全国のビジネスパーソン2,000人を対象にしたエンゲージメントに関する調査 ― ビジネスパーソンの約4割が、コロナ禍で仕事への熱意が薄れたと回答
[21/12/22]
提供元:PRTIMES
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上司からのフィードバックは受けているものの、内容とタイミングに不満を持つ人が5割
人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎 健一郎、以下「アデコ」)は、日本全国のビジネスパーソン(*1)2,000人を対象にしたエンゲージメントに関する調査を行いました。
*1:本調査での「ビジネスパーソン」は、会社員と公務員・団体職員を指します。
【調査結果のポイント】
ビジネスパーソンの約半数が、コロナ禍でも自身の勤務先や上司・同僚との結びつきに変化はないと考えていたものの、結びつきが弱くなったと感じているビジネスパーソンも3割を超えた。
ビジネスパーソンの約4割が、コロナ禍において仕事への熱意が薄れたと回答。
ビジネスパーソンの6割以上が、自身の勤務先に貢献したいと思っていると回答。一方、友人や知人に自身の勤務先を薦められないと考えているビジネスパーソンも6割を超えた。
ビジネスパーソンの5割以上が、勤務先企業のビジョンに共感を覚えていないと回答。また、同じく5割以上が、自身のライフビジョンやキャリアビジョンと勤務先企業のビジョンとの繋がりを意識できていないと回答。
ビジネスパーソンと上司との間では、全体としては比較的良好な関係が築かれている。しかし、上司からのフィードバックの内容やタイミングに関しては、5割以上のビジネスパーソンが不満を持っていた。
ビジネスパーソンの5割以上が、今後のキャリアに関する展望を描くことができていないと回答。
ビジネスパーソンの5割以上が、勤務先では良い仕事をするための設備や環境が整っていないと回答。
<調査結果についてのコメント>
今回の調査の結果について、アデコ株式会社取締役ピープルバリュー本部長の土屋恵子は、次のように話しています。
「今回、コロナ禍における勤務先および勤務先の上司・同僚との結びつきの変化について尋ねるとともに、『勤務先』『勤務先の上司』『仕事』という、働くうえでもっとも大きなウエイトを占める3つのカテゴリーにおいて、エンゲージメントを測るための様々な項目を立て、調査を行いました。
勤務先や勤務先の上司・同僚との結びつきについて、回答者の半数がコロナ禍でも結びつきに変化はないと回答したのは喜ばしいことですが、結びつきが弱くなったという回答も3割以上あったことから、職場におけるエンゲージメントの向上は引き続き大きな課題であると言えます。さらに、ビジネスパーソンの約4割はコロナ禍で仕事への熱意が薄れたと回答しており、従業員のモチベーションを高めるための施策も重要になっています。
今後のキャリアに関する展望が描けているかどうかという質問には、5割以上が描くことができていないと回答していました。キャリアコンサルティングなどを通じて、従業員一人ひとりが将来のキャリアを考える機会を設けることによって、働く意味が明確になり、モチベーションの改善にもつなげられる可能性があります。
今回私が特に注目したのは、ビジョンに関する項目への回答です。『この会社/組織のビジョンに共感している』と、『自分のライフビジョンおよびキャリアビジョンと、会社/組織のビジョンとの繋がりを意識できている』という2つの項目のどちらに対しても、5割以上のビジネスパーソンが『そう思わない』と回答しました。先を見通したり将来を予測したりすることが非常に難しい『VUCAの時代』と呼ばれる現代において、生き方やキャリアについてのビジョンを持つことはビジネスパーソンにとって極めて重要です。また、ビジョンのレベルで共感できる組織に所属することは、キャリアのみならずウェルビーイングにも大きな影響を与えます。今後の職場では、ビジネスパーソンがライフビジョンをも踏まえたキャリアビジョンを描けるようになるためのサポートが重要な意味を持つと言えます。
より実務に近いところでは、上司からメンバーに対するフィードバックの内容や、そのタイミングについて、改善が必要な職場が多いことがうかがえました。上司からメンバーに対するフィードバックが重要であることは周知の事実ですが、特にその内容と頻度が重要になってきます。多くの企業で年に数回、評価と合わせたフィードバックを行っていると思いますが、それに加えて、日常的な会話を通じて即時のフィードバックをしていくことが重要です。そうすることで、従業員はフィードバックされたことを受け止めやすくなり、学びや気づきにつながります。日常的な会話は従業員のモチベーション向上やキャリア開発とも密接に関わっており、結果的に職場全体の活性化にも繋がります」
