カプセル内視鏡用電磁波防護服「MGベストCES」をメディカル・エイド社が開発し、コヴィディエン ジャパン株式会社が販売を開始
カプセル内視鏡用電磁波防護服「MGベストCES」は、病院内にあるテレメータから出る電磁波を中心に、ハンディ無線機などの各種通信機器、RFID・盗難防止装置・金属探知機などの探知機などから出る高周波電磁波の影響を防止または軽減するために開発された電磁波防護服です。
1.開発の背景
消化管内の撮像時に電磁波で画像データを受け取るカプセル内視鏡と、これと同様に電磁波を発する
生体情報モニターは、両者の間に電波干渉を生じることで互いに影響を及ぼし合うことが従来から知
られています。
当社は、Medtronic plc(本社アイルランド・ダブリン)の日本法人であるコヴィディエン ジャパン
株式会社(本社:東京都世田谷区)が製造販売するカプセル内視鏡による消化管内の撮像において、
当社のペースメーカー用電磁波防護服に電磁干渉を防止する効果があることを確認いたしました。
この結果を基に、同社の協力を得て、当社はカプセル内視鏡電磁干渉を防止するための電磁波防護服
「MGベストCES」の開発に着手しました。
2.開発の経緯
(ア)メディカル・エイド社はペースメーカー・ICD等の植え込み型装置用の電磁波防護服の実用化に
2004年に開発に成功し、その他各種電磁波防護服の実用化に実績がある会社です。
(イ)カプセル内視鏡検査を実施している病院およびカプセル内視鏡メーカーのご要望を受け、当社の
ペースメーカー等用電磁波防護服「MGベスト」の開発技術を用いて、カプセル内視鏡用電磁波
防護服の開発に2014年6月に着手しました。
(ウ)2014年12月にカプセル内視鏡実機を人体ダミーに配置し、電磁干渉の原因である病院で使用する
テレメータ実機(医療機器を通信で操作またはモニタリングする)と各周波数帯域で実際に電磁
干渉を発生させた上、「MGベストCES」を着用した際に発生距離を10分の1程度まで短くできる
事が確認され、開発のめどが立ちました。
(エ)第8回日本カプセル内視鏡学会学術集会(2015年2月15日、東京開催)で虹が丘病院(長崎市)
消化器内科部長の増田淳一氏が大腸カプセル内視鏡と生体情報モニターの間で電波干渉を生じ得る
ことと、当社のペースメーカー用電磁波防護服により電波干渉が軽減されると発表され、医療機関や
カプセル内視鏡メーカーよりカプセル内視鏡用電磁波防護服の早期の実用化を促されました。
(オ)2015年3月に開発に成功し、病院にモニタリングを依頼し、早期実用化を進め、7月に
コヴィディエン ジャパン株式会社が販売総代理店となり販売を開始しました。
3.販売概要
カプセル内視鏡検査は全国で約600の病院施設で実施されており、年間約1万8千件の検査が行われて
おります。今後も検査件数は増えるものと予想されます。
販売方法はカプセル内視鏡メーカーのコヴィディエン ジャパン株式会社(本社東京)が販売総代理店
となり、カプセル内視鏡検査を導入している病院施設に7月より販売を開始しております。
希望小売価格は
「MGベストCES」38,000円〜(+税)、
「MGベストCES:SML3点セット」110,000円(+税)。
メンテナンス用アクリルスプレー「MGクリアコート」3,800円(+税)も同時販売します。
初年度は国内で1000着、3年後には国内と欧米を合わせて10,000着の販売を見込んでおります。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMyNDEyNyMxNDcwNjUjMjQxMjdfb2xvY2RaR0ZzTi5wZGY.pdf ]
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMyNDEyNyMxNDcwNjUjMjQxMjdfRWtVUnBISVJsZC5wZGY.pdf ]
<開発メーカー>
メディカル・エイド株式会社 代表取締役 松井英樹
住所:〒594-1144大阪府和泉市テクノステージ3-1-11 和泉市産業振興プラザ南館 RF205
TEL: 0120-088-804 / 0725-53-3270 FAX: 0725-53-5337
E-mail: info@medical-aid.co.jp
HP:http://www.medical-aid.co.jp/
