14日の米国市場ダイジェスト:米国株はまちまち、米中の小売売上高鈍化が重し
[20/08/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:米国株はまちまち、米中の小売売上高鈍化が重し
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は34.30ドル高の27931.02ドル、ナスダックは23.20ポイント安の11019.30ポイントで取引を終了した。景気回復期待に反し中国の7月小売売上高が減少したほか、米国の7月小売売上高の伸びも予想を下回ったため下落で寄り付いた。8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外の上昇を示し、下値も限られたものの小幅な値動きに終始した。セクター別では、運輸やエネルギーが上昇した一方、公益事業、商業・専門サービスが下落した。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は複数のアナリストが投資判断を引き上げ上昇。百貨店のメーシーズ(M)やコールズ(KSS)、ノードストーム(JMN)は、ペースが鈍化したものの消費の回復基調が確認されたため上昇した。一方携帯端末のアップル(AAPL)や検索大手アルファベット(GOOGL)は傘下のグーグルが、人気のゲームアプリ「フォートナイト」の制作会社が両社を契約違反として訴訟を起こしたことが嫌気されそれぞれ下落。オンラインギャンブルを運営するドラフトキング(DKNG)は第2四半期決算が嫌気され下落した。
トランプ大統領は、ムニューシン財務長官に世帯や州、地方政府などの支援で資金を供給する用意をするよう命じたと述べ、議会に追加支援策の速やかな合意を促した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル弱含み、7月米小売売上高は市場予想を下回る
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円70銭から106円44銭まで下落して106円58銭で引けた。米国の7月小売売上高が予想を下回ったため景気見通しが悪化しドル売りが優勢となったが、その後発表された8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に上昇したためドル売りは後退し底堅い展開となった。
ユーロ・ドルは、1.1807ドルから1.1850ドルまで上昇して1.1842ドルで引けた。ユーロ・円は、125円87銭から126円25銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3142ドルまで上昇後、1.3087ドルまで下落した。英国政府がウイルス再燃でフランスからの渡航者に対し隔離を再び義務付けたことなどがポンドの上値を抑制した。ドル・スイスは、0.911
1フランから0.9087フランまで下落。
■NY原油:続落、利食い売り継続で一時42ドルを下回る
14日のNY原油先物9月限は続落(NYMEX原油9月限終値:42.01 ↓0.23_)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.23ドルの1バレル=42.01ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは41.62ドル−42.57ドル。14日のアジア市場で42.57ドルまで買われたが、その後は利食い売りが増えたことで上値は重くなった。ニューヨーク市場で一時41.62ドルまで下落したが、ドル高は一服しており、通常取引終了後の時間外取引で42.25ドルまで戻す場面があった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 26.47ドル +0.12ドル(+0.46%)
モルガン・スタンレー(MS) 52.30ドル +0.12ドル(+0.23%)
ゴールドマン・サックス(GS)207.97ドル -0.42ドル(-0.20%)
インテル(INTC) 48.89ドル +0.33ドル(+0.68%)
アップル(AAPL) 459.63ドル -0.41ドル(-0.09%)
アルファベット(GOOG) 1507.73ドル -10.72ドル(-0.71%)
フェイスブック(FB) 261.24ドル -0.06ドル(-0.02%)
キャタピラー(CAT) 139.96ドル -0.71ドル(-0.50%)
アルコア(AA) 14.64ドル +0.16ドル(+1.10%)
ウォルマート(WMT) 132.60ドル +0.75ドル(+0.57%)
<ST>
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は34.30ドル高の27931.02ドル、ナスダックは23.20ポイント安の11019.30ポイントで取引を終了した。景気回復期待に反し中国の7月小売売上高が減少したほか、米国の7月小売売上高の伸びも予想を下回ったため下落で寄り付いた。8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外の上昇を示し、下値も限られたものの小幅な値動きに終始した。セクター別では、運輸やエネルギーが上昇した一方、公益事業、商業・専門サービスが下落した。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は複数のアナリストが投資判断を引き上げ上昇。百貨店のメーシーズ(M)やコールズ(KSS)、ノードストーム(JMN)は、ペースが鈍化したものの消費の回復基調が確認されたため上昇した。一方携帯端末のアップル(AAPL)や検索大手アルファベット(GOOGL)は傘下のグーグルが、人気のゲームアプリ「フォートナイト」の制作会社が両社を契約違反として訴訟を起こしたことが嫌気されそれぞれ下落。オンラインギャンブルを運営するドラフトキング(DKNG)は第2四半期決算が嫌気され下落した。
トランプ大統領は、ムニューシン財務長官に世帯や州、地方政府などの支援で資金を供給する用意をするよう命じたと述べ、議会に追加支援策の速やかな合意を促した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル弱含み、7月米小売売上高は市場予想を下回る
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円70銭から106円44銭まで下落して106円58銭で引けた。米国の7月小売売上高が予想を下回ったため景気見通しが悪化しドル売りが優勢となったが、その後発表された8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に上昇したためドル売りは後退し底堅い展開となった。
ユーロ・ドルは、1.1807ドルから1.1850ドルまで上昇して1.1842ドルで引けた。ユーロ・円は、125円87銭から126円25銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3142ドルまで上昇後、1.3087ドルまで下落した。英国政府がウイルス再燃でフランスからの渡航者に対し隔離を再び義務付けたことなどがポンドの上値を抑制した。ドル・スイスは、0.911
1フランから0.9087フランまで下落。
■NY原油:続落、利食い売り継続で一時42ドルを下回る
14日のNY原油先物9月限は続落(NYMEX原油9月限終値:42.01 ↓0.23_)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.23ドルの1バレル=42.01ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは41.62ドル−42.57ドル。14日のアジア市場で42.57ドルまで買われたが、その後は利食い売りが増えたことで上値は重くなった。ニューヨーク市場で一時41.62ドルまで下落したが、ドル高は一服しており、通常取引終了後の時間外取引で42.25ドルまで戻す場面があった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 26.47ドル +0.12ドル(+0.46%)
モルガン・スタンレー(MS) 52.30ドル +0.12ドル(+0.23%)
ゴールドマン・サックス(GS)207.97ドル -0.42ドル(-0.20%)
インテル(INTC) 48.89ドル +0.33ドル(+0.68%)
アップル(AAPL) 459.63ドル -0.41ドル(-0.09%)
アルファベット(GOOG) 1507.73ドル -10.72ドル(-0.71%)
フェイスブック(FB) 261.24ドル -0.06ドル(-0.02%)
キャタピラー(CAT) 139.96ドル -0.71ドル(-0.50%)
アルコア(AA) 14.64ドル +0.16ドル(+1.10%)
ウォルマート(WMT) 132.60ドル +0.75ドル(+0.57%)
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