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「京都で楽しむ美術の旅」へ協賛

 東海旅客鉄道株式会社は、「そうだ 京都、行こう。」冬のキャンペーン企画として、京都市、京都市観光協会や京都国立博物館などと協力して「若冲・狩野派の世界 満喫の旅」を実施しております。今回、「若冲・狩野派の世界 満喫の旅」の連動企画として、日本経済新聞社クロスメディア営業局が2016年12月10日(土)に日経ホール(東京都千代田区)で開催したセミナー「京都で楽しむ美術の旅」へ協賛。当日は、文化や歴史に関心の深い方を中心に約650名の方が集まりました。

 イベントの第1部では基調講演として、「橋本麻里さんに学ぶ京都の美術の楽しみかた」と題し、日本美術に造詣の深いライター・エディターの橋本麻里氏から、2016年冬の京都で日本美術を楽しむオススメポイントについてお話いただきました。伊藤若冲を満喫するコースや、日本美術の宝庫である東山の歩き方、京都で美術を楽しむためには欠かせない「狩野派」入門など、旅のコンシェルジュさながらに痒い所に手が届く内容で京都の冬の旅への期待を高めました。
 また、第2部では舞妓による舞踊が行われ、参加者の方はそのたおやかさに見とれていました。

 第3部のトークセッションでは、「狩野永徳と戦国の美術」と題し、山本英男氏(京都国立博物館 学芸部長兼美術室長)と、橋本麻里氏が、京都国立博物館から聚光院に9年ぶりに里帰りした、近世絵画の最高峰・狩野永徳の『花鳥図襖』を読み解いていきました。この聚光院障壁画の制作時期の謎や、描かれていない季節の謎、狩野松栄・永徳親子の関係や、ライバル長谷川派との確執など、戦国を生きた男たちの「美」を巡る歴史の裏側や、奥深い文化の魅力を、来場された参加者の皆様に伝えました。
 
 2016年は伊藤若冲生誕300年、そして来年2017年は大政奉還から150年という節目の年にあたります。当フォーラムを通じて、古き良き京都の魅力に光を当てるだけでなく、実際に足を運ばなければ体験できない、“今”の京都の魅力の数々を広くお届けしました。
 江戸時代に大きく花開いた絵画文化を、2016年の冬の京都にてご堪能ください。                         
    
■「京都の美を楽しむ厳選プラン〜若冲・狩野派の世界 満喫の旅〜」
「若冲・狩野派の世界 満喫の旅」では、若冲生誕300年の締めくくりとして、京都国立博物館で開催される「伊藤若冲」展や、大政奉還の舞台となった二条城で、狩野派を代表する「松鷹図」を間近にご覧いただける「二条城 特別ガイドツアー」など、様々な体験をパッケージにした旅行商品を大手旅行会社から発売します。
URL:https://shinkansen.travel/souda-kyoto/theme/kyoto-winter/index?adpcnt=1g6_5q8q

【今オススメの京都のイベント】

■「特集陳列 生誕300年 伊藤若冲」
18世紀の京都で活躍した伊藤若冲(1716〜1800)は花鳥画を多く描いた人で、とりわけ鶏はその代名詞ともいえる得意画題でした。しかし、若冲は少ないながら人物画も手がけており、精細な描写から力強く大胆な筆墨まで表現の幅も多様です。生誕300年を迎え各地で大規模展が開催されますが、本展ではそこで展示されない作品をまじえながら若冲の魅力をご紹介します。

【会期】2016年12月13日(火) 〜 2017年1月15日(日)
【会場】京都国立博物館
【URL】http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/2016_jakuchu.html
※一部休館日がございます。
※詳細についてはホームページをご覧ください。

■第51回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開
第51回「京の冬の旅」のテーマは「大政奉還150年記念」。武家政権の終焉であり、日本の近代国家への転換期となった歴史的な出来事の舞台は、京都でした。幕末ゆかりの寺院を中心に、初公開の寺院など14ヶ所で、通常非公開の文化財が期間限定で特別公開されます。

【公開期間】2017年1月7日 (土)〜 3月18日(土)
【会場】金戒光明寺、金戒光明寺 西翁院、聖護院、知恩院 大方丈・小方丈・方丈庭園、建仁寺 久昌院、西福寺、高台寺、妙法院、壬生寺 本堂・狂言堂、島原 角屋、妙心寺 大庫裏・経蔵、妙心寺 大雄院、妙心寺 養徳院、東寺 五重塔
【URL】http://kyokanko.or.jp/huyu2016/
※高台寺は2016年12月1日(木)〜の公開。
※聖護院、妙法院は2017年1月16日(月)〜の公開。
※一部見学休止日がございます。
※詳細についてはホームページをご覧ください。

●大徳寺 聚光院「創建450年記念特別公開」
千利休の菩提寺にして、日本画の最高峰・狩野永徳の障壁画を有する大徳寺聚光院。2016年に創建450年を迎えるこの聚光院が特別公開をしております。
京都国立博物館に寄託していた狩野永徳とその父、松栄による本堂障壁画46面(全て国宝)が9年ぶりに里帰りし、ここ聚光院で一挙公開。また、2013年の書院落慶に合わせ奉納された、現代日本画のトップランナー、千住博画伯の障壁画『滝』が一般初公開されるほか、表千家7代如心斎が千利休150回忌に寄進したとされる茶室「閑隠席」(重文)などが公開されます。

【公開期間】公開中 〜 2017年3月26日(日)
【会場】大徳寺 聚光院
【URL】http://kyotoshunju.com/?temple=daitokuji-jukoin
※一部除外日がございます。特別公開は予約優先となります。事前に予約状況をご確認ください。
※詳細についてはホームページをご覧ください。
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