EMシステムズ< Research Memo(2):医療事務処理コンピュータシステムの開発・販売を展開
[16/12/19]
提供元:株式会社フィスコ
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■EMシステムズ<4820>の会社の概要・沿革
(1)会社の概要
調剤薬局を中心とする医療機関向けに、医療事務処理コンピュータシステムの開発・販売を行うITサービス会社。「国民が安心して最適な医療を受けられるように、『国民が受けた自らの医療情報』がいつでもどこでも必要なときに医療機関並びに国民が確認できる環境を構築する。」という会社方針のもと、事業を展開する。主力の調剤薬局向けの医療事務処理コンピュータシステムのユーザー数は16,000薬局程度となっており、同社の市場シェアは約30%を占め業界トップ。調剤薬局向け、診療所・クリニック向けともに製品開発からシステム構築、販売、操作指導、メンテナンスまでを一貫して提供する製販一体体制を採る。直近は診療所・クリニック向けの医療事務処理コンピュータシステム、電子カルテシステムの拡販に注力しているほか、2016年10月には介護サービス事業者向け支援システムにも本格参入し、「医療(クリニック・調剤薬局)と介護の情報連携」の実現による各事業のシェアアップを目指している。2000年12月に株式を店頭登録(現・東証JASDAQ)し、2003年5月に東京証券取引所市場第2部へ上場。2012年11月に同市場第1部銘柄へ指定された。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )
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