アデコ株式会社 取締役ピープルバリュー本部長
土屋恵子
ケース・ウェスタン・リザーブ大学経営大学院組織開発修士課程修了。2015年より現職。ジョンソン・エンド・ジョンソン、GEなど、主にグローバルカンパニーで20年以上にわたり、統括人事・人材育成部門の統括責任者として日本およびアジアの人材育成、組織開発の実務に携わる。一人ひとりの個性や強みが生きる、多様で自律的なチーム・組織創りをテーマに、リーダーシップ開発、企業の社会的使命の共有による全社横断の組織改革、バリューに基づく個人の意識や行動変革の支援、組織診断・制度浸透などを手がける。
[画像1: https://prtimes.jp/i/1264/718/resize/d1264-718-5bfa0ce8665737677833-4.png ]
<調査結果詳細>
(1) ビジネスパーソンとコロナ禍における勤務先企業や勤務先の上司・同僚との結びつき
ビジネスパーソンの約半数が、コロナ禍でも自身と自身の勤務先や上司・同僚との結びつきに変化はないと考える一方で、結びつきが弱くなったと感じているビジネスパーソンも3割を超えた。
ビジネスパーソンの約4割が、コロナ禍において仕事への熱意が薄れたと回答。
コロナ禍におけるビジネスパーソンと勤務先企業や勤務先の上司・同僚との結びつきを調べるため、日本全国のビジネスパーソン2,000人に対し、「新型コロナウイルス対策のため、初めて緊急事態宣言が発出された2020年4月以降について質問します。次の各項目に関して、あなたの考えにもっとも近いものを選んでください」と質問したところ、ビジネスパーソンの約半数がすべての項目に対して「変わらない」と回答しました。
しかし、それと同時に、ビジネスパーソンの3割以上がすべての項目に対して「弱くなった」と回答しました。また、「仕事に対する熱意」に関しては、「弱くなった」が約4割(36.2%)となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/1264/718/resize/d1264-718-93a53d1b1bfe328bed04-0.jpg ]
(2) ビジネスパーソンと勤務先との関係
ビジネスパーソンの6割以上が、勤務先の企業に貢献したいと考えていた。しかし、友人や知人には自身の勤務先を薦められないと考えているビジネスパーソンも6割を超えた。
ビジネスパーソンの5割以上が、勤務先企業のビジョンに共感を覚えていないと回答。また、同じく5割以上が、自身のライフビジョンやキャリアビジョンと勤務先企業のビジョンとの繋がりを意識できていないと回答。
日本全国のビジネスパーソン2,000人に対し、「あなたが現在勤務している企業・団体について質問します。次の各項目について、あなたの考えにもっとも近いものを選んでください」と質問したところ、「この会社/組織に貢献したいと思う」という項目に対して、63.2%が「そう思う」と回答しました。その一方で、「友人や知人にこの会社/組織を薦めたい」という項目に対しては、62.3%が「そう思わない」と回答しました。
また、勤務先との関係に関する項目で、各設問に対する回答として「そう思わない」の割合が5割を超えたのは、「友人や知人にこの会社/組織を薦めたい」(62.3%)、「この会社/組織のビジョンに共感している」(55.0%)、「自分のライフビジョンおよびキャリアビジョンと、会社/組織のビジョンとの繋がりを意識できている」(58.9%)の3つだった。
[画像3: https://prtimes.jp/i/1264/718/resize/d1264-718-d68e52de71372b1ee533-1.jpg ]
(3) ビジネスパーソンと勤務先の上司との関係
勤務先の上司との関係について質問したところ、全体としては比較的良好な関係が築かれていることがわかった。
しかし、上司からのフィードバックの内容やタイミングに関しては、5割以上のビジネスパーソンが不満を持っていた。
日本全国のビジネスパーソン2,000人に対し、「あなたの現在の上司について質問します。次の各項目について、あなたの考えにもっとも近いものを選んでください」と質問したところ、全体としては比較的良好な関係が築かれていることがわかりました。
