注目銘柄ダイジェスト(前場):NTT、科研製薬、大林道路など
[15/10/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
NTT<9432>:4340円(前日比+162円)
続伸。ビッグデータを活用して、地方都市のインフラを効率化する事業を日立製と共同展開すると報じられており、期待材料視する向きもあるようだ。また、シティグループ証券では通信セクターのカバレッジを開始、同社を含めた大手4社の投資判断を新規に買い推奨としている。本日は通信株が比較的しっかりで、手掛かり材料につながっているとみられる。なお、シティグループ証券では同社をトップピックと評価へ。
清水建設<1803>:989円(前日比-35円)
売り優勢。ユーロ建てCB300億円の発行を発表している。首都圏を中心とする大型物流施設開発や社債償還などに充当するもよう。転換価額は1352円、転換が行われるためには株価が転換価額から一定期間3割上回ることが必要となる。希薄化はかなり限定的になる可能性もあるが、財務基盤が健全な状況下でのファイナンス実施にネガティブな見方が先行へ。クレディ・スイス証券では、同社が実質的な資本増強を行ったことは、同社の株価だけでなく、セクター全体にネガティブな影響を与えると予想しているようだ。
科研製薬<4521>:9320円(前日比-1730円)
大幅安。クレナフィンの競合品の開発動向が明らかになっているもよう。佐藤製薬とポーラファルマが爪白癬外用剤SKN-08(佐藤製薬開発)の国内販売で前日に提携しているもよう。今年2月に国内申請されており、16年中頃に発売の可能性があるようだ。製品競争力などは未知数だが、佐藤製薬とポーラは皮膚科領域に強いとされ、先行きへの警戒感などにもつながる格好のようだ。
大林道路<1896>:753円(買い気配)
買い気配スタート。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の21.5億円から42.5億円、前年同期比75%増益に、通期では52億円から87億円に上方修正。完成工事高の増加、工事採算の改善などが背景になっている。第1四半期の大幅増益決算から上振れの可能性は高いと見られていたが、修正幅の大きさ、増益率の高さなどがインパクトを強めさせる形に。
Gunosy<6047>:1143円(前日比-161円)
大幅反落。15年6-8月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比81%増の8.80億円、営業損益は0.47億円の黒字(前年同期は1.24億円の赤字)で着地した(前年同期実績は会社参考値)。売上高はパフォーマンス型広告に係る稼働広告主数の不振により、当初計画を下回って推移したという。前四半期(3-5月)比で減収減益となったほか、上期の営業利益計画に対する進捗率も約15%と低調で、ネガティブ視されているようだ。
ODK<3839>:399円(前日比+57円)
大幅続伸。SBIトレードウィンテック(SBI-TWT)と協業し、マイナンバー制度対応支援サービスの一環として、金融機関向け「マイナンバー管理システム」を共同開発し、同システムの提供を開始すると発表している。SBI-TWTは、証券取引確定後の事務処理をサポートするパッケージソフトや、日経225先物・オプション銘柄のオンライン取引システム等の証券関連システムを提供している。
ファーマF<2929>:405円(前日比+80円)
ストップ高。がんの新治療法として注目されている免疫チェックポイント阻害剤で、これまでにない新しいタイプの開発、事業化を目指すと一部専門紙で報じられている。基本技術を持つ慶応義塾大学から独占的な実施許諾を受け、製薬企業と共同開発を推進するという。事業化によるロイヤリティのほか、契約一時金やマイルストーン等で100億円以上の収入を見込んでいるもよう。
JMNC<3645>:455円(買い気配)
ストップ高買い気配。広島大学発のベンチャー企業であるミルテルと資本・業務提携すると発表している。ミルテルは、生活習慣を改善するきっかけを作る「未病検査」と「疾患の早期発見」を組み合わせたミルテル検査の業務を行っている。なお、前日引け後に発表した15年6-8月期(第1四半期)決算は、営業利益が前年同期比8.8%増の0.25億円となり、上期計画0.20億円(同70.6%減)を超過した。
