【中国の視点】独禁法違反で「アウディ」に297億円罰金、トヨタなども対象か
[14/08/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
独占禁止法の違反で確認されたことでドイツの自動車メーカー、「アウディ」が巨額罰金を受ける第1号になる見通しだ。中国メディアは12日、アウディの中国合弁である一汽大衆奥迪と湖北奥迪のディーラーが独禁法違反で罰金が確定されたと報じた。
一汽大衆奥迪の罰金額は18億元(約297億円)となり、湖北奥迪のディーラー11社の罰金額は600万元から5000万元になるという。罰金額は前年の売上高の1%で計算されたと推測された。また、政府筋によると、罰金の決定仕方について、前年の売上高の1-6%で計算するという。調査に協力的な企業には1%で、非協力的な企業に対して最高6%で計算する可能性があると示唆された。
また、中国国家発展改革委員会(発改委)は6日、独禁法違反の疑いがあるため、日系企業12社の部品販売会社に対する調査を完了しており、近日中に処罰を明確にすると発表した。
対象企業について、明らかにされなかったが、トヨタ<7203>や日産自<7201>など日本大手自動車メーカーの部品メーカーなどが調査を受けた可能性があると報じられた。
専門家は、独禁法違反で巨額罰金が決定されたことについて、外国企業をターゲットにしていることではないと指摘。中国国内での販売価格が外国の2倍から数倍まで設定されており、利益の過剰搾取が明白だと批判した。
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一汽大衆奥迪の罰金額は18億元(約297億円)となり、湖北奥迪のディーラー11社の罰金額は600万元から5000万元になるという。罰金額は前年の売上高の1%で計算されたと推測された。また、政府筋によると、罰金の決定仕方について、前年の売上高の1-6%で計算するという。調査に協力的な企業には1%で、非協力的な企業に対して最高6%で計算する可能性があると示唆された。
また、中国国家発展改革委員会(発改委)は6日、独禁法違反の疑いがあるため、日系企業12社の部品販売会社に対する調査を完了しており、近日中に処罰を明確にすると発表した。
対象企業について、明らかにされなかったが、トヨタ<7203>や日産自<7201>など日本大手自動車メーカーの部品メーカーなどが調査を受けた可能性があると報じられた。
専門家は、独禁法違反で巨額罰金が決定されたことについて、外国企業をターゲットにしていることではないと指摘。中国国内での販売価格が外国の2倍から数倍まで設定されており、利益の過剰搾取が明白だと批判した。
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