ただ、「上司から建設的なフィードバックを得ている」と「上司から適切なタイミングでフィードバックを得ている」という項目に対しては、「そう思わない」がそれぞれ50.8%、52.4%と5割を超え、上司からメンバーへのフィードバックに課題がある職場が多いことがうかがえました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/1264/718/resize/d1264-718-09e62cbc4ed2522c6a70-2.jpg ]
(4) ビジネスパーソンと仕事との関係
現在の仕事について質問したところ、各項目に対する回答として「そう思わない」の割合が5割を超えたのは、「今後のキャリアに関する展望が描けている」と「良い仕事をするための設備や環境が整っている」の2つだった。
日本全国のビジネスパーソン2,000人に対し、「あなたの現在の仕事について質問します。次の各項目について、あなたの考えにもっとも近いものを選んでください」と質問したところ、「そう思わない」という回答が5割を超えたのは、「今後のキャリアに関する展望が描けている」(62.3%)と「良い仕事をするための設備や環境が整っている」(51.2%)の2つに対してでした。
[画像5: https://prtimes.jp/i/1264/718/resize/d1264-718-09f780fd8ca2153fb298-3.jpg ]
※本調査の回答結果は、すべて小数点第2位を四捨五入して算出したパーセント表示を行っているため、数値の合計が100%にならない場合があります。
【調査概要】
<回答者条件>
就労状況:就労中
職業:会社員・公務員・団体職員
雇用形態:正社員、派遣社員、契約社員・嘱託社員
役職:一般社員、管理職
<回答者属性>
性別:男性1,185人、女性815人
居住地:全国
<調査方法>
インターネット調査
<実施時期>
2021年8月17日〜18日
アデコ株式会社について
アデコ株式会社は、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダー、The Adecco Groupの日本法人です。コンサルテーションを通じ、働くすべての人々のキャリア形成を支援すると同時に、人財派遣、人財紹介、アウトソーシングをはじめ、企業の多岐にわたる業務を最適化するソリューションを提供します。当社は人財が躍動できる社会の実現を目指し、さらなるサービスの強化に取り組んでいます。当社に関するより詳しい情報は、www.adeccogroup.jpをご覧ください。
人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎 健一郎、以下「アデコ」)は、日本全国のビジネスパーソン(*1)2,000人を対象にしたエンゲージメントに関する調査を行いました。
*1:本調査での「ビジネスパーソン」は、会社員と公務員・団体職員を指します。
【調査結果のポイント】
ビジネスパーソンの約半数が、コロナ禍でも自身の勤務先や上司・同僚との結びつきに変化はないと考えていたものの、結びつきが弱くなったと感じているビジネスパーソンも3割を超えた。
ビジネスパーソンの約4割が、コロナ禍において仕事への熱意が薄れたと回答。
ビジネスパーソンの6割以上が、自身の勤務先に貢献したいと思っていると回答。一方、友人や知人に自身の勤務先を薦められないと考えているビジネスパーソンも6割を超えた。
ビジネスパーソンの5割以上が、勤務先企業のビジョンに共感を覚えていないと回答。また、同じく5割以上が、自身のライフビジョンやキャリアビジョンと勤務先企業のビジョンとの繋がりを意識できていないと回答。
ビジネスパーソンと上司との間では、全体としては比較的良好な関係が築かれている。しかし、上司からのフィードバックの内容やタイミングに関しては、5割以上のビジネスパーソンが不満を持っていた。
ビジネスパーソンの5割以上が、今後のキャリアに関する展望を描くことができていないと回答。
ビジネスパーソンの5割以上が、勤務先では良い仕事をするための設備や環境が整っていないと回答。
<調査結果についてのコメント>
今回の調査の結果について、アデコ株式会社取締役ピープルバリュー本部長の土屋恵子は、次のように話しています。
「今回、コロナ禍における勤務先および勤務先の上司・同僚との結びつきの変化について尋ねるとともに、『勤務先』『勤務先の上司』『仕事』という、働くうえでもっとも大きなウエイトを占める3つのカテゴリーにおいて、エンゲージメントを測るための様々な項目を立て、調査を行いました。
