アクトコール Research Memo(3):緊急駆けつけに付加サービスを組み込んだ新商品で対象市場を拡大
[14/08/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
(2)対象市場
アクトコール<6064>の主力事業である住生活関連総合アウトソーシング事業の対象市場は、新商品の開発とともに、従来の賃貸住宅市場だけでなく持家市場へと広がっている。持家市場向けでは、2013年5月に業務提携した大京リアルドと共同で、住宅設備保証を組み込んだ緊急駆けつけサービス商品を開発し、中古マンション購入者に提供している。緊急駆けつけサービスをベースに、家賃収納代行、設備保証など様々な付加サービスを組み込んだ新商品を業界に先駆けて開発・販売していくことで対象市場を広げ、会員数を拡大していく戦略となっている。
緊急駆け付けサービスに関しては、業界上位10社を合わせても契約件数がまだ200万件に届かないとみられており、今後の普及拡大余地は大きいと言える。現在、ジャパンベストレスキューシステム<2453>が業界トップを走っており、同社が2番手となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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