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映像制作用リモートカメラに機能を拡張する「アドオンアプリケーションズシステム」を提供 第一弾として「自動追尾」と「自動ループ」のアプリケーションを発売

キヤノンは、有償アプリケーションのインストールにより、映像制作用リモートカメラに機能を拡張する「アドオンアプリケーションズシステム」の提供を開始します。第一弾として、“自動追尾アプリケーション RA-AT001”と“自動ループアプリケーションRA-AL001”を2023年4月中旬より発売します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/13980/854/resize/d13980-854-5db147e7831ab59ff232-0.png ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/13980/854/resize/d13980-854-ca6c10ae3606597b4504-1.png ]

ユーザーは、用途に応じて必要な有償アプリケーションをインストールすることで、機能を追加することができます。サーバーやPCなど外付けのハードウエアを要することなく、カメラ本体内で動作(※1)するため、シンプルなシステム構成が可能で、高い応答性を実現しています。オペレーターはカメラのスイッチングや配信といった他の作業に集中することができ、リモートプロダクションにおける作業負荷軽減や省人化に貢献します。対象機種は屋内型4Kリモートカメラの最上位モデル「CR-N700(※2)」(2022年12月発売)です。今後、「アドオンアプリケーションズシステム」対象のリモートカメラおよび提供アプリケーションを拡充予定です。

■ 人物の動きに合わせてカメラが被写体を自動で追いかける「自動追尾」

プレゼンターが登壇するイベントや講義などの配信において、指定した人物を自動追尾します。カメラ内で解析をするため追従性が高く、全身、上半身、バストアップといった自由度のある撮影画角で、ゆっくりした歩行から、早歩きまで対応(※3)します。高精度なカメラのパン・チルト機構との相乗効果で、一般的なイベントや講義用途で想定される人物撮影に加え、映像制作用途で求められる低速での人物撮影でもなめらかな自動追尾を実現します。また、「構図設定」、「追尾感度設定」、「優先表示領域」ほか豊富な調整項目を備えています。

■ 指定した地点を巡回・往復する規則的な動作を自動化する「自動ループ」

イベント、インタビュー、スポーツの動画配信や、TVCM・映画の制作などにおいて、従来カメラマンが演出として撮影していた緩やかなパン・チルト・ズーム(PTZ)動作などを繰り返し自動で行います。指定した複数の地点を巡回する動作と、往復する動作から選択でき、地点ごとの停止時間を決める「ポジション設定」、移動速度などを決める「ルート設定」、「プレビュー」、「開始」まで、設定画面内で簡単に実行できます。開始・停止時の加減速を調整するフェードモードによって、プロカメラマンのようなカメラワークが可能です。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/13980/table/854_1_890deea278fe3d2363267806e50e0b9e.jpg ]



※1. アプリケーションの設定は、PCのWEB設定ページから指示する必要があります。
※2. 2023年4月中旬に提供予定のファームウエア(無償)のアップデートにより、「アドオンアプリケーションズシステム」に対応可能となります。
※3. 毎秒約1.8mの早歩きまで対応可能です(バストアップの撮影画角は毎秒約1.0mの速さまで対応)。
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