勤務先や勤務先の上司・同僚との結びつきについて、回答者の半数がコロナ禍でも結びつきに変化はないと回答したのは喜ばしいことですが、結びつきが弱くなったという回答も3割以上あったことから、職場におけるエンゲージメントの向上は引き続き大きな課題であると言えます。さらに、ビジネスパーソンの約4割はコロナ禍で仕事への熱意が薄れたと回答しており、従業員のモチベーションを高めるための施策も重要になっています。
今後のキャリアに関する展望が描けているかどうかという質問には、5割以上が描くことができていないと回答していました。キャリアコンサルティングなどを通じて、従業員一人ひとりが将来のキャリアを考える機会を設けることによって、働く意味が明確になり、モチベーションの改善にもつなげられる可能性があります。
今回私が特に注目したのは、ビジョンに関する項目への回答です。『この会社/組織のビジョンに共感している』と、『自分のライフビジョンおよびキャリアビジョンと、会社/組織のビジョンとの繋がりを意識できている』という2つの項目のどちらに対しても、5割以上のビジネスパーソンが『そう思わない』と回答しました。先を見通したり将来を予測したりすることが非常に難しい『VUCAの時代』と呼ばれる現代において、生き方やキャリアについてのビジョンを持つことはビジネスパーソンにとって極めて重要です。また、ビジョンのレベルで共感できる組織に所属することは、キャリアのみならずウェルビーイングにも大きな影響を与えます。今後の職場では、ビジネスパーソンがライフビジョンをも踏まえたキャリアビジョンを描けるようになるためのサポートが重要な意味を持つと言えます。
より実務に近いところでは、上司からメンバーに対するフィードバックの内容や、そのタイミングについて、改善が必要な職場が多いことがうかがえました。上司からメンバーに対するフィードバックが重要であることは周知の事実ですが、特にその内容と頻度が重要になってきます。多くの企業で年に数回、評価と合わせたフィードバックを行っていると思いますが、それに加えて、日常的な会話を通じて即時のフィードバックをしていくことが重要です。そうすることで、従業員はフィードバックされたことを受け止めやすくなり、学びや気づきにつながります。日常的な会話は従業員のモチベーション向上やキャリア開発とも密接に関わっており、結果的に職場全体の活性化にも繋がります」
アデコ株式会社 取締役ピープルバリュー本部長
土屋恵子
ケース・ウェスタン・リザーブ大学経営大学院組織開発修士課程修了。2015年より現職。ジョンソン・エンド・ジョンソン、GEなど、主にグローバルカンパニーで20年以上にわたり、統括人事・人材育成部門の統括責任者として日本およびアジアの人材育成、組織開発の実務に携わる。一人ひとりの個性や強みが生きる、多様で自律的なチーム・組織創りをテーマに、リーダーシップ開発、企業の社会的使命の共有による全社横断の組織改革、バリューに基づく個人の意識や行動変革の支援、組織診断・制度浸透などを手がける。
[画像1: https://prtimes.jp/i/1264/718/resize/d1264-718-5bfa0ce8665737677833-4.png ]
<調査結果詳細>
(1) ビジネスパーソンとコロナ禍における勤務先企業や勤務先の上司・同僚との結びつき
ビジネスパーソンの約半数が、コロナ禍でも自身と自身の勤務先や上司・同僚との結びつきに変化はないと考える一方で、結びつきが弱くなったと感じているビジネスパーソンも3割を超えた。
ビジネスパーソンの約4割が、コロナ禍において仕事への熱意が薄れたと回答。
コロナ禍におけるビジネスパーソンと勤務先企業や勤務先の上司・同僚との結びつきを調べるため、日本全国のビジネスパーソン2,000人に対し、「新型コロナウイルス対策のため、初めて緊急事態宣言が発出された2020年4月以降について質問します。次の各項目に関して、あなたの考えにもっとも近いものを選んでください」と質問したところ、ビジネスパーソンの約半数がすべての項目に対して「変わらない」と回答しました。
しかし、それと同時に、ビジネスパーソンの3割以上がすべての項目に対して「弱くなった」と回答しました。また、「仕事に対する熱意」に関しては、「弱くなった」が約4割(36.2%)となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/1264/718/resize/d1264-718-93a53d1b1bfe328bed04-0.jpg ]
(2) ビジネスパーソンと勤務先との関係
