個人投資家株師孔明:相場波乱!?今こそ狙い目な銘柄5選【FISCOソーシャルレポーター】
[18/02/16]
提供元:株式会社フィスコ
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年2月15日9時に執筆
【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。
米国の経済指標が良好であったことから利上げ加速が懸念され、世界的に株式市場が混乱を見せている。日本でも24,000円台に入っていた日経平均株価が急落したほか、相場の変動率が大きい状況だ。変動率が極めて小さかった昨年とは異なり、今年は出だしから波乱相場の様相となっている。
■相場波乱でトレーダー業務が増加
相場の変動率が小さい状況は、中長期的な視点で投資を進めるうえでは魅力的だ。しかし、短期の値幅取りを狙うトレーダーにとっては、現在のような相場波乱が起こったほうが利益を狙いやすくなる。実際、アメリカでは今回の相場波乱を機に、忙しさを増しているトレーダーが少なくないようだ。
金融機関としても、利上げが着実に進んではいるものの、依然として低金利状態であることから、トレードを活発化させて収益を確保したいところだろう。短期の値幅取りで大きな利益を狙えるチャンスは機関投資家だけのものではない。個人投資家も波乱相場によって株価が乱高下する様子を傍観するだけでなく、売られすぎと考えられる銘柄を見つければリバウンドの局面を狙うことも可能だ。相場に常に張り付くことは難しい場合でも、関心のある銘柄の値動きはこまめにチェックしておきたい。
■日本企業は決算発表シーズンでもある
相場波乱に伴い日経平均株価も大きく下落しているが、あらゆる銘柄に売りが殺到している状況には至っていない。日本では依然としてマイナス金利政策が継続されていることや、企業業績が好調であること、米国株と比べて割高感に乏しいことなどから日本株は売られすぎていると考えることができるだろう。
現在は3月末決算企業の第3四半期決算の発表シーズンであることから、好決算銘柄には買いが集まる場面も見られる。決算を確認し通期業績予想に対する進捗率の高い銘柄を中心に、評価見直しの買いを先取りする形で投資できれば短期間で利益を得られるチャンスがあるだろう。波乱相場局面で思考を停止させるのではなく、普段以上に頭を働かせて銘柄選別を行い、投資妙味のある銘柄を安値で拾いたいところだ。
■波乱相場から考えられる恩恵とは?
相場が調整しているとはいえ経済情勢が悪化しているわけではない。むしろ、実体経済が好調であることから、金融引き締めが加速することが懸念されているくらいだ。市場が混乱を続ければ金融引き締めのペースは減速すると考えられることから、割安感が出ている銘柄には積極的な投資を進めたい。特に、日本市場では3月末決算企業の第3四半期決算発表が続いていることから、決算情報もにらみながら押し目を拾える銘柄を探したい。
■波乱相場から狙いたい銘柄
<8473>SBIホールディングス
ベンチャー投資などに加えて、インターネット証券サービスを提供している。波乱相場で株式の変動率が高まれば、売買が活発化して取引手数料収入が増える可能性がある。トレーダー業務が活発化しているとの報道が続けば、業績向上を見込んだ買いが期待できるかもしれない。
<3807>フィスコ
金融情報を提供している。波乱相場が続けば金融情勢に不安を抱き、情報収集を活発化させる投資家が増えると考えられる。また、トレーダーなどがテクニカル指標などの情報の収集頻度を高めれば、フィスコのサービス利用が進むこともあり得るだろう。
<9843>ニトリHD
家具等の小売りビジネスに取り組んでいる。海外からの輸入製品が多いことから、円高が進めば業績面では追い風となる。円高メリットを受けられる銘柄の筆頭格といえ、波乱相場の中でも逆行高となるケースが少なくない。大きく円高に振れるようであれば、注目しておきたい。
<9861>吉野家ホールディングス
波乱相場が続くことで損失を被る投資家が増えれば、食費を節減するなど消費を抑制する動きが進む可能性がある。一時的と見込まれている相場下落が中期的な相場低迷につながれば、安価で食事を提供する牛丼チェーンが賑わう可能性がある。食事券がもらえる株主優待を提供していることもあり、波乱相場が続けば個人投資家を中心として注目度が高まることも考えられる。
<2914>JT
たばこビジネスに取り組んでいる。たばこが健康に与える悪影響を懸念する層が増えていることなどから食品事業等への多角化を進めている。主力のたばこ事業において成長を見込みづらいことから株価は割安放置されがちだが、高配当銘柄として知られている。相場変動の大きさを嫌気する投資家が増えれば、業績が安定している高配当銘柄に資金が流入する可能性がある。
■まとめ
波乱相場から押さえておきたい銘柄は、トレーダーが利益を得るチャンスが増えることによる恩恵を受ける銘柄と、波乱相場を嫌う層が消費を減らしたり投資リスクを限定したりすることで資金を集めやすくなる銘柄に分かれる。相場の先行きや個別業績を確認しつつ、波乱相場を有効活用して利益を狙いたいところだ。
その他、2018年に期待できる銘柄や仮想通貨といった情報は、ブログの方でも詳しく綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。
最新のテーマ株や注目している仮想通貨などもブログにて多数紹介中。
ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ネム、HERO、ICO、人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄、EV関連銘柄、フィンテック関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄など。
