個人投資家わらしべ:クレステックは「マニュアル制作」海外展開の成長株【FISCOソーシャルレポーター】
[18/02/21]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
?-
※2018年2月19日22時に執筆
フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。
【急成長株の条件は独自性】
私はテンバガー(10倍株)にもなりえる人気銘柄の条件として他社の追随を許さない「独自性」を重視しております。
そういった「独自性」を持つ銘柄としてクレステック<7812>に注目してみたいと思います。
クレステック<7812>
JASDAQスタンダード
【事業内容】
マニュアルをはじめ、さまざまなコンテンツの企画・開発から、原稿執筆、翻訳、ローカライズ、さらに印刷・キッティング、再販代行まで一貫したサービスを世界規模で展開しています。
クレステックグループは1984年の創業以来、取扱説明書及び、サービスマン向けの修理マニュアル等のライティングからイラスト作成、データ組版、翻訳、印刷等のテクニカルドキュメンテーションのビジネスをベースに事業展開。現在では国内13拠点、海外10か国18拠点(子会社含む)とネットワークを構築し、川上のマーケットリサーチからドキュメ
ント制作支援システム開発、そして川下である梱包設計および、製造やアフターマーケットの領域まで、グローバル市場の中でトータルにサービスできる一気通貫の体制で顧客に多くのソリューションを提供しています。
※マニュアルの企画・制作から翻訳・印刷など世界規模でトータルソリューションを提供できる体制が同社の大きな強みとなっています。
【18年6月期第2四半期決算は売上高前期比17.2%増・営業利益3.2%増益】
2018年2月13日に開示された18年6月期第2四半期決算(連結)は売上高86.15億(前年同期比17.2%増)・営業利益3.94億(同3.2%増)経常利益3.99億(同5.6%減)・親会社に帰属する四半期純利益2.09憶(15.3%減)となっています。
※海外では特に東南アジア地域が大きく伸びており、売上高は34.74憶(対前同期比24.2%増)・セグメント利益2.24憶(同177.3%増)と伸長しています。
【スマートグラス用配信アプリ 「PORECT*(ポレクト)」をパッケージ販売】
同社は2017年9月15日よりスマートグラス(エプソン製MOVERIO)を使用してグループでARを楽しめる“体験型コンテンツ配信サービス”「PORECT(ポレクト)」の販売を開始しており「AR(拡張現実)」関連銘柄の一角と考えられます。
*PORECTとは、スマートグラスを介して人々を繋ぎ(connect)、コンテンツの同時体験によって感動をもたらす(porter)ことを目指して生まれた造語です。
■商品の特長
Android(TM)搭載のタブレットからエプソン製スマートグラス上のコンテンツの再生・停止を制御し、1台のタブレットからは最大20台までのスマートグラスを管理できます。主に観光ガイドや伝統芸能での観劇、工場見学ツアー等でご利用いただけます。ガイドによる音声案内にスマートグラスの映像コンテンツを付加することで、よりわかりやすい解説ができるようになります。
さらに、お手持ちの写真やビデオがそのままARコンテンツになります。360度カメラRICOH THETAで撮影した写真、ビデオであれば、それぞれのスマートグラスで利用者が向いている方向の映像が表示され、その場にいるような疑似体験が共有されます。
また、Microsoft(R) PowerPoint(R)で誰でも簡単にPORECTのコンテンツを作れる「マニュアルキット」を同梱いたしました。
【テクニカル的にはボトム圏・今期配当予想34円での配当利回りは2.99%と高い】
足元の株価は2018年2月19日の終値で1,138円(昨年来高値1,888円、昨年来安値865円)でありテクニカル的には底値圏、2018年2月14日の安値「1,012円」からのリバウンド局面と言えます。また、今期配当予想は「34円」(中間期17円・期末17円の合計)と発表されており配当利回りは2.99%と高いため底堅い銘柄と考えられます。
2015年には「2,676円」の高値をマークしており、ひとたび人気化すれば上値の高い銘柄と言えるでしょう。
株価:1,138円(2018年2月19日終値)
?-
執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ
<SK>