<KS>
続伸。ビッグデータを活用して、地方都市のインフラを効率化する事業を日立製と共同展開すると報じられており、期待材料視する向きもあるようだ。また、シティグループ証券では通信セクターのカバレッジを開始、同社を含めた大手4社の投資判断を新規に買い推奨としている。本日は通信株が比較的しっかりで、手掛かり材料につながっているとみられる。なお、シティグループ証券では同社をトップピックと評価へ。
清水建設<1803>:989円(前日比-35円)
売り優勢。ユーロ建てCB300億円の発行を発表している。首都圏を中心とする大型物流施設開発や社債償還などに充当するもよう。転換価額は1352円、転換が行われるためには株価が転換価額から一定期間3割上回ることが必要となる。希薄化はかなり限定的になる可能性もあるが、財務基盤が健全な状況下でのファイナンス実施にネガティブな見方が先行へ。クレディ・スイス証券では、同社が実質的な資本増強を行ったことは、同社の株価だけでなく、セクター全体にネガティブな影響を与えると予想しているようだ。
科研製薬<4521>:9320円(前日比-1730円)
大幅安。クレナフィンの競合品の開発動向が明らかになっているもよう。佐藤製薬とポーラファルマが爪白癬外用剤SKN-08(佐藤製薬開発)の国内販売で前日に提携しているもよう。今年2月に国内申請されており、16年中頃に発売の可能性があるようだ。製品競争力などは未知数だが、佐藤製薬とポーラは皮膚科領域に強いとされ、先行きへの警戒感などにもつながる格好のようだ。
大林道路<1896>:753円(買い気配)
買い気配スタート。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の21.5億円から42.5億円、前年同期比75%増益に、通期では52億円から87億円に上方修正。完成工事高の増加、工事採算の改善などが背景になっている。第1四半期の大幅増益決算から上振れの可能性は高いと見られていたが、修正幅の大きさ、増益率の高さなどがインパクトを強めさせる形に。
Gunosy<6047>:1143円(前日比-161円)
大幅反落。15年6-8月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比81%増の8.80億円、営業損益は0.47億円の黒字(前年同期は1.24億円の赤字)で着地した(前年同期実績は会社参考値)。売上高はパフォーマンス型広告に係る稼働広告主数の不振により、当初計画を下回って推移したという。前四半期(3-5月)比で減収減益となったほか、上期の営業利益計画に対する進捗率も約15%と低調で、ネガティブ視されているようだ。
ODK<3839>:399円(前日比+57円)
大幅続伸。SBIトレードウィンテック(SBI-TWT)と協業し、マイナンバー制度対応支援サービスの一環として、金融機関向け「マイナンバー管理システム」を共同開発し、同システムの提供を開始すると発表している。SBI-TWTは、証券取引確定後の事務処理をサポートするパッケージソフトや、日経225先物・オプション銘柄のオンライン取引システム等の証券関連システムを提供している。
ファーマF<2929>:405円(前日比+80円)
ストップ高。がんの新治療法として注目されている免疫チェックポイント阻害剤で、これまでにない新しいタイプの開発、事業化を目指すと一部専門紙で報じられている。基本技術を持つ慶応義塾大学から独占的な実施許諾を受け、製薬企業と共同開発を推進するという。事業化によるロイヤリティのほか、契約一時金やマイルストーン等で100億円以上の収入を見込んでいるもよう。
JMNC<3645>:455円(買い気配)
ストップ高買い気配。広島大学発のベンチャー企業であるミルテルと資本・業務提携すると発表している。ミルテルは、生活習慣を改善するきっかけを作る「未病検査」と「疾患の早期発見」を組み合わせたミルテル検査の業務を行っている。なお、前日引け後に発表した15年6-8月期(第1四半期)決算は、営業利益が前年同期比8.8%増の0.25億円となり、上期計画0.20億円(同70.6%減)を超過した。
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