興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ
ツイッター:@kabusikoumei
<WA>
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※2018年2月15日9時に執筆
【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。
米国の経済指標が良好であったことから利上げ加速が懸念され、世界的に株式市場が混乱を見せている。日本でも24,000円台に入っていた日経平均株価が急落したほか、相場の変動率が大きい状況だ。変動率が極めて小さかった昨年とは異なり、今年は出だしから波乱相場の様相となっている。
■相場波乱でトレーダー業務が増加
相場の変動率が小さい状況は、中長期的な視点で投資を進めるうえでは魅力的だ。しかし、短期の値幅取りを狙うトレーダーにとっては、現在のような相場波乱が起こったほうが利益を狙いやすくなる。実際、アメリカでは今回の相場波乱を機に、忙しさを増しているトレーダーが少なくないようだ。
金融機関としても、利上げが着実に進んではいるものの、依然として低金利状態であることから、トレードを活発化させて収益を確保したいところだろう。短期の値幅取りで大きな利益を狙えるチャンスは機関投資家だけのものではない。個人投資家も波乱相場によって株価が乱高下する様子を傍観するだけでなく、売られすぎと考えられる銘柄を見つければリバウンドの局面を狙うことも可能だ。相場に常に張り付くことは難しい場合でも、関心のある銘柄の値動きはこまめにチェックしておきたい。
■日本企業は決算発表シーズンでもある
相場波乱に伴い日経平均株価も大きく下落しているが、あらゆる銘柄に売りが殺到している状況には至っていない。日本では依然としてマイナス金利政策が継続されていることや、企業業績が好調であること、米国株と比べて割高感に乏しいことなどから日本株は売られすぎていると考えることができるだろう。
現在は3月末決算企業の第3四半期決算の発表シーズンであることから、好決算銘柄には買いが集まる場面も見られる。決算を確認し通期業績予想に対する進捗率の高い銘柄を中心に、評価見直しの買いを先取りする形で投資できれば短期間で利益を得られるチャンスがあるだろう。波乱相場局面で思考を停止させるのではなく、普段以上に頭を働かせて銘柄選別を行い、投資妙味のある銘柄を安値で拾いたいところだ。
■波乱相場から考えられる恩恵とは?
相場が調整しているとはいえ経済情勢が悪化しているわけではない。むしろ、実体経済が好調であることから、金融引き締めが加速することが懸念されているくらいだ。市場が混乱を続ければ金融引き締めのペースは減速すると考えられることから、割安感が出ている銘柄には積極的な投資を進めたい。特に、日本市場では3月末決算企業の第3四半期決算発表が続いていることから、決算情報もにらみながら押し目を拾える銘柄を探したい。
■波乱相場から狙いたい銘柄
<8473>SBIホールディングス
ベンチャー投資などに加えて、インターネット証券サービスを提供している。波乱相場で株式の変動率が高まれば、売買が活発化して取引手数料収入が増える可能性がある。トレーダー業務が活発化しているとの報道が続けば、業績向上を見込んだ買いが期待できるかもしれない。
<3807>フィスコ
金融情報を提供している。波乱相場が続けば金融情勢に不安を抱き、情報収集を活発化させる投資家が増えると考えられる。また、トレーダーなどがテクニカル指標などの情報の収集頻度を高めれば、フィスコのサービス利用が進むこともあり得るだろう。
<9843>ニトリHD
家具等の小売りビジネスに取り組んでいる。海外からの輸入製品が多いことから、円高が進めば業績面では追い風となる。円高メリットを受けられる銘柄の筆頭格といえ、波乱相場の中でも逆行高となるケースが少なくない。大きく円高に振れるようであれば、注目しておきたい。
<9861>吉野家ホールディングス
波乱相場が続くことで損失を被る投資家が増えれば、食費を節減するなど消費を抑制する動きが進む可能性がある。一時的と見込まれている相場下落が中期的な相場低迷につながれば、安価で食事を提供する牛丼チェーンが賑わう可能性がある。食事券がもらえる株主優待を提供していることもあり、波乱相場が続けば個人投資家を中心として注目度が高まることも考えられる。
<2914>JT
たばこビジネスに取り組んでいる。たばこが健康に与える悪影響を懸念する層が増えていることなどから食品事業等への多角化を進めている。主力のたばこ事業において成長を見込みづらいことから株価は割安放置されがちだが、高配当銘柄として知られている。相場変動の大きさを嫌気する投資家が増えれば、業績が安定している高配当銘柄に資金が流入する可能性がある。
■まとめ
波乱相場から押さえておきたい銘柄は、トレーダーが利益を得るチャンスが増えることによる恩恵を受ける銘柄と、波乱相場を嫌う層が消費を減らしたり投資リスクを限定したりすることで資金を集めやすくなる銘柄に分かれる。相場の先行きや個別業績を確認しつつ、波乱相場を有効活用して利益を狙いたいところだ。
その他、2018年に期待できる銘柄や仮想通貨といった情報は、ブログの方でも詳しく綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。
最新のテーマ株や注目している仮想通貨などもブログにて多数紹介中。
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執筆者名:株師孔明
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