中国の消費者チャンネル、トヨタなど日韓車の安全性問題を指摘
[15/08/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国の消費者チャンネルである「中国汽車消費報道」はこのほど、浙江テレビ局の番組「小強実験室」が価格10万-15万元(約200万-300万円)の自動車18モデルを対象に実施した安全テストでは、トヨタ<7203>の「カローラ」や「レビン(排気量は1.6L)」、ホンダ<7267>の「シビック(排気量は1.8L)」や「クライダー(排気量は1.8L)」、韓国のヒュンダイ自動車の「エラントラ(1.6L)」など6モデルに、車両安定制御システム(VSC)が装備されていないことが明らかになった。
中国の法律では、VSCの取り付けが義務化されていないものの、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の報告によると、VSC装着車は非装着車に比べ、単独事故で乗用車は40%、SUVで60%の事故低減につながるという。
専門家は、自動車にVSCを後から装着させることが可能だと指摘。ただ、一連のコンピュンタ・プログラムを組み直す必要があるため、費用は高額であり、現実的ではないとの見方を示した。
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中国の法律では、VSCの取り付けが義務化されていないものの、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の報告によると、VSC装着車は非装着車に比べ、単独事故で乗用車は40%、SUVで60%の事故低減につながるという。
専門家は、自動車にVSCを後から装着させることが可能だと指摘。ただ、一連のコンピュンタ・プログラムを組み直す必要があるため、費用は高額であり、現実的ではないとの見方を示した。
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