ビジネスパーソンの6割以上が、勤務先の企業に貢献したいと考えていた。しかし、友人や知人には自身の勤務先を薦められないと考えているビジネスパーソンも6割を超えた。
ビジネスパーソンの5割以上が、勤務先企業のビジョンに共感を覚えていないと回答。また、同じく5割以上が、自身のライフビジョンやキャリアビジョンと勤務先企業のビジョンとの繋がりを意識できていないと回答。
日本全国のビジネスパーソン2,000人に対し、「あなたが現在勤務している企業・団体について質問します。次の各項目について、あなたの考えにもっとも近いものを選んでください」と質問したところ、「この会社/組織に貢献したいと思う」という項目に対して、63.2%が「そう思う」と回答しました。その一方で、「友人や知人にこの会社/組織を薦めたい」という項目に対しては、62.3%が「そう思わない」と回答しました。
また、勤務先との関係に関する項目で、各設問に対する回答として「そう思わない」の割合が5割を超えたのは、「友人や知人にこの会社/組織を薦めたい」(62.3%)、「この会社/組織のビジョンに共感している」(55.0%)、「自分のライフビジョンおよびキャリアビジョンと、会社/組織のビジョンとの繋がりを意識できている」(58.9%)の3つだった。
[画像3: https://prtimes.jp/i/1264/718/resize/d1264-718-d68e52de71372b1ee533-1.jpg ]
(3) ビジネスパーソンと勤務先の上司との関係
勤務先の上司との関係について質問したところ、全体としては比較的良好な関係が築かれていることがわかった。
しかし、上司からのフィードバックの内容やタイミングに関しては、5割以上のビジネスパーソンが不満を持っていた。
日本全国のビジネスパーソン2,000人に対し、「あなたの現在の上司について質問します。次の各項目について、あなたの考えにもっとも近いものを選んでください」と質問したところ、全体としては比較的良好な関係が築かれていることがわかりました。
ただ、「上司から建設的なフィードバックを得ている」と「上司から適切なタイミングでフィードバックを得ている」という項目に対しては、「そう思わない」がそれぞれ50.8%、52.4%と5割を超え、上司からメンバーへのフィードバックに課題がある職場が多いことがうかがえました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/1264/718/resize/d1264-718-09e62cbc4ed2522c6a70-2.jpg ]
(4) ビジネスパーソンと仕事との関係
現在の仕事について質問したところ、各項目に対する回答として「そう思わない」の割合が5割を超えたのは、「今後のキャリアに関する展望が描けている」と「良い仕事をするための設備や環境が整っている」の2つだった。
日本全国のビジネスパーソン2,000人に対し、「あなたの現在の仕事について質問します。次の各項目について、あなたの考えにもっとも近いものを選んでください」と質問したところ、「そう思わない」という回答が5割を超えたのは、「今後のキャリアに関する展望が描けている」(62.3%)と「良い仕事をするための設備や環境が整っている」(51.2%)の2つに対してでした。
[画像5: https://prtimes.jp/i/1264/718/resize/d1264-718-09f780fd8ca2153fb298-3.jpg ]
※本調査の回答結果は、すべて小数点第2位を四捨五入して算出したパーセント表示を行っているため、数値の合計が100%にならない場合があります。
【調査概要】
<回答者条件>
就労状況:就労中
職業:会社員・公務員・団体職員
雇用形態:正社員、派遣社員、契約社員・嘱託社員
役職:一般社員、管理職
<回答者属性>
性別:男性1,185人、女性815人
居住地:全国
<調査方法>
インターネット調査
<実施時期>
2021年8月17日〜18日
アデコ株式会社について
アデコ株式会社は、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダー、The Adecco Groupの日本法人です。コンサルテーションを通じ、働くすべての人々のキャリア形成を支援すると同時に、人財派遣、人財紹介、アウトソーシングをはじめ、企業の多岐にわたる業務を最適化するソリューションを提供します。当社は人財が躍動できる社会の実現を目指し、さらなるサービスの強化に取り組んでいます。当社に関するより詳しい情報は、www.adeccogroup.jpをご覧ください。