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日経平均は反発、買い先行後はこう着感の強い展開に

相場概況
日経平均は反発。米新規失業保険申請件数の減少や原油市況の反発などを受けた米株高の流れから、日経平均も191円高でスタートした。寄り付き直後には一時17700円台に乗せたものの、週末要因に加え、引け後の決算や本日発表の米雇用統計の内容を見極めたいとのムードなどもあり、買い一巡後はこう着感の強い展開に。前場にやや上げ渋る場面もあったが、おおむね17650円を挟んだもみ合いで推移した。

大引けの日経平均は前日比143.88円高の17648.50円となった。東証1部の売買高は22億1235万株、売買代金は2兆3933億円だった。業種別では、不動産業、鉄鋼、その他金融業が上昇率上位だった。一方、水産・農林業、保険業、空運業が下落率上位だった。

個別では、ソニー<6758>、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、日立<6501>などが堅調。売買代金上位では、三菱地所<8802>、三井不<8801>などの不動産株や、オリックス<8591>、任天堂<7974>、りそなHD<8308>の上げが目立った。また、日新製鋼<5413>、科研薬<4521>、GMO<9449>などが東証1部上昇率上位となった。一方、トヨタ自<7203>、JT<2914>、富士重<7270>、武田薬品<4502>、三菱商<8058>などが軟調。前日に決算発表したニコン<7731>、スズキ<7269>が5%超下げたほか、NTT<9432>は3%近い下落に。また、豆蔵HD<3756>、GMOクラウド<3788>、ユシロ化<5013>などが東証1部下落率上位となった。

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