NY株式:ダウは6ドル高、ギリシャ総選挙を受けて売り先行も上昇に転じる
[15/01/27]
提供元:株式会社フィスコ
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26日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は6.10ドル高の17678.70、ナスダックは13.88ポイント高の4771.76で取引を終了した。ギリシャ総選挙で緊縮財政に反対する急進左派連合が勝利したことで朝方は売りが先行。しかし、27日から連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されているほか、米北東部で記録的な大雪となる見通しから、引けにかけて買戻しが優勢となった。セクター別では、エネルギーや消費者・サービスが上昇する一方、家庭用品・パーソナル用品や半導体・半導体製造装置が下落した。
住宅メーカーのDRホートン(DHI)が好決算を発表して上昇。一方で、ハードディスクメーカーのシーゲート・テクノロジー(STX)は、慎重な業績見通しを示したことで軟調推移となった。玩具メーカーのマテル(MAT)は、業績不振を理由に最高経営責任者の辞任を発表して下落。
26日夜から米北東部で大雪が予想されているものの、NY証券取引所は27日も通常取引の見通し。大雪の影響でコネチカット州に本社を置く防衛関連のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)は決算発表を26日引け後へと前倒しした。
(Horiko Capital Management LLC)
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