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMyNDEyNyMxNDcwNjUjMjQxMjdfbVRVZU9zdFpoVi5wZGY.pdf ]
<販売代理店>
コヴィディエン ジャパン株式会社
住所:〒158-8615東京都世田谷区用賀四丁目10番2号
TEL: 0120-784-700 / 03-5717-1240 FAX: 03-5717-1249
〜カプセル内視鏡システムとは〜
超小型カメラを内蔵した約2cmのカプセル型の内視鏡を口から飲み込んで行えるカプセル内視鏡システム。
全長6〜7mと長い小腸の粘膜を観察でき、その結果、今まで原因不明とされていた消化管出血や腹痛の診断
が、患者さんへの負担なく簡便に行えるようになった。放射線被曝がなく、鎮静剤が不要なため、より非侵襲的
な検査を行うことができる。
2001年にヨーロッパ、米国で相次いで認可され、世界では、約80ヶ国で販売され、すでに200万件以上の
検査が実施されている。
日本では2007年10月1日に「原因不明の消化管出血を伴う小腸疾患患者」に対する保険収載がされ「小腸
用」カプセル内視鏡が使用できるようになった。
カプセル内視鏡が開発されるまで小腸は「暗黒の大陸」と呼ばれ、診断が困難な臓器であった。他の消化器
臓器に比べ、狭く、曲がりくねっていて、かつ6m〜7mと長い臓器であり、胃内視鏡や大腸内視鏡のような
挿入型の観察器具を入れることができないためである。同じ消化器臓器でも、食道、胃、十二指腸までは、胃内
視鏡検査で内部を直接診察でき、また、直腸と大腸は大腸内視鏡検査で内部を直接診察でるが、小腸だけが内視
鏡診察できないままだった。しかし、2007年より、このカプセル内視鏡が開発され、小腸も内視鏡検査が可能
になり、より精密な検査が可能になった。
なお大腸カプセル内視鏡は、2013年7月に厚生労働省から薬事承認を受けており,2014年1月に保険収載
された。
【本件に関するお問い合わせ先】
メディカル・エイド株式会社
TEL:0120-088-804/0725-53-3270
「MGベストCES」お問い合わせ係りまで
(受付時間:月〜金曜日9:00〜17:30、土日祝日休み)
Email:info@medical-aid.co.jp
HP:http://www.medical-aid.co.jp/
1.開発の背景
消化管内の撮像時に電磁波で画像データを受け取るカプセル内視鏡と、これと同様に電磁波を発する
生体情報モニターは、両者の間に電波干渉を生じることで互いに影響を及ぼし合うことが従来から知
られています。
当社は、Medtronic plc(本社アイルランド・ダブリン)の日本法人であるコヴィディエン ジャパン
株式会社(本社:東京都世田谷区)が製造販売するカプセル内視鏡による消化管内の撮像において、
当社のペースメーカー用電磁波防護服に電磁干渉を防止する効果があることを確認いたしました。
この結果を基に、同社の協力を得て、当社はカプセル内視鏡電磁干渉を防止するための電磁波防護服
「MGベストCES」の開発に着手しました。
2.開発の経緯
(ア)メディカル・エイド社はペースメーカー・ICD等の植え込み型装置用の電磁波防護服の実用化に
2004年に開発に成功し、その他各種電磁波防護服の実用化に実績がある会社です。
(イ)カプセル内視鏡検査を実施している病院およびカプセル内視鏡メーカーのご要望を受け、当社の
ペースメーカー等用電磁波防護服「MGベスト」の開発技術を用いて、カプセル内視鏡用電磁波
防護服の開発に2014年6月に着手しました。
(ウ)2014年12月にカプセル内視鏡実機を人体ダミーに配置し、電磁干渉の原因である病院で使用する
テレメータ実機(医療機器を通信で操作またはモニタリングする)と各周波数帯域で実際に電磁
干渉を発生させた上、「MGベストCES」を着用した際に発生距離を10分の1程度まで短くできる
事が確認され、開発のめどが立ちました。
(エ)第8回日本カプセル内視鏡学会学術集会(2015年2月15日、東京開催)で虹が丘病院(長崎市)
消化器内科部長の増田淳一氏が大腸カプセル内視鏡と生体情報モニターの間で電波干渉を生じ得る
ことと、当社のペースメーカー用電磁波防護服により電波干渉が軽減されると発表され、医療機関や
