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天昇電気工業---1Q減益、のれん一括償却、新型自動車の量産開始準備に伴う先行経費を計上、19/3期通期は増収を見込む

注目トピックス 日本株
天昇電気工業<6776>は8日、2019年3月期第1四半期(18年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.2%減の35.82億円、営業利益が同36.7%減の1.74億円、経常利益が同33.4%減の1.92億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同72.3%減の0.54億円となった。

セグメント別では、日本成形関連事業は、自動車部品は昨年に引き続き堅調に推移した。雨水貯留浸透槽製品の売上高は新製品の販売開始に伴い、好調に推移した。売上高は前年同期比0.4%増の34.56億円、セグメント利益は、多量の新型自動車の量産開始に伴う先行経費の計上等により、同15.0%減の1.63億円となった。

中国成形関連事業は、物流産業資材及び機構品部品の売上拡大に努めているが、販売不振が持続し厳しい状況で推移した。売上高は前年同期比35.7%減の0.50億円となった。徹底した原価低減、販売管理費の削減等を推し進めたものの、セグメント損失は0.04億円(前年同期は0.00億円の利益)となった。

アメリカ成形関連事業は、当第1四半期において子会社化に伴うのれんを一括償却しており、セグメント損失は0.42億円となった。

不動産関連事業は、相模原市、伊賀市、伊那市の賃貸建物及び二本松市所在の土地から構成されている。売上高は前年同期比28.3%減の0.75億円、セグメント利益は同28.6%減の0.58億円となった。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比6.1%増の165.00億円、営業利益が同31.8%減の8.60億円、経常利益が同29.3%減の8.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.3%減の5.40億円とする期初計画を据え置いている。



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