NY株式:ダウは60ドル安、雇用統計好感もギリシャ格下げが重しに
[15/02/07]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
6日の米国株式相場は下落。ダウ平均は60.59ドル安の17824.29、ナスダックは20.70ポイント安の4744.40で取引を終了した。1月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回ったことや原油相場の上昇が好感され、買いが先行した。しかし、午後に入って格付会社スタンダード&プアーズがギリシャを格下げしたことで欧州債務問題への不透明感が強まり、引けにかけて下げ幅を拡大した。セクター別では、銀行や電気通信サービスが上昇する一方で、公益事業や不動産が下落した。
アクションカメラのゴー・プロ(GPRO)は、決算見通しを引き下げたほか、COOの退任が報じられ下落。口コミサイトのイェルプ(YELP)は、一部アナリストによる目標株価及び投資判断引き下げにより、急落した。インターネットラジオのパンドラ・メディア(P)は、決算内容が予想を下回ったほか、通期見通し引き下げが嫌気され、軟調推移。一方で、SNSのツイッター(TWTR)やリンクトイン(LNKD)は相次いで好決算を発表して上昇した。
(Horiko Capital Management LLC)
<KO>