ホットリンク Research Memo(4):ソリューションサービスは減収となるも、SaaSサービスは堅調持続
[17/04/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
2. 事業別売上動向
ホットリンク<3680>の部門別の売上動向を見ると、SaaSサービス部門は前期比0.9%増の795百万円となった。「クチコミ@係長」及び「e-mining」シリーズともに新規受注を着実に獲得したものの、短期利用の申し込みが多く、契約企業数は約500社と前期並みの水準にとどまった。
また、ソリューションサービス部門は、同15.8%減の1,384百万円となった。同部門の約8割を占めるEffyisの売上高が前述のとおり17.9%減収となったことに加えて、国内コンサルティング事業の縮小・撤退で133百万円の減収要因となったことが要因だ。一方で、インバウンド消費支援サービス事業は、「図解中国トレンドExpress」やカスタマイズレポート等の受注件数が順調に拡大し、前期比で98百万円増の120百万円となった。
なお、2016年12月期の事業進捗としては、中国子会社が中国テンセントの運営するポータルサイト「QQ.com」の教育チャンネルと共同で、中国最大の動画配信サイト「V.QQ.com(テンセントビデオ)」で配信される教育番組「大開眼界(英語名:enough seen)」の日本チャンネルにおける動画制作に関しての業務提携を行ったほか、ロケーションインテリジェンス事業を手掛ける(株)ナイトレイと共同で、位置情報とクチコミを掛け合わせた訪日外国人の消費動向に関するカスタマイズレポート「ロケーショントレンドレポート」を開発、販売を開始している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<NB>
2. 事業別売上動向
ホットリンク<3680>の部門別の売上動向を見ると、SaaSサービス部門は前期比0.9%増の795百万円となった。「クチコミ@係長」及び「e-mining」シリーズともに新規受注を着実に獲得したものの、短期利用の申し込みが多く、契約企業数は約500社と前期並みの水準にとどまった。
また、ソリューションサービス部門は、同15.8%減の1,384百万円となった。同部門の約8割を占めるEffyisの売上高が前述のとおり17.9%減収となったことに加えて、国内コンサルティング事業の縮小・撤退で133百万円の減収要因となったことが要因だ。一方で、インバウンド消費支援サービス事業は、「図解中国トレンドExpress」やカスタマイズレポート等の受注件数が順調に拡大し、前期比で98百万円増の120百万円となった。
なお、2016年12月期の事業進捗としては、中国子会社が中国テンセントの運営するポータルサイト「QQ.com」の教育チャンネルと共同で、中国最大の動画配信サイト「V.QQ.com(テンセントビデオ)」で配信される教育番組「大開眼界(英語名:enough seen)」の日本チャンネルにおける動画制作に関しての業務提携を行ったほか、ロケーションインテリジェンス事業を手掛ける(株)ナイトレイと共同で、位置情報とクチコミを掛け合わせた訪日外国人の消費動向に関するカスタマイズレポート「ロケーショントレンドレポート」を開発、販売を開始している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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