日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は36円高、日銀は金融政策の現状維持を決定
[14/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は一時マイナス転換、短期筋の仕掛け的な動きも】
12時57分現在の日経平均株価は、14324.47円(前日比+36.24円)で推移。日経平均は前引け値から若干上げ幅を縮め、一時マイナス圏に転じている。ランチタイムの225先物は、現物の前引け直後に14290円まで下げた後に、現物の後場寄り付き間際には14330円を付けていた。しかし、後場の寄り付き後には再び日中安値圏と不安定な値動き。昼のバスケットは小幅に買い越しとの観測。円相場は1ドル=102円40銭、1ユーロ=141円35銭辺りと、円高傾向での推移に。
日銀の金融政策決定会合の結果を前に短期筋の仕掛け的な動きもみられているようだ。ただ、今晩の米国ではFOMCが予定されていることもあり、下には仕掛けづらい面もあるようだ。不動産、医薬品、空運などが堅調。輸送用機器は若干上げ幅を縮めている。一方で、証券が下落率トップのほか、その他金融も前引け段階から下げ幅を広げてきている。決算に絡んだ商いでは、アルプス<6770>が売り気配で始まったが、急速に切り返す展開に。
なお、日銀は金融政策決定会合で「金融政策の現状維持」を決定、日経平均は先物主導で急速に値を戻す場面もみられている。
【ドル・円は102円41銭付近、日銀は金融政策の現状維持を決定】
ドル・円は102円41銭付近で推移。日銀は金融政策決定会合で「金融政策の現状維持」を決定。ただ、15時00分に発表される「展望レポート」、15時30分に予定されている黒田日銀総裁の記者会見などを見極めたいとのムードから小動きになっている。
12時57分時点のドル・円は102円41銭、ユーロ・円は141円40銭、ポンド・円は172円35銭、豪ドル・円は95円08銭付近で推移。上海総合指数は、2021.02(前日比+0.03%)で前引け。
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