娯楽映画を送り出してきました。日本映画界を代表するメジャーカンパニーのひとつとして、今も業界を牽引する東宝映画の90年間の足跡をたどります。また、東宝京都撮影所で活躍し、今年、没後50年を迎える映画監督の石田民三(1901-1972)の小特集も行います。
なお、10月4日(火)から開催するPart2でも、戦前から2010年代の作品まで幅広く取り上げる予定です。こちらもあわせてご注目ください。
本企画の見どころ
映画史上の名作を4Kデジタルリマスター版で上映
『人情紙風船』(1937)『七人の侍』(1954)『浮雲』(1955)など映画史上に名高い名作を4Kデジタルリマスター版で上映。日本の女性映画監督のパイオニアの一人として再評価されている田中絹代の監督第5作『女ばかりの夜』(1961)など、近年4Kデジタルリマスター化された作品をご覧いただけます。
様々なジャンルのヒット作・話題作
時代風俗と音楽を盛り込んだ青春コメディ『ジャンケン娘』(1955)や『エレキの若大将』(1965)、クレージーキャッツ主演によるミュージカル・コメディ『ニッポン無責任時代』(1962)『クレージー黄金作戦』(1967)、人気を博した『ゴジラ』(1954)や『地球防衛軍』(1957)などの特撮映画、また『ハワイマレー沖海戦』(1942)はじめ『激動の昭和史 沖縄決戦』(1971)や『永遠の0』(2013)など各時代における戦争映画、といった幅広いジャンルの多彩な作品群を取り上げます。
東宝京都で活躍した戦前の名匠に注目 小特集「没後50年 映画監督 石田民三」
石田民三(1901-1972)は、1926年に監督デビューして東亜キネマで剣劇映画を手がけた後、帝キネ、新興キネマ時代に鈴木澄子主演作品などで頭角を現し、東宝京都撮影所で花街を描いた傑作の数々を発表しました。女性映画の名匠という観点から近年改めて注目を集めている石田民三の代表作『花ちりぬ』(1938)をはじめ6プログラム(全7本)を上映します。
開催概要
企画名:東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)
(英題)The 90th Anniversary of Toho: A Film History of Modernization and Innovation[Part1]
会期:2022年6月24日(金)-7月31日(日)会期中の休館日:月曜日
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU[2階]
主催:国立映画アーカイブ
協力:東宝株式会社
HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/toho202205/
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
【チケット】
《電子チケットシステムを導入しました》
国立映画アーカイブHPより、公式チケットサイトで電子チケットをオンライン販売します。また、セブン-イレブンでもチケットぴあを通じて販売します。チケット発売日程は、6月14日(火)以降の毎週火曜10:00amに翌週火曜日〜日曜日の上映分を発売します。
〈チケット料金〉
一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円/障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ・未就学児:無料
上映作品
『花より團子シリーズ 第三話 弱虫珍選組』(1935、作画:中野孝夫、八住紫郎、市川義一、宮崎和夫)/『かぐや姫』[短縮版](1935、監督:田中喜次)/『新しき土』[日英版](1937、監督:アーノルド・ファンク、伊丹万作)/『人情紙風船』[4Kデジタルリマスター版](1937、監督:山中貞雄)/『綴方教室』(1938、監督:山本嘉次郎)/『ハワイマレー沖?戰』(1942、監督:山本嘉次郎)/『青い山脈』『青い山脈 前編梗概』『續 青い山脈』(1949、監督:今井正)/『都会の横顔』(1953、監督:清水宏)/『七人の侍』[4Kデジタルリマスター版](1954、監督:黒澤明)/『ゴジラ』[デジタルリマスター版](1954、監督:本多?四郎)/『浮雲』[4Kデジタルリマスター版](1955、監督:成瀬巳喜男)/『ジャンケン娘』(1955、監督:杉江?男)/『地球防衛軍』(1957、監督:本多?四郎)/『無法松の一生』(1958、監督:稲垣浩)/『女ばかりの夜』[4Kデジタルリマスター版](1961、監督:田中絹代)/『小早川家の秋』(1961、監督:小津安二郎)/『その場所に女ありて』(1962、監督:鈴木英夫)/『ニッポン無責任時代』[デジタルリマスター版](1962、監督:古澤憲吾)/『忠臣蔵 花の巻 雪の巻』(1962、監督:稲垣浩)/『太平洋奇跡の作戦 キスカ』(1965、監督:丸山誠治)/『フランケンシュタイン対地底怪獣』(1965、監督:本多?四郎)/『エレキの若大将』(1965、監督:岩内克己)/『クレージー黄金作戦』(1967、監督:坪島孝)/『日本のいちばん長い日』[4Kデジタルリマスター版](1967、監督:岡本喜八)/『激動の昭和史 沖縄決戦』(1971、監督:岡本喜八)/『日本沈没』[4Kデジタルリマスター版](1973、監督:森谷司郎)/『華麗なる一族』(1974、監督:山本薩夫)/『駅 STATION』[デジタルリマスター版](1981、監督:降旗康男)/『家族ゲーム』[4Kデジタルリマスター版](1983、監督:森田芳光)/『ゴジラVSキングギドラ』(1991、監督:大森一樹)/『永遠の0』(2013、監督:山崎貴)/『シン・ゴジラ』(2016、総監督:庵野秀明、監督:樋口真嗣)/『君の名は。』(2016、監督:新海誠)
《小特集 「没後50年 映画監督 石田民三」》
『天明怪捕物 梟』(1926)『おせん』(1934)『夜の鳩』(1937)『花ちりぬ』(1938)『むかしの歌』(1939)『花つみ日記』(1939)『あさぎり軍歌』(1943)