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予防接種事故の約半数は接種間隔ミス!『Dr. TAP予防接種管理システム』を一新 接種予定アシスト機能で事故件数の大幅低減を目指す

独立系システムインテグレーターの福島コンピューターシステム株式会社(本社:福島県郡山市、取締役社長:鈴木 正博)は、接種間隔を間違えるという予防接種事故対策として、販売中の『Dr. TAP予防接種管理システム』に接種予定アシスト機能を搭載し、2016年4月15日にリニューアル販売を開始いたしました。


■予防接種事故について
お子様の予防接種は種類が多く、推奨期間内に接種を完了させるためには緻密なスケジューリングが必要なため、接種ミスが起きやすくなっています。平成26年度に報告された予防接種事故は全部で5,685件ですが、うち2,777件、全体の半数弱が「接種間隔を間違えてしまった」というミスであり(第7回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 資料6「平成26年度予防接種時の事故について」より)、これらの事故を防ぎ、安全な予防接種を実施する事が喫緊の課題です。


■Dr. TAPによる接種予定アシストとは
従来の『Dr. TAP予防接種管理システム』は、予防接種の予定と実施日の管理ができるシステムでした。新バージョンでは、ワクチン毎に定められている接種回数や間隔等の情報をデータベースに持ち、それを参考にしながら接種日を調整できるように機能アップしました。これにより予防接種事故件数の大幅な低減を目指します。

(1)次回接種日決定のアシスト
今までの接種実績を元に、次に受けるべき予防接種とその接種推奨期間を一覧表示します。それらの中から、患者様と相談しながら次回来院日と接種するワクチンを決めることができます。未接種の予防接種をすべて表示するので、同時接種の計画も立てやすくなっています。

参考画像: https://www.atpress.ne.jp/releases/98314/img_98314_2.png

(2)予約時に対象年齢や間隔の間違いをチェック
電話で予防接種の予約を受けシステムに登録する際に、患者様の生年月日と指定された予約日から「受けたい予防接種が接種推奨期間内か」「定期として接種できる期間内か」「接種禁止期間か」等を自動判定します。また、過去に受けた予防接種の日付もチェックし、十分な間隔が空いているかどうかも判定した上で、予約しようとしているワクチンの接種可否情報と推奨期間を、画面に表示します。同時接種の予約も可能で、その場合指定した複数のワクチンそれぞれについて接種可否情報を表示します。

初めてその医療機関を利用する患者様の場合、過去の接種実績を電話口で聞き取りした上で接種の可否を判断する必要がありますが、本システムでは、過去の接種情報も簡単に入力することができ、電話口で必要以上に時間をかけることがありません。

参考画像: https://www.atpress.ne.jp/releases/98314/img_98314_3.png

(3)受付時にも二重で間違いをチェック(Dr. TAP受付管理システム導入の場合)
予約された患者様が来院して窓口にて受付する際、母子健康手帳を預かって、接種履歴に登録漏れがないこと、電話での聞き取りに間違いがないことを確認します。誤りがあれば訂正し、その上で予約登録時と同様のチェックを行います。特別な事情があって、接種可能期間から外れて受付した患者様がいる場合、お医者様が見る一覧画面にて、注意を促すマークを表示します。お医者様はその患者様について、特に注意して接種可否を確認することができます。

その日予定している接種が全て完了したら再び(1)に戻り、本日の接種実績を踏まえて次回接種日を決めることができます。


<Dr. TAPシリーズについて>
Dr. TAPは、各種医療業務の電子化と省力化を図るために開発されたシリーズ製品で、関連製品として『電子問診票』と『受付管理システム』があります。

『電子問診票』はAndroidタブレットを用いた問診票システムであり、シェーマやカメラを使うことで、診療科に応じた独自の問診票をカスタマイズしてご提供します。『受付管理システム』は、磁気カード診察券を使用して本人確認をスムーズに行い、受付業務の省力化を図ります。リライト可能な磁気カードを使用するので、定型メッセージや医療機関様からのお知らせなどを印字することもできます。

これらの製品は互いにデータを共有しますが、それぞれ個別に導入いただくことももちろん可能です。患者様や医療機関スタッフの情報を日医標準レセプトソフトORCAと連携できるため、ORCAを導入されている医療機関様であれば、比較的容易に導入が可能になっています。

Dr. TAPシリーズ
http://www.fcs.co.jp/DRTAP/


■福島コンピューターシステム株式会社(FCS)について
福島県郡山市に本社を置く、独立系のシステムインテグレーターとして、受託開発をメインにシステム開発を行っています。「業務系」「制御系」「組込系」3分野にエンジニアを有し、これら3部門が連携して、新しい価値を持つ提案を行っています。守備範囲の広さと柔軟な対応力で、事業の基幹システムから、タブレット向けアプリケーション、家電に搭載されるソフトウェアまで幅広い開発実績を有しています。

所在地 : 〒963-0201 福島県郡山市大槻町字北八耕地13番地
代表  : 取締役社長 鈴木 正博
設立  : 1983年
事業内容: ソフトウェアの開発、販売及び技術者の派遣
      コンピューターシステムの運営管理の受託
      コンピューター、コンピューター関連機器、
      消耗品及び事務用機器の仲介、販売、貸付
      ITカフェの運営
      前各号に付帯する一切の業務
URL   : http://www.fcs.co.jp/
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