図研エルミック--- IoT市場にチャンス、監視カメラなど3分野に注力
[15/08/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
図研エルミック<4770>はTCP/IPのプロトコルスタッグをはじめとする「つなぐ・ながす」の要素技術の強みを活用し、通信ミドルウェア事業を行う。特にIoTであらゆるモノがネットワークにつながりつつある現在、モノに搭載される組込システムとして同社が開発したゲートウェイ技術はIoTの普及に必要なものとして需要が高まっている。現状、ビジネスの成長が期待できる監視カメラ、スマートエネルギー関連などの産業分野、スマートカーに実現に不可欠な車載通信分野など3分野に注力している。
2016年3月期は売上高で前期比3.9%増の11億円、経常利益で同101.1%増の0.3億円が見込まれている。監視カメラ/ネットワークカメラの需要がこれまで以上に高まっており、同社のミドルウェアを新たに採用する事例も増加している。またファクトリーオートメーションと監視カメラを連携させる技術は、食品加工や機械加工の生産ラインの安全性や信頼性を向上させたいという需要に合致している。さらにイーサーネットを自動車に搭載させるミドルウェアは国内外の自動車メーカー各社の注目を集めている。なお2017年3月期を最終年度とする中期経営計画は、売上高で20億円、営業利益率10%以上を目指し、ミドルウェア製品に特化し、利益率の高いビジネスを展開する方針。
<SF>
2016年3月期は売上高で前期比3.9%増の11億円、経常利益で同101.1%増の0.3億円が見込まれている。監視カメラ/ネットワークカメラの需要がこれまで以上に高まっており、同社のミドルウェアを新たに採用する事例も増加している。またファクトリーオートメーションと監視カメラを連携させる技術は、食品加工や機械加工の生産ラインの安全性や信頼性を向上させたいという需要に合致している。さらにイーサーネットを自動車に搭載させるミドルウェアは国内外の自動車メーカー各社の注目を集めている。なお2017年3月期を最終年度とする中期経営計画は、売上高で20億円、営業利益率10%以上を目指し、ミドルウェア製品に特化し、利益率の高いビジネスを展開する方針。
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