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テラスカイ---1Q減収なるも、ソリューション事業が堅調に推移

注目トピックス 日本株
テラスカイ<3915>は15日、2022年2月期第1四半期(21年3月-5月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比4.3%減の28.01億円、営業利益は同60.6%減の1.26億円、経常利益は同61.3%減の1.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同97.5%減の0.53億円となった。

ソリューション事業の売上高は前年同期比4.1%増の24.28億円、セグメント利益(営業利益)は同12.2%減の3.63億円となった。Salesforceを中心としたクラウドサービスの導入開発案件が増加した。利益面では、量子コンピューター関連の研究開発を行うQuemix及び新たに設立したテラスカイテクノロジーズ、リベルスカイに積極的に投資を行ったことで減益となったものの、期初計画対比ではプラスで進捗している。

製品事業の売上高は前年同期比33.0%減の3.98億円、セグメント利益(営業利益)は同98.8%減の0.01億円となった。引き続き「DataSpider Cloud」「SkyVisualEditor」及び「mitoco(ミトコ)」の契約が堅調で、各サブスクリプション売上については増加した。しかし、2022年2月期第1四半期のプロジェクトで計上した「DataSpider Cloud」の大型プロジェクトによる初期導入売上が減少した。セグメント利益(営業利益)は、初期導入売上の減少、引き続きmitocoの機能開発へ積極投資していること、及び、OMLINE(オムリン)製品の本格営業展開のためソリューション事業から製品事業に人員を移管したことによるコスト増もあり、減益となった。

2022年2月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比18.1%増の131.59億円、営業利益は同31.2%減の5.36億円、経常利益は同32.9%減の5.23億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同91.6%減の2.06億円とする期初計画を据え置いている。




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