カプセル内視鏡メーカーよりカプセル内視鏡用電磁波防護服の早期の実用化を促されました。
(オ)2015年3月に開発に成功し、病院にモニタリングを依頼し、早期実用化を進め、7月に
コヴィディエン ジャパン株式会社が販売総代理店となり販売を開始しました。
3.販売概要
カプセル内視鏡検査は全国で約600の病院施設で実施されており、年間約1万8千件の検査が行われて
おります。今後も検査件数は増えるものと予想されます。
販売方法はカプセル内視鏡メーカーのコヴィディエン ジャパン株式会社(本社東京)が販売総代理店
となり、カプセル内視鏡検査を導入している病院施設に7月より販売を開始しております。
希望小売価格は
「MGベストCES」38,000円〜(+税)、
「MGベストCES:SML3点セット」110,000円(+税)。
メンテナンス用アクリルスプレー「MGクリアコート」3,800円(+税)も同時販売します。
初年度は国内で1000着、3年後には国内と欧米を合わせて10,000着の販売を見込んでおります。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMyNDEyNyMxNDcwNjUjMjQxMjdfb2xvY2RaR0ZzTi5wZGY.pdf ]
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMyNDEyNyMxNDcwNjUjMjQxMjdfRWtVUnBISVJsZC5wZGY.pdf ]
<開発メーカー>
メディカル・エイド株式会社 代表取締役 松井英樹
住所:〒594-1144大阪府和泉市テクノステージ3-1-11 和泉市産業振興プラザ南館 RF205
TEL: 0120-088-804 / 0725-53-3270 FAX: 0725-53-5337
E-mail: info@medical-aid.co.jp
HP:http://www.medical-aid.co.jp/
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMyNDEyNyMxNDcwNjUjMjQxMjdfbVRVZU9zdFpoVi5wZGY.pdf ]
<販売代理店>
コヴィディエン ジャパン株式会社
住所:〒158-8615東京都世田谷区用賀四丁目10番2号
TEL: 0120-784-700 / 03-5717-1240 FAX: 03-5717-1249
〜カプセル内視鏡システムとは〜
超小型カメラを内蔵した約2cmのカプセル型の内視鏡を口から飲み込んで行えるカプセル内視鏡システム。
全長6〜7mと長い小腸の粘膜を観察でき、その結果、今まで原因不明とされていた消化管出血や腹痛の診断
が、患者さんへの負担なく簡便に行えるようになった。放射線被曝がなく、鎮静剤が不要なため、より非侵襲的
な検査を行うことができる。
2001年にヨーロッパ、米国で相次いで認可され、世界では、約80ヶ国で販売され、すでに200万件以上の
検査が実施されている。
日本では2007年10月1日に「原因不明の消化管出血を伴う小腸疾患患者」に対する保険収載がされ「小腸
用」カプセル内視鏡が使用できるようになった。
カプセル内視鏡が開発されるまで小腸は「暗黒の大陸」と呼ばれ、診断が困難な臓器であった。他の消化器
臓器に比べ、狭く、曲がりくねっていて、かつ6m〜7mと長い臓器であり、胃内視鏡や大腸内視鏡のような
挿入型の観察器具を入れることができないためである。同じ消化器臓器でも、食道、胃、十二指腸までは、胃内
視鏡検査で内部を直接診察でき、また、直腸と大腸は大腸内視鏡検査で内部を直接診察でるが、小腸だけが内視
鏡診察できないままだった。しかし、2007年より、このカプセル内視鏡が開発され、小腸も内視鏡検査が可能
になり、より精密な検査が可能になった。
なお大腸カプセル内視鏡は、2013年7月に厚生労働省から薬事承認を受けており,2014年1月に保険収載
された。
【本件に関するお問い合わせ先】
メディカル・エイド株式会社
TEL:0120-088-804/0725-53-3270
「MGベストCES」お問い合わせ係りまで
(受付時間:月〜金曜日9:00〜17:30、土日祝日休み)
Email:info@medical-aid.co.jp
HP:http://www.medical-aid.co.jp/