米国株見通し:上げ渋りか、年末年始控え調整の売りも
[21/12/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(11時40分現在)
S&P500先物 4,792.00(-1.1)
ナスダック100先物 16,485.50(-5.5)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安。NYダウ先物は5ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持し、本日の米株式市場はまちまちとなりそうだ。
29日の主要3指数はまちまち。ナスダックは続落となったが、ダウは90ドル高の36488ドルで取引を終え過去最高値を更新した。足元の堅調な経済指標から連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ前倒しへの思惑が広がるなか、金利高を背景にハイテク株売りが強まり、指数は失速の場面も。ただ、材料難のなか、新型ウイルス・オミクロン株の重症化リスクの後退で消費関連株が買われ、ダウは終盤に上昇した。
本日は上げ渋りか。先行きの成長に期待が続き、良好な投資家心理でリスク資産への買いが進む通し。ただ、ダウが前日に最高値を更新し、年末年始の休暇を控え短期的な調整による売りが見込まれる。一方、今晩発表の新規失業保険申請件数は強い内容を維持するとみられ、来年1月7日の雇用統計の改善に期待感が広がりやすい。FRB当局者は利上げ時期の前倒しに言及しており、金融引き締め観測が株買いを抑制しそうだ。
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S&P500先物 4,792.00(-1.1)
ナスダック100先物 16,485.50(-5.5)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安。NYダウ先物は5ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持し、本日の米株式市場はまちまちとなりそうだ。
29日の主要3指数はまちまち。ナスダックは続落となったが、ダウは90ドル高の36488ドルで取引を終え過去最高値を更新した。足元の堅調な経済指標から連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ前倒しへの思惑が広がるなか、金利高を背景にハイテク株売りが強まり、指数は失速の場面も。ただ、材料難のなか、新型ウイルス・オミクロン株の重症化リスクの後退で消費関連株が買われ、ダウは終盤に上昇した。
本日は上げ渋りか。先行きの成長に期待が続き、良好な投資家心理でリスク資産への買いが進む通し。ただ、ダウが前日に最高値を更新し、年末年始の休暇を控え短期的な調整による売りが見込まれる。一方、今晩発表の新規失業保険申請件数は強い内容を維持するとみられ、来年1月7日の雇用統計の改善に期待感が広がりやすい。FRB当局者は利上げ時期の前倒しに言及しており、金融引き締め観測が株買いを抑制